2021/3/12
朝から昨日食べた家系ラーメンのにんにくのことを考えていた。ラーメンではなくにんにくの方だ。考えれば考えるほどにんにくが無性に食べたくなってきてしまった。
たまらずにんにくドップリの店を検索し始めた。家系でも構わないのだが、昨日食べたばかりなので2日連続になってしまう。他にいい店はないかとネットを血眼になって探しまくった。
そして目に留まったのが以前から気になっていた「龍丸」という店。この店はいつもこゆきが行くガストの向かいにある。最近開業した店である。
食べログでの評価は高くない。しかし結構流行っているようだ。何でも「龍丸ラーメン」という二郎系を模したメニューもあるらしい。
こゆきは二郎系ラーメンというものを食べたことがない。噂で聞いたところでは「バカ盛である。にんにくや野菜や麺を無料で大盛りにしてくれる」こんなところだ。
このにんにくを大盛りにしてくれるという点が気に入った。そこで今回龍丸を尋ねてみることにした。
11時開店同時テロ決行!しかし一番乗りを確信していたこゆきの前を不届き者が一匹店の中へと消えていった。二番になっちゃった。。。蓮舫さん大喜び。
駐車場は店の前にあるが狭い。車で行くなら近くのイオンに停めた方が無難だ。イオンも車一杯だけどね~。
道路に挟まれた三角州のような土地に店はある
店先のひさしの中へ入るとすぐ右側に券売機がある。ここで券を買ってから店内へ入る仕組みになっている。狙いは当然「龍丸ラーメン850円」である。
850円で肉も卵も野菜も入っているので、他にトッピングを追加する必要がない。つまり850円で全て完結するのである。安い!
店内はカウンター席8つ、壁に向かって座るようになっている。めずらしい形式だが悪くない。
その他奥にテーブル席が幾つか壁を隔てて並んでいる。店内環境はこゆきごのみのユッタリめだ。
券を店員に渡すと「麺野菜にんにくが大盛りに出来るがどうする?」と聞いてくれる。こゆきは「野菜を大盛りではなく少し多めで。にんにくはどっさり入れてほしい」と伝えた。
汁の濃さや脂は普通にしておいた。ここの店員はハキハキしていて気持ちいい。昨日の家系の店員とは違う。
ラーメン登場まで10分くらいかかった。その間にもどんどん客が入ってきてカウンターはほぼいっぱいになった。
さて出て来たラーメンだが想像通りモヤシでタワーになっている。食べ切れるか不安になった。野菜大盛りにしなくてよがった~という歓喜の雄叫びを心の中で上げていた。我慢の出来た自分を褒めて上げたい。
ひぃ~~~!ど、ドカ盛り~!!!
モヤシばっか喰ってられっか~!⇦秘密の心の叫び
でも腹減ってる貧乏人にはたまんね~ビジュアル!
今日はこの二郎系を食べるために朝めしを我慢してきた。この位なら何とか食べられるだろう。
まず麺をすすりたかったが上にモヤシが山になっているので無理である。まずはモヤシ退治から始めた。
モヤシを汁に漬しモシャモシャポリポリ食べて行く。でも中々麺は現れなかった。モヤシはシャキシャキで水分を一杯含んでいるのでこゆきの満腹中枢を刺激した。
ようやく麺が現れたので無理やり引っ張り出してズルった。麺は固めで太くて平ぺったいものだったが汁の乗りもいいので粉っぽいこともない。ズルズルと食べ進んでいった。
そして汁を飲んでみた。麺や野菜を食べていた時にも感じていたが、この汁は味噌が入っている(と思われる)。色も味噌ラーメンそっくり。
二郎系は醤油だと聞いていたがここの店はなぜこんなに味噌っぽいのだろう。この店独自のものなのか?それとも味噌っぽく感じるが醤油なのか?
なぞは深まるばかりである。後でネットで調べても出てこないし混乱してしまった。
さて肝心のこの味噌っぽい汁であるが結構塩辛い。ただにんにくがドップリ入っているので引き寄せる力は十分だった。
例えばにんにくが入っていないことを仮定すると、う~~~む。。というレベルかも知れない。
野菜はモヤシの他にキャベツが少々、それに1センチの厚さのチャーシューがごっそり入っている。
はっきり言って追加でチャーシューを頼む奴の気が知れない位のデカさだった。これは食べごたえあり。
しかもドロドロの脂ではなく、しっかり肉感の残っている好感の持てるものだった。にんにくは刻んだものがタップリ入っており、にんにく好きのこゆきを感動させた。
最後の方は苦しかったが何とか全てを平らげた。汁は半分くらい残した。塩辛過ぎるからね。
食後の感想としては、腹が減っていて金のない時にはありがたき存在だと思う。味も「もういらね~!」とか吐き捨てるレベルではなく、十分食するに値する。
味噌醤油問題は残っているがそれは今度来た時にでも店員に聞いてみよう。
他で二郎系を食べたことがないので、この店の味が二郎系の中でどの位のランク付けなのかは不明である。今度別の店でも二郎系を食べてみようと思っている。
最後にこの龍丸には「鯛汐そば」というとても気になるメニューがある。その他にも居酒屋メニューが沢山あるので、今度はビール呑みながら居酒屋メニューで楽しんだ後鯛汐そばで締めてみたいと思っている。
今回は以上であ~る!にんにくばんざ~い!
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