ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

豊明市「オレンジハウス」~涙のミックスフライ定食 昼定食2連爆食ロード!パート2

2022/12/5

 前回の予告通り「こゆきの恥ずかし物語」を始めるとしようかの。つまらん話じゃ。

 刈谷の「高倉庵」でうまうま定食でうなった後帰途に就いた。しかし店を出た時まだ腹は6分目ほどだった。こゆきは少し考えた。このまま帰ってしまって後悔はないのかと。。。

 気が付いたら帰り道を大きく迂回していた。刈谷からならあそこは遠くない。そうだ京都へ行こう!

 

 こうしてこゆきは豊明の「オレンジハウス」の前に立った。牛カツとかポークステーキが頭をよぎる。腹は次の獲物を狙ってギュンギュンであった。中毒患者がフラフラと薬物に引き寄せられるようにこゆきは店の扉をバ~ンと開け放った。

 

 客入り7割といったところ。この人気店でお昼真っ盛りの時間帯としてはカソッていた。一番奥の席が空いていたのでドスった。壁に掛けてあるメニューを眺めるとフイにシーフードフライ定食がド~ンと目に入って来た。よっしゃ、これでいきまひょ!きっとうまいシーフード食わせてくれまっしゃろ。

 店主のあつし(仮名)に失礼のないよう「シーフードフライ定食900円」と申し渡した。ちなみにあつしとはこゆきが勝手に名付けた。御年80歳くらいのおじいさんである。

 このおじいさんかなり元気で精力的だと想像している。来客たちの舌をタンタンと唸らせる美味しい定食を次々と繰り出しオレンジハウスを名物店へと発展させた伝説的な人物である。ここら辺はこゆきな勝手な想像だから信用しないように。

 

 15分しないくらいでシーちゃんがやって来た。料理を見た途端こゆきは腹がいっぱいになってしまった。さっきまで食う気満々だったのに、獲物を狙うライオンの眼をしていたのに揚げ物を見た途端戦意を喪失してしまった。お恥ずかしい話でございます。情けないし申し訳ない。。

 でもこのまま何も手を付けずに店を出たらそれこそ失礼というもの。心を鬼にして魚フライに齧りついた。

 カリッと行くとやたらとコロモが固かった。成形されているし大味だし冷凍ものかも知れない。この店では肉関係はほぼ手作りなのでちょっと意外だった。それに戦意を喪失しているこゆきを更に畳み込むように十分かつジックリと揚げてあった。てゆうか揚げ過ぎ~!でもこんなことで根を上げてらんねえので汗をタラタラしながら頑張って頬張った。

 

 次にカニクリームコロッケを箸で二つに割った。これもやたらと形が整っており手作りとは思えなかった。でも口コミでは「おいし~い!」と人気だったので楽しみにしていたのだ。かけらを口に入れてみた。なんというでもないフツーの冷食のクリームコロッケのようだった。カニの風味は感じられなかった。

 

 フライ物は3つある。最後の砦エビフリャアをガブった。か、固い!コロモもエビの身もギッシリ詰まり杉君。なんでこんな風になるんだろう。身はかなり大きいし空腹ならうまかったカモ。でもこの辺りになるとこゆきはフラフラであった。

 

 ごはんは相変わらず固めでうまい。でも本日のこゆきちゃんには量が大杉だった。心で汗を流しながら喉に詰め込んだ。あつしの誠意の詰まったごはんをこんなふうに扱ってごめんね。

 

 そしてみそ汁のこと。元来オレンジハウスのごはんとみそ汁はとてもうまい。でもなぜか前回来た時からみそ汁がやたらと塩辛い。今回のは前回より辛かった。あつしどうしちゃったんだろ??他の客は何ともなさそうに啜っているので塩辛く感じているのはこゆきだけ???

2連爆食中でなければおいしかったのカモ

腹減ってたら、、、うまかったカモ

 オレンジハウスの名誉のために書いておくが、この店は何を食べてもうまいというのが通説である。こゆきもそう思ってきた。カキフライやポークソテーなんてこの値段でこのボリュームでこのお味って位尊敬出来るものだった。当然とても人気店である。

 今回のシーちゃんとみそ汁のことは何かの間違いとしておこう。そうしようそうしよう。🙈🙉🙊じゃ!!

 

 あつし~!何か悩み事でもあるんならこゆきにゲロっちゃいなよ。少しは楽になるよ!(余計なお世話じゃ!!)って言われそう。

 こうして胃で汗をかき、顔面からは鼻水と涙を垂れ流しつつすべてを食べ切ったこゆきは家路へと就くのであった。おわり

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刈谷市「高倉庵」~味噌煮込みうどんがうまいとは。。昼定食2連爆食ロード!パート1

2022/12/5

 うどんの名店「高倉庵」。きしめんは塩っ気きついが出汁が効いてていい感じだし、なんせカキフライが手作り感満載でとても好み。今回はカキフライでいくか、かつ丼で攻めるかとても悩んだ。とにかく店へ行って決めようと衆議院で可決された。

 

 11時過ぎこゆきさんは刈谷という町に立っていた。はるかに望むのはうどんの聖地「高倉庵」である。

なぜこの名店が侘びているのか理由おしえてケロ?

 車を降りるとすぐに玄関扉をガラった。誰もいなかったので一番奥の見晴らしのいい席にドスった。すぐメニューを手に取って吟味を開始した。

 かつ丼は捨て難かった。でもカキフライも食べたいし~両方頼むと揚げ物バカになっちゃうし~とても迷った。

 そこでランチメニューなるものを見てみると「カキフライ付き味噌煮込みランチ」というとても魅惑的なものを発見した。この際かつ丼にはどっかへ行ってもらってこれで勝負に出ることにした。

こゆきをハッとさせたランチメニュー

 水とオシボリを持って来てくれたおばさんに「カキフライ付き味噌煮込みランチ1,200円」と判決を申し渡した。

 

 約10分でランチが運ばれてきた。「こ、これは当たりだな!」とこゆきはピ~ンと来た。実にうまそうである。セット内容はごはん、味噌煮込みうどん、カキフライ野菜タルタル付き、タクアンという豪華キャスト。これにかつ煮が2、3切れ付いていればペキカンである。

カキ30個くらい食べたい!

 カキからいこうかうどんからやっつけるか迷い箸を泳がせながらうどんをつかみ上げた。麺を少々、油揚げを2枚、ねぎを2つほど小鉢にとり上から汁をタラった。そしてジュルった。いや~うまかったっす!なんというか地味にうまいというか派手さはないがじんわり腹腔に染み渡る味だった。

 味噌は控えめ、出汁タップリ、麺は細目&固さふんわり。喰っているとスーッと鼻から味噌と出汁の香りが抜けていく感じ。こいつは名品だ!

 ただうどんの器は小さく中身も少ない。このうどんならバケツ一杯でも食えそうなので残念である。でもうまいものは少しづつ食べるのが通なのカモ。

 うどんの具はねぎ、かまぼこ、しいたけ、油揚げ、生卵である。常々こゆきが提唱する「麺類には生卵は合わねえ!」説を引っ込める気はないが、今回は勝手に店側が入れてきたので仕方なかった。卵が潰れないよう慎重に食べ進めた。

 一つ残念なのはかしわが入っていないこと。これは痛かった。うどんにはかしわである!これが入っているのとないのではうどんの価値が変わってくる。残念至極でおじゃる。

東海市の「㐂代志」の強力なライバル出現!

 うまいうどんに舌鼓を打ちつつ、その先にあるカキフライにも目が行ってしまう。早く揚げたてを喰わなくては。。。揚げ物は時間との勝負だからね。

 カキにレモンを小便掛けし、タルタルを少々まぶしてパクった。い~味してます!とにかくこの店のカキは小粒だし臭みも少々残っているがこゆきの好みド直球なのだ。

 昔こゆきのママが作ってくれたカキフライを思い出させる。そんくらい手作り感がパない!ブラボー!!ブラボー!!ブラボー!!!(うるせいぞ!!!)。

こういうのでいいんだよ!いや、こういうのがいいんだ!

 ごはんは固めで炊かれており量は少ない。カキ食いながら全部食べてしまいそうだったが寸止めしておいた。なぜならこのうまい味噌煮込みの汁にぶち込みたいから。

 うどんの麺と具をあらかた食べたら、ごはんを土鍋にポチャった。ここんとこ重要だから覚えといてね。

 汁をごはんに掛けるんじゃなくて、ごはんを汁にぶち込む。とても大事なポイントだから帰ってから復習しておくように。よくごはんに汁掛けする人を見掛けるが良い子はマネしないように!

 さてこの段階で卵をブチャった。そして雑炊タ~イム!汁一滴ごはん一粒残さずドンナメしました。ごっつぉ~さん。

こちとら江戸っ子でえ!

 さてさて全部食べ切った後もうまさの余韻が残っているし、腹も6分目という感じだった。追加できしめんでも。。と妄想したがやめておいた。「定食食って、麺追加するバカがどこに居やがる!」って自分に言い聞かせた。スッと席を立ちお会計に向かいましたとさ。

 

 こゆきが来た時誰も居なかった店内は段々賑わいを見せ始めていた。横に座ったじいさん二人連れは二人ともかつ丼を頼んでいた。やっぱかつ丼喰いたいよ~~~!

 昼定食2食爆食ロード!パート2はまた明日。現在晩メシ抜きで本日の行いを懺悔ちう。

 

リンク先がねえっす!ゆるしてケロ

豊明市「松屋」~ついに待望のうどんメニュー登場!!

2022/11/30

 皆さんこんにちはご機嫌いかがでしょうか。今日は松屋の新メニューを紹介したいと思います。一体何かと言えば「うどん」どすっ!だってうどん大好きだから。大したことなくてごめんね。

 

 松屋の公式サイトのメニューの欄に「うどん」の文字があることをご存知の方も大勢いらっしゃると思う。サイトを見た限りではこのうどんは全国の松屋で発売されているような錯覚を受ける。

 しかし実際には松屋のうどんは関西地方のみで売っているだけである(2年位前の話)。今はトンキン方面でも売っているらしい。

 こゆきはまんまとこの罠にかかり松屋のうどんを求めて何軒も愛知の松屋を巡ったことがある。当然うどんなどどこにもなかった。。。悲しい思い出である。松屋よ!もう少し分かり易いサイト作成を心掛けんかい!

 

 そういった苦い記憶を引きずりながら本日何気な~く松屋のサイトをのぞいていると「な、なんと!11/29いい肉の日より『店舗限定ネギたっぷり肉うどんを発売いたします』」と告知しているではないか。でも店舗限定だしど~せ愛知県では売らねえんだろ!と思いつつ対象店舗を検索していくと「あった!!」のであ~~~る。

 よく前を通る豊明店でも食べられるようだ。こりゃ行くしかねえべ!んだべ、んだべってことで早速13時過ぎに松屋の扉をガラった。

松屋&松のや

松屋は常にいい仕事をしている 株買っちゃうカモ 優待券ほしいし~!

 この店に入るのは初めて。松屋と松のやが併設されている店舗だ。入口を入るとすぐ券売機が2台並んでいる。そのうちの左側の券ちゃんにかじりついた。

 すぐうどん探しを始めた。ところが、、ない!モニターのどこを探してもない!「どうなってんねん」と店員に聞こうとしたがとても忙しそうだった。取り付く島もなさそうである。ということで諦めました。。。すごすごと店を出てきた。またしても松屋にヤラレちゃった感パなかった。怒りしかなかった。イカ耳だわ!!

 店から出て帰ろうとした瞬間だった。目に立て看板が飛び込んできた。裏側から見ていたので何の看板かわからなかった。表に回って確認すると「ネギたっぷり肉うどん」の写真と文字がデカデカと。「あるんじゃねえか~~~!!!」と興奮した。

隠してたの??こゆきが悪いの??

 でも券売機にはなかったしなあ~と思いつつダメもとで店内に戻った。そして2台並んだ券ちゃんをよく見ると左側は「松のや」、右側は「松屋」用となっていた。。。まぎらわしいやっちゃ!一見さんには見分けつかんわ!!

 松屋の方の券ちゃんを操作するとバ~ンとうどんの文字が現れた。これでもう安心。「ネギたっぷり肉うどん580円」のボタンを押した。この他「ネギたっぷりかきたま肉うどん630円」もあるようだ。今回は初なのでたまご抜きにしてみた。

 

 システムがよくわからなかったので店員に聞くと「席に座って大人しくしていれば自動で番号が呼び出されるのでそれまで待機せよ」とのことだった。大人しく席に座って待っていた。10分もたたないうちにチャイムが鳴りこゆきの番号が表示された。すぐ取りに行った。

 受け取ったうどんは神々しかった。待望の松屋のうどんである。今まで何年待っていたことか。わざわざ大阪まで松屋のうどん喰いに行こうかと迷っていたほどだ。これほどこゆきをトリコにしたんだから松っちゃんもうどん冥利に尽きるってもんでえ!

 これを読んでいる人々は「たかが松屋のうどんじゃん!」って思うかも知れない。こゆきもそう思う。でも苦しい時を経験した者にしかわからない喜びの瞬間なのである。

 

 まずビジュアルからご紹介しよう。ネギたっぷりというだけありネギはドサッている。そして肉もいっぱい乗ってけつかる。肉は牛めしの肉を使っているそうだ。うどんの量は適量。一般的な量だ。どう考えてもうまそうな風情をしている。

 例えば半年禁欲していたオスがメスを見る目をこゆきはしていたかも知れない。こゆきメスなんだけど。。その位欲望をかき立てるオーラが出ていた。

 

 最初に汁をジュルった。うっめ~!肉のうまみも溶け出しているし、化学調味料のパなさも著しく気に入った。出汁もしっかり効いているし、出汁と肉汁と化調の黄金比率がたまんねえ!

 麺をツルった。うどんの名店とは比較にはならないが悪くない。ドロッと溶け出してしまう麺もあるが、そういった安物麺感は皆無だった。なか卯よりマシかも。

 ネギはたっぷりだが固い。もう少し白ネギ部分を所望したい。香りもあまりなかった。ネギ臭いのがこゆき様の好みである。

 肉は牛めしそのまま。牛めし単品も頼もうか迷ったけどこれで十分だった。目をつぶっていればうどんを除けて喰えば牛めし?って感じだった。思わず紅ショウガブッコみそうになった。小ご飯があるといいカモ。

 軽快に楽しくおいしくズルった後汁を全部ナメった。久しぶりのドンナメである。そこまでの味か~!と言われればその通りである。でもこゆき様はいたく気に入った!今後もナメナメしに現れるだろう。

ぎうどんのうどんバージョン

これ喰ってにゃんちゃんが一匹やられたそうじゃ

 この豊明店は松のや併設となっているのでとんかつやチキンカツなんかもある。エビフリャアもある。深夜や早朝サケりたくなったらいいかも知んない!

 

 関係のない話だが、この松屋のすぐ近くにあるうどんの名店「十四明」がお昼真っ最中だというのに準備中になっていた。店内は照明が点いているし定休日でもないし何かあったのだろうか。とっても心配なこゆきちゃんでした。だって十四明のうどん、おいしいもん!!

松屋 豊明店
〒470-1121 愛知県豊明市西川町島原8-7
500円(平均)500円(ランチ平均)
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瑞穂区「角誠」~とってもフシ~ギな麺類食堂

2022/11/24

 今回はサクッといきます。

 先日「みそか三河屋」を訪れた際、すぐ近くに古びた重厚なたたずまいの店を発見した。店の前を通り掛ったのは10時半ごろだったが暖簾がパタっていた。「もしかして、もう営業中??」という疑問を抱きながら、後ろ髪を引かれる思いで三河屋へ入ったというわけである。

 

 で、今回この店を調査してみた。10時半という中途半端な時間に店に到着した。やはり暖簾はパタパタしていた。ガラッと扉を開けた。

暖簾出てるが、入ったら許しを乞うこと!

 照明も付けず薄暗い店内の一番奥にばあちゃんが座っていた。不安になり「まだ早いでちゅか?」と聞くとばあちゃんは「まあ、ええよ」と答えてくれた。ということで遠慮なしに店の中央のテーブルにドスった。

 

 うどんとかつ煮が食べたかったがかつ煮はなかった。ばあちゃんに「かつ丼のごはん抜きは出来るか?」と尋ねてみた。するとばあちゃんは「そんなことは出来ん!だったらとんかつ定食でも食っとけ」と言う。

 いろいろ言葉の齟齬があり、どうもうまく会話が嚙み合わない。そこでこゆきは「親子なんばうどん700円」と申し渡した。そのあともまたややこしい会話が続いたが親子なんば一本でケリが付いた。

 こゆきはばあちゃんがうどんを作ってくれている間「こんなにはよ~来ておもさげねっす!」と連発した。ばあちゃんは電気代やいろんな物価が上がったので困っていると心情を吐露してくれた。そう言われるとこゆきは早く来てごめんね~と謝った。

 

 10分くらいで手際よくばあちゃんはうどんを出してくれた。うどんは鶏肉と溶き卵のうどんだった。ビジュアルはまあまあ。まず溶き卵付き鶏肉をパクった。う~ん、少し鶏肉が古いような。。。決して次回から鶏肉関係に積極的に近づいて行こうとは思わせない風味だった。

 出汁は感じられる。汁の色は少々薄め。でもネット口コミに書いてあったような関西風とは違うような。。醤油は結構感じられた。

 まずいのかと問われれば否!このレベルなら近所にあれば毎日通ってもOKなところ。ただこゆきの期待値が高すぎたということ。

 こゆきがうどんを喰っていると何を思ったかばあちゃんはご飯を差し出してきた。こゆきは「いや~要らないっすよ」と答えるしかなかった。かつ丼のアタマを所望してごはんを貰ってもねえ。

ばあちゃんが一生懸命に作ってくれたので汁まで全部飲んだ えらい???

 5分で喰って700円払って出てきた。ばあちゃんはこゆきの後で入って来た仕入業者との話の中で「もう店閉めようか、、、」とか言っていた。

 頑張って!踏ん張って!とこゆきは云いたい。今度は11時過ぎてからビール吞んだくれてたくさん肴食べて最後に麺を〆るから!こんな素敵な店が消えていくことは耐えられない。どうかいつまでも。。。

 

 この店はこゆきが良く見るユーチューバーの動画でも紹介されている。店に着いてから思い出した。

 ちなみにばあちゃんに聞いたところでは開店時間は不明。暖簾は早くから出しているがあんまり早く来て迷惑かけるなよ!

 今度は5千円くらいバク飲み食いする予定なので店やめちゃやだよ!

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瑞穂区「みそかつの三河屋」~とんかつっていやぁ~カラシにソースだろ!あ~ん??

2022/11/21

 今日はぜんっぜんとんかつを喰う予定も気持ちもなかった。でもネットでとんかつの写真見てから気持ちは変わった。心とはコロコロ変わるものなり!

 今回訪れたのはみそかつで名高い瑞穂区の「三河屋」である。サザエさんに出てくるサブちゃんの三河屋は食料品店のようだが、こちらはとんかつ一筋80年の吉野家も真っ青の名門店である。

 本当に80年なのかは知らない。調べてもいないし店の人に聞いたわけでもない。ただそんなオーラが出ていたので書いてみた。

 

 この店は10時50分という微妙な時間に開店を迎える。そこでこゆきは急いで開店時間に間に合うよう歩を進めたというわけじゃ。ちょうど10時50分頃に店の前に到着した。行列はなかった。ホッとした。。でも怪しい人物を発見した。

 その人物は店の前で写真撮影などを行っており、もしかするとこのミシュニャンを真似したミシュランガイドの調査員カモ。。。断然競争心が芽生えた。こゆきはその人物の後ろにピッタリ張り付いて店の中へ入った。

ここの前は何度も通ったことがある いつもうまそうなオーラが立っていた

なんの飾りっけもねえが質実剛健でうまさの要素が滲み出ている

 店員はこゆきとその人物を同一グループと勘違いしたらしい。「お二人ですか?」と尋ねられた。こゆきは指を一本立て「ちっちっちっ、どシングルであ~る!」と答えた。前のミシュラン調査員も困ったように「一人だ」と答えていた。

 

 この店の接客はとても良かった。店の入口の間口は狭いが中はかなり広かった。「お好きな席へどうぞ」というので遠慮なく一番奥の6人掛けのテーブルにドスった。ドスドスドスッとくらあ!

 茶を持って来てくれたおばさんに間髪を入れず「味噌かつ定食1,050円、大瓶ビール680円」と流れるように注文を入れた。

 ここへ着くまでの長い道中つくづく考えたが「せっかく味噌かつの名店なのだから、今日はあまり好きではない味噌かつで勝負してみよう」と決めていたのだ。

 でもカラシまぶしたりソース掛けたりもしてみたいし~とかウジウジ迷っていた。そこでおばさんに「ここは最初から味噌を掛けてくるんでちゅか?」と恐る恐る聞いてみた。すると「別々ですよ~」とありがたいお言葉。これで両方味わえるってもんでぇ!

 

 トイレへ行って戻ってみるとビールが用意されていた。みんな大好き「スッパドラ~イ!」である。本日はビールはやめておこうと思っていた。サケなんて良識ある者がお昼から呑むもんじゃねえ!って思っていた。でも注文の際勝手に口からさえずりの如く出てしまった。その結果がスッパドライとは。。。

 すぐゴキュリを開始した。汗かいて歩いてきたのでうまいったりゃありゃしない。スッパドライでもいい!って思えた。

なんでこんな色のラベルなんですかねえ、、まさに金属風の味を表現しているとか

 そしてそのあとすぐ待望の味噌かつ定食が登場した。ちょっと早すぎ~!早杉君は嫌われるわよ!

 定食内容は「かつ&キャベツ、小うどん、野菜の小鉢、ごはん、味噌たれ」というもの。見た目はヒジョ~に食欲をかき立てるものだった。

見た目の満足感は孝志!

 まずうどんからいってみた。のびちゃ~しめえだから。このうどん中々のものだった。うどん第一主義のこゆきが言うんだから間違いない。関西風の薄味で出汁がしっかり効いている奴。麺はヤワヤワだがそこはご愛敬。だって定食に付いてきたんだから。

 ただ許せなかったのは、箸か丼かどこからか漂ってくる微かな化粧水の臭いだった。こいつは勘弁してほしかった。

 前にも書いたがこゆきは化粧水や洗剤や薬品の臭いにはヒジョ~に鼻が利く。ねこなんだから人間の何倍も嗅ぎ分けることが出来る。わずかに残っている化粧水の臭いなどツンツン感知してしまうわ!

 まあ臭いのことはさておいてうどんは一気にズルった。汁は後でお吸いもの代わりに飲むため残しておいた。臭い問題さえなければここのうどんは後日改めてメインに据えて食べてみたいところ。この店は麺類も結構充実している。

予測通り出汁はギュンギュンに効いていた

 次にかつを一切れ取り上げた。まずは何もつけずにパクった。うん、うまい!!コロモは中ぐらいの粗さ加減、油は植物油を使っているそうでサッパリしている。肉は厚さが適度。ヒジョ~に美味しいとんかつだった。ただここでも新たな問題が提起された。

 なんだかかつがぬるいんでやんす。しかも揚げたてならかつの切れ目からジュクジュク油や脂なんかが湧き上がってくると思うのだが全くなかった。

 異常な提供の早さと何か因果関係があるのだろうか。例えば~揚げ置きとか。。。とんかつの名店にこんなことを言っては失礼かもしれないが疑念は残る。

 他の客の料理も異常な早さで提供されていた。さっきのミシュランの調査員はかつ丼を頼んでいたがこいつも出てくるのが早かった。この早さは注文入ってから揚げていたのでは尋常ではない。しかしここはあくまでこゆきの推測であ~る。

 もしかしたら料理人の熟練の技でパパッと揚げられているのかも知れない。でももうこの問題はこれでやめておく。

 かつは10切れほどある。面積はハガキ2枚ほどの大きさである。お次はカラシ&ソースでいってみた。やはりうまい!やっぱかつはソースが王道でしょ!って納得させられる味だった。

 このままだと全部カラソースで食べ切ってしまいそうなので、せっかくの味噌たれを無駄にしないようミソってみた。これもうまい!

 でもこゆきにはちとアマちゃんだったかなあ。。もう少し渋みとか酸味があったら「味噌もいいっす!!」ってことになったんだけど。だけどせっかく大将が作ってくれた味噌たれなんでドブ漬けしたりして楽しんだよ。

 もう一つこゆきの好きな食べ方がある。それは醤油&カラシ。塩オンリ~もいいけど、醤油カラシも捨てがたい。

もう少し熱々だと百点あげちゃうじょ~!

味噌でドブってみた こゆきがみそでドブるなんて、、、

 かつをミソったり、ソース垂らしたり、ごはんに備え付けの沢庵乗せたりして大いにパクって呑んだ。20分くらいで全てが完了した。いろいろ不満もあったけどさすがは人気店だけのことはある。合格じゃ!

うまいごはんと沢庵!これでにっぽんの食卓は成り立ってきた!

 書き忘れたけどごはんはしっかりとんかつ仕様に固めに炊かれていた。こういう風味のいいごはんはうれしいものだ。今回ごはん少な目で頼むのを忘れてしまったが、小食のこゆきを完食に導いてくれるおいしさだった。

 

 総額1,730円。ビールを吞んでしまったので高くなってしまったが朕は満足であ~る!

 こゆきが帰るミシュランの調査員の方はすでに姿を消していた。またいつぞやお会いしましょう!

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大府市「あっ晴れ」~つけてミソ、かけてミソの二郎系味噌らーめん

2022/11/20

 今日はラーメンのみで楽しむつもり。最近金たくさん使い過ぎてるから。ということで向かったのは大府の「あっ晴れ」。二郎インスパイア系の中でも愛知ではかなり上位にくるレベルの店。

 てゆうかこゆきは他で二郎系を食べたことがないので本当の実力は分からない。ただ食べて損はないと思っている。

 

 12時半前フラ~りと店に到着した。遠くから観察したが並んでいる愚か者どもはいなかったので安心した。そっこ~で店の中へ駈け込んだ。

人類最強の吉田沙保里も通った至学館大学横の噴水

カスの殿堂「ラッキープラザ」が見えてきた!

並んでいる奴ぁ~いねえ!遺影!

帰り際に撮った写真 おいしかったですぅ~

 券売機で「味噌らーめん950円、味玉100円」の券を買った。普段からこゆきは「麺類には卵は合わねえ!」と叫びまくっている。なのに今回は卵を追加した。なぜなら味噌らーめんには卵がマッチングするからだ。

 てゆうより味噌には卵と言いたいほどだ。しかも味玉である。生卵ではないので味の希薄化も抑えられる。それに山喜ではみそ中華には必ず卵を入れてもらう。ここ大事なポイントね!

 元来味噌は卵との相性がいい。味噌汁に卵ポッチャンしてご覧なさい。一気にただの味噌汁が栄養満点な味噌スープへレベルアップする。この場合使用する卵は当然生卵である。

 「味噌麺類には茹で卵!お味噌汁なら生卵!!」ほらっ!みんなも合唱してみて!!!しっかり心に焼き付けておくように!

 

 店員に券を渡し指定された席に腰掛けた。そして「麺固め、にんにくレベル3、野菜でら盛り0円」と言い渡した。ランチタイムなら野菜のでら盛りがタダとなっている。

 10分でやって来た。まずはもやしの前菜から取り掛かった。もやし食べないと麺が顔出さないから。

 山盛りのにんにくを汁に溶かし込んでその汁にもやしを漬けてシャリシャリやっていく。もやしがごちそうに変わっている。元々こゆきはそれほどもやし君に思い入れはない。でもあっ晴れとラーメン福のもやしは大好きだ。とにかく汁ともやしの相性がいいから。

 もやしの他に玉ねぎのみじん切りもタップリ入っている。玉ねぎとニンニクは同じ臭い強烈系。こゆきの大好きな奴。こっちもシャリっていった。

 

 やっと麵が顔を出したのでブリュンとバキュームすればいや~うまいこと!固めで頼んだので粉っぽいがこの汁にこの麺あり!って感じ。ゴワゴワしてて食べ応えあったなあ。

 焼豚は肉質引き締まったサッパリ系。でもそれなりに脂身もあってバランスがいい。どこぞのアブラギッシュ一辺倒の焼豚とは全然違う。

 しかもしかもあっ晴れの味噌らーめんには挽肉が入っている。こいつがいいんでやんす!味噌らーめんったら挽肉でしょ、ひきにく!!味噌に挽肉は最強コンビだ。しかも別にうまい焼豚があるんだからこれ以上何を望むのか?

最初はこのもやし見てゲロりを心配したほどだった

今じゃあこれ見ると食欲全開になってきやがる!

多分この店では味噌が最強じゃね

 10分くらいで片づけました。未練がましく汁をチュルっていたが全部飲み干すのはやめておいた。また健康で元気に食べたいからね。

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南区「大雅」~魚のうまいうどん屋さん

2022/11/19

 タイガー、大雅、たいが、魚の料理ならタイガーにおまかせ!ってくらい魚がうまい!何屋さんかというとうどん屋さんである。

 でもうどんはそれ程でもないような気がする。これはあくまでこゆきの感想である。うどんはタイガー!と決めている人もいると思うのでそれにチャチを入れるつもりはない。今日はそのタイガーでカキフライと刺身を所望いたす所存でござんす。

 タイガーと言ったら「カキフライ!」と言う位の名店である。ついでに書いておくとタイガーと聞けば「刺身!!!」と復唱してしまうほどの魚の穴場である。

 

 13時40分頃こゆきはタイガーに到着した。先客は8割ほど。さすがに土曜日ではお昼時を外しても客いっぱいのようだ。テーブル席に座りたかったが諦めてカウンターにドスッた。ドスこいっ!!

 店に入ってきてまずはボードをじっくり眺めた。タイガーは定番のメニュー以外にも隠し玉をたくさん持っている。それらを吟味いたしたわけじゃ。ボードは入口の外にもある。ほぼ同じことが書いてあるが、微妙に違うことがあるから気おちゅけてね!

 

 いつもだと店内にディスプレーのように並べられているカニがなかった。この店、ずらりと店内にカニを飾るのを趣味としている。カニ将軍も真っ青だ。なんせ本物のカニ飾ってんだから。

 ワタリガニや毛ガニが並んでいる様は壮観だ。漁港市場へ来たかと錯覚するくらいだ。もちろんそれらは注文が可能だ。

 いろいろ考えた。。討論の限りを尽くした。。。その結果出たのが「生ビール大770円、カキフライ単品1,540円、フグの唐揚げ770円、まぐろユッケ560円(店内にはこいつは550円と提示されていた)」というものだった。まるで居酒屋の注文のようだ。

 ほんと~~~のところは、まぐろユッケの代わりに刺し盛にいきたかったがこれだと値段が跳ね上がる。値段だけのことはある刺身を出してくれるが今日は小便してやった。あ、間違えた!かんべんしてやった。

 

 ここの店員はおばさんたち4人くらいと大将がいるようだ。おばばたちは接客ヨシ!パリパリ働いている。

 さて先ずは出てきた生ビール大を喉を鳴らしてゴキュった!ゴキュった後食べ物を探したがまだ出てこないので更にゴキュった。いくらゴキュゴキュしても喰うものが無いのでさらにさらにゴキュゴキュゴキュ~~ンとやっていた。もうビールが空になりそうだ。

これの2倍くらいのがいいんじゃね、すぐ空になっからよ!

 10分くらいでまぐろユッケがバ~ンと出てきた。ユッケと言うから卵が乗っていた。卵をつぶしてまぐろをツルると一気に口の中に爽快感が拡がった。やっぱタイガーの刺身はうまい!

 新鮮と言う一言で片づけるのは勿体ない。目利きが効く人物が選んだ魚と言うべきだろう。その目利きが出してくれた刺身だ、不味かろうはずがない。

まぐろの山かけはなかったが、まぐろユッケ!これいい!!

 マグロっているとすぐカキフライがやって来た。もう少し間を考えてほしい。おちおちマグロっていられやしない。だってフライ物は出てきたらすぐ食べないと。。

 と、考えているとこれまたフグの唐揚げが登場した。く~~~泣かせよる!次から次へとこゆきを困らせてきよる。どっから手ぇ~出せばいいのか分からへんがな!こゆきの困る姿を楽しんでらっしゃるんやろ。

 テーブルの上は揚げ物でいっぱいになってしまった。まずはフグからいった。

 フグに関してはこゆきは思い入れがある。最初に本格的にフグを喰ったのが福井の敦賀。こいつがうまくなかった。フルコースで頼んだが何を喰ってもうまくなかった。フグとはまずいものという先入観が出来てしまった。

 それから何年か後大阪でフグを食べた。こいつがうまかった!何を喰ってもどれをチューチューしてもうまさしかない。もうフグ天国だった。それからフグは慎重に選ぼうと考えるようになった。

 その時食べたフグ料理の中で唐揚げが今でも印象に残っている。ジュクジュクと湧き出るフグのうまみ。極楽だった。

 そういったフグの唐揚げへの思い入れのあるこゆきだが今回のフグは???当たり障りのない言葉で書けば「まーまー」だった。。。パサッているしジュクジュク感はなかった。フグのうまみもあまりしなかった。値段的に考えるとしかたないのかなあ、、、

フグの種類にもよるのかなあ?

決して不味くはない 時期が悪いのか?

 次、カキやろう!ここの衣は粒子が大きめ。これはこゆきの好みとは少しずれている。でもカキ本体のうまみは相変わらず健在だった。

 まだはしりなのでカキつぶ自体はあまり大きくない。でも臭みは皆無だし、全体のバランスがいい。やっぱタイガーはカキフライの店と認定しておこう。

写真じゃ伝わんないね!キョ~ミある方は実食を

 なによりカキフライに付いてくるポテサラっぽいものがとてもいい仕事をしている。タルタルはないがこいつが代わりを務めてくれる。タル代わりにこいつをカキに乗せてパクる。充実した時間が送れること間違いない。

 レモンを絞ったり、醬油をタラったりいろいろな食べ方で楽しんだ。黄金パターンはレモン&タルかな。

このトロっとしたポテサラっぽいものが肝!ってかこいつの命

カキにこう乗せてパクる!ここは洋食屋さんケ!!

 フライたちの量はタップリある。ビールがすぐ無くなったので熱燗880円を頼んだ。銘柄は剣菱である。剣菱は大衆酒の中では上位グループ。大関とか月桂冠とはレベルが違う。

ありゃま、ボケてますね~いい仕事してます!

 様々な方法で食事を楽しんでいたがまだ揚げ物たちは残っていた。更に最初に出てきたまぐユッケも笑っている。この後どうするかなあという問題が持ち上がった。

 こゆきとしてはごはんにまぐろを乗せてサクッといきたい。でもタイガーはごはん単品はない。かといって丼物はもう入らない。麺類頼もうか悩んでいたが諦めた。帰ろうと決めた。

 残っていたフライとまぐろをバクって剣菱をビシッと片付けたら席を立った。総額4,520円。い、意外と高いのねん!まあ承知の上だが。。明日から粗末な麺でもすすろうかのう。。。

 

 池、池、タイガ~(タイガ~)、タイガ~マ~ス~クぅ~~!知ってか??タイガーの主題歌。こゆきは最近VODで全編制覇!

 伊達直人と申しまちゅ!ちびったハウスの良い子のみんなへ「小便漏らさず早く寝ろよ!」ウワァッㇵッハッハッ~!ではまた明日会おう!!

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大府市「三平うどん」~から揚げの名店でかつ丼のアタマ喰ってみた

2022/11/17

 懲りもせず今日も有松の「とんかつ新」へ行ってみた。前回「11/7よりしばらくの間臨時休業」となっていたが、復活したのか気になったのだ。

新はこのマップのすぐ近くにある

 12時半過ぎ新の店先に立った。でも依然として閉店しているようだ。残念だが仕方ない。そこで近くでメシれるところを探したがこの辺りはあまり店がない。新の道路を挟んだ向かいに「栄龍」があるのみだ。

 栄龍でも良かったのだが今回は少し離れた大府市うどん屋まで歩いて行くことにした。その距離約2キロ。微妙な距離である。

 

 新から国道23号線方面へ向かい、有名な古物商「キンブル」の横を通り過ぎるとそのうどん屋はある。その名を「三平うどん」という。このミシュニャンでは登場済みである。

 この店、うどんの味は並だがから揚げがうまい!かなり上質な部類に入るから揚げを食べさせてくれる。こゆきは以前店でカラった後お持ち帰りまでしたことがある。そんくらいうまい!嘘じゃないからみんなも食ってミソ。

 

 13時近くに三ちゃんへとうちゃっ君。平日のこんな時間でも店は混んでいた。かろうじてカウンターへ座り、愛想のいいきれいなお姉さんに注文をブチかました。

この店の外観は写真に撮りにくい

 こゆきは「かつ煮」が食べたかった。でもメニューにはない。そこでキレねえさんに「かつ煮ないの?かつ丼のアタマのやつ」と聞いてみた。キレねえは「かつ煮はないが、かつ丼のアタマとごはんを分離することは出来る」と言う。こゆきは「じゃあ分離してもらってごはんは少なめで」と頼んだ。

 てえことで注文は「かつ丼分離方式900円、月見とろろ400円、大瓶ビール590円」と相成った。あとできしめんをすすろうって寸法でぇ!

 

 まずビールがやって来た。うれしいことにエビスビールである。こゆきはエビスが日本のビールの中で1、2番目に好き。赤星と双璧をなす。自然とエビス顔になった。

 しかもビールには味噌奴が付いてきた。こいつはうれしかった。このビールの値段でおつまみ付とは豪勢だねえ!豪快にゴキュって奴をツルった。冷たくてうめえ~!

その昔エビスを愛したねこが居たという

 続いて月見とろろがどんと差し出された。量もタップリで名前の如く卵の黄身が乗っている。

 ただ残念なことに醤油かタレだか知らんが先にぶっかけられていた。こういう味調整は自分でしたい派のこゆきは少し不満だった。結局自分でも醤油をぶっかけるんだから一緒のことかもしれないが、微妙な量加減は己でやりたいのでアリんす。

ぶっかけられてしまった、、、ひどい!!

 そしてすぐかつ丼分離方式が登場したのでまじまじと眺めた。うまそうなカツが卵と玉ねぎをまとっている。色は少々黒っぽく味付けが強そうに感じた。

 このかつ丼にはキューちゃんと小うどんが付いてきた。後できしめんという夢は消えた。まあこれは仕方のない誤算としておこう。

 

 まず残っていた月見とろろをごはんにぶっかけた。とろろ丼の出来上がり。ジュリュリュ~ンとバキュームすればうまいことこの上なし!ここにマグ差しなんかがあったらたまんないね。

 

 次に肝心のかつ丼のアタマだが、こいつは今一つだった。まず見て感じた通り味付けがくどい。そして肉質がコリコリと固い。他の店と比べれば至って普通クンだがもう少し頑張ってほしいところ。

 

 最後にうどん、この店では初めてうどんを食べた。今まできしめんしか食べたことがなかった。きしめんの麺はウスウスビロビロのコンド~麵でこゆき好み。しかしうどんは少し様子が違っていた。とにかくブヨブヨと柔い!汁に溶け出してしまいそうなほど麺に締まりがない。これはダメでしょ。茹で置きか??

 汁は出汁が効いているが、出汁を煮過ぎ。少しえぐみが出ていた。きしめん喰った時にはあまり感じなかったので今日だけかも知れないが気を抜かないでほしい。

あまりブタ臭もなかったし、肉固かったっす!

ブヨってやがった

かつ丼分離方式 キレねえありがと!

 20分ほどで全部腹へ納めてサッサと席を立った。長居したいのはやまやまだが、とにかく次々来客がやって来る。平日の13時過ぎとは思えなかった。だから席を空けた。

 客たちで注文が多かったのはかつ丼かな。こゆきには合わなかったが大衆にはちょうどいい味なのかも。

 接客もいいし、メニューもいろいろだし、味も悪くないので人気店なんでしょう。そういえば量もたっぷりちゃん。子連れや肉体系労働者はワシワシ喰らいついていた。

 今後もこゆきは三ちゃんを訪れるでしょう。あのから揚げとビールだけでも十分通う価値がある!

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大府市「ガスト」~韓国ごはんフェア開催ちう!!

2022/11/16

 ただいまガストでは韓国グルメをどお~んと打ち出している。特に目玉は参鶏湯らしい。こゆきは参鶏湯が大好きだ。ガストのエサに飛びついて釣られてあげてみた。

 本日の目的は第一に「参鶏湯」、第二に「ハッピーアワー」、第三が「カキフライ」となっている。10時半から始まるハッピーアワーはまさにハッピーとしかいえない。アル中患者の垂涎の的だ。これがなかったらガスト行く意味な~し!!

大衆の味方 接客はピカ一

 10時半ぴったんこに店内侵入。いつもの一番奥まった席に腰掛けた。こんな時間なので客は半分ほど。当然ハッピーになっている奴はいない。

 タッチパネルでピッピッピッと注文を済ませた。予定通り「参鶏湯989円、カキフライ824円、生ビール329円、フランスパン110円」でいってみた。

 よく見ると生ビールの値段が上がっている。以前はハッピー中は220円だったが百円以上上がっている。時勢柄仕方ないのかも。他のものもガストにしては高く感じた。

タッチしちゃうぞ!

 まずは生ビールがやって来た。おなじみアサヒスッパドラ~イである。スカイラークグループではブランド店舗毎にビールの銘柄が違う。他のブランド店舗なら一番搾りとかプレモルがあるのだが、ガストはスッパドラ~イのみ。他に選択肢はねえ!一緒に付いてくる柿ピーと共にポリっゴキュった。

柿ピーの提供は順次終了となっているからね、注意が必要だよパパ!

 5分ほどするといきなりロボットが現れこゆきの前に立った。そして「お待たせしました。料理をお取り下さい。」とか抜かしやがった。

 持ってきたのはカキフライ。こいつを立ちあがって客が自分でテーブルに運んで最後に頭をタッチしてやる方式になっている。ヒジョ~に面倒な奴!これで人手不足解消になるのだろうか。

 

 受け取ったカキフライをパクった。元々ガストのカキフライは好きなのだが、その理由はタルタルが意外に手作り感があってうまいからだ。カキ自体はそれほどのものではない。熱いうちにバクバク腹へ収納した。

タルタルがいい!カキは、カキは、、、い~わない!!

 そうしていると更に5分くらいで参鶏湯とパンがやって来た。ついにメインディッシュの登場だ。こいつらもロボが運んできた。メンド~なことこの上ない!

 参鶏湯は見た目煮物のようだった。明らかにこゆきが頭の中で思い描いていたものとは相違していた。まあとにかくと小皿に取り分け汁をジュルってみた。う~ん、なんか鍋物用の出来合いの汁を使って作った醤油鍋のような味だった。

 具はいろいろ入っている。鶏肉は云うに及ばず、まいたけ、白菜、なめたけ、木の実等いっぱい。参鶏湯というよりキノコ鍋のようだった。

 鶏肉からのうまみも他の物から出た出汁で分からなくなっている。参鶏湯という概念を消してキノコ鍋として摂取していくより他なさそうであった。

キノコ鍋はっけ~~~ん!いっただきま~~~す!!

 カキ食って鍋食い切るとパンが残ってしまった。そこで追加注文することにした。「ミニビーフシチュー494円、生ビール329円、ハイボール濃い目384円」にした。ちゃっかり酒も上乗せした。せっかくハッピーアワーなので飲酒は義務である。

 シチューが来たのでパンをこすり付けてパクった。パンはいい香りがしてシチューとの相性は抜群だった。ただこのシチュー少々煮込み過ぎのような。。。くどい味だった。ビーフはスジ肉がふんだんに使われており高級感のかけらもなかった。あたりまえのことか、この値段、ガストなんだから、、、

最初は名古屋名物どて煮かと思ったでおじゃる

ガストもサイゼもパンはうまいねえ

 でも時々ガストはこれはうめえ!ってメニューを安い値段で出してきやがるから油断出来ねえ!!常時要観察である。

 まあガストは朝から気軽にパーティーを開けるありがたい場所なんだから味のことは内緒にしないとね!

 こんだけ飲み食いして3,459円!ありがたくお支払いを済ませました。また次回も宜しくお願い致しま~す。

 

 しかし本日のこゆきの横のテーブル一つ置いた席のリーマンはうざかった。ず~~~~~っと電話で会話しっぱなし!こゆきの前の席では「融資がどうとか、店をこうしたいとか」どうやら不動産屋と店を開きたい若者がバトルってやがった。

 今コロナ第8波が始まったというのに「食べる時以外のマスク着用、会話は控えめに!」って原則はどこ行った。当然こいつらはノーマスク!!!

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南区「ラーメン福」~急激に禁断症状に襲われ福へ!

2022/11/16

 午前中たらふく飲み食いし、家に帰って来てからまったりとスコッチをたしなんでいた。もう今日は何処へも出掛ける気はない。しっかり寛いでいた。

 しかしどうだろう、しばらくすると急にラーメン福のことが頭に浮かんできた。鼻先に福のラーメンの臭いまで漂ってきやがった!もうこゆきを止めることは誰にも出来なかった。

 

 15時半過ぎ福の店の前に立った。停まっている車は少ない。よ~し、ということで店内へニョッキリ身を入れた。

こんなに人が少ない福は初めてカモ~!

 端っこの席に座り店員に「ビール500円、特製ラーメン850円、餃子350円」と言い渡した。

 本日は前回いなかった愛嬌なしの(こんなこと書くと炎上してしまいそうなので〈威勢のいい〉と記しておく)あんちゃんがいた。このあんちゃんがいる日はなぜかラーメンがうまい!愛嬌なくても味が良くなるならいてもらわないと。。。

 

 5分でスポンッって音とともにビールがやって来た。この音はビールの栓を抜く音である。いい音してやがった。銘柄は嫌いなスッパドラ~イ。でも他にないんだから仕方ない。スッパイ顔してゴキュった。

アサヒ、スッパドラ~~~イ!スッパイじょ~!

 そしてそのあとすぐ特製ラーメンが出てきた。先に餃子でビアりたかったが、こうなったらラーメンのモヤシシャキリながらビアるのみ。シャキシャキグビグビしてやりました。

 

 それから5分ほどで餃子が顔を出した。早速小皿にタレとラー油をタップリ注いで熱々の餃子をパクった。にんにくが強烈に効いていてうまいこと!福では今後餃子を外すことは考えられない。

 ただ残念なことは福には酢がない。こゆき特製の餃子のタレ「スコラー」を作ることが出来ない。ここはヒジョ~に残念なところ。

 何回も書いているが小皿に酢を大量に入れ上からコショーをこれでもか!って位掛け、最後にラー油をタップリ注いだものがスコラー。餃子のタレは一切使わない。うまいからみんなもやってミソ。

ニンニク強烈餃子ランキング2位!

 餃子を熱いうちに全部パクった。ビールは食後用にコップ一杯だけ残しラーメンを本格的にチュルリ始めた。いややっぱうまいわ!今日は愛嬌なしあんちゃんが作ってくれたからうまいんでちゅか??

真珠湾攻撃成功「ブタ!ブタ!ブタ!」

 10分で片づけてあんちゃんに「ごち!」と言って支払いを済ませた。この時のあんちゃんは善良な市民に変わっていた。ちょっと複雑。

 

 とにかく福のラーメンって汁からブタの臭いがブヒって来る。そんでもってその汁を飲むとブタの味が口の中に拡がる。ブタマニアにはたまんねえ逸品だ。本日のブタラーメンも結構なお味でございました。ごちそうさま。

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緑区「栄龍」~とんかつ新が臨時休業だったので緊急避難

2022/11/10

 前回お世話になった桶狭間の「とんかつ新」へリタ~ンしてきた。店の開店時間は11時半なのでそれにピッタリ合わせて店の前に立った。と、ところが、「11月7日よりしばらくの間休業します」と張り紙がしてあった。。。

 (せっかくブヒろうと思ってやって来たのに徒労に終わってしまった。この辺りに他でブヒることの出来る店はなさそうだし。。。)

 一体何があったのでしょう!老夫婦二人でやっているのでどちらかが体調を崩したとか??それともほかに何かの理由で休業を余儀なくされているのかも。いずれにしても何事もなく再営業されることを望みます。まあゆっくりお休み下さい。

 

 ということで新は諦め、踵を返して大府市の「三平うどん」へ向かうことにした。新の店の前で回れ右をした。そして目に飛び込んできたのが今回緊急避難することになる「栄龍」である。

 もともとこの栄龍はグーグルマップでも評価はいい!結構な人気店のようだ。気にはなっていた。で、突撃を決行することになった。

 三平うどんはまたいづれ。。三ちゃんも唐揚げうまいから!近いうちにペロリに行くよ!

 

 11時半過ぎという微妙な時間帯に店に入った。混んでいるカモと心配していたが店内はおやじ二人だけ。カウンターの一番端へ腰掛けた。店員はおばばとおじじのみ。ここも老夫婦で営んでいるようだ。

 なんだか日本の老齢化がとても感じられる。個人店ってどこも老夫婦でやっているところ多いからとても心配になってくる。特にうどん屋。こゆきちゃんはこういった個人店がとても好きなので、どうかいつまでもお元気で店を続けて下さいと言ってあげたい。

店の前は狭い道路だからデッカイ車で来ないでよ!

こんな渋い店は永遠に続いてほしい

 店内は狭い。カウンター席10席ほど。椅子の間隔がとて~も狭い!でも今はコロナ対策のためか2つの椅子が一人用となっていて仕切り板が置いてある。だからそれほど窮屈感はなかった。小上がりの席は3つほど。床面積から考えると客席が大杉君のように感じた。

 駐車場の存在は分からない。今日は歩いて行ってきたので気にもしなかった。たぶん、、ない!!この辺りは家が建て込んでいるし道路の配置も複雑だしねえ。

 でで、バぁ~バぁに早速注文を入れた。「瓶ビール大650円、鶏のから揚げ800円、あとでラーメン頼むからね♡」と言っておいた。

栄龍の全めにう カレーラーメンがそそるが

肉の天ぷらが気になるぅ~~!!

 まずビールが出てきた。サッポロの黒ラベルだ。大瓶なので存在感があるぅ~!そんですぐにから揚げが出てきた。ここの料理提供スピードはF1並みだ。

 ビールをゴクり、から揚げをカリった。歩いてきたので当然ルービはバカうま。他の客で飲酒しているやつぁ~いねえ!いや~まったく愉快だった。

 から揚げは揚げたてジュウジュウ。ただそれほど飛んで喜ぶほどのものでもなかった。まあ揚げたてなんで全く文句はない。ガリっパリッゴキュっって感じだった。昼のビールはたまらんねえ。

最初おばばが持って来てくれた時特大瓶かと錯覚した!そん位大きいんでやんす

揚げたてジュウジュウなので文句はねえ

 あらかたから揚げを片付けたところで〆のラーメンを頼んだ。「味噌バターラーメン750円」でいってみた。

 頼んで5分くらいでおじじが「あいよ!」ってラーメンを差し出した。は、速杉君!うやうやしく受け取ってマザマザとラーメンを眺めた。見たところ汁はサッパリ系。汁に浮かんでいる白菜は生のように見えた。

 では、と汁を呑んでみた。やっぱりアッサリ系だった。中毒になるような濃厚なものではないが、きちんと出汁の味がする好感の持てるアッサリさだった。こういうのこゆきはかなり好き!

 麺は多分茹で置きしていると思うがのびてはいないし麺臭もあるしうまかった。毎日食べても飽きないですよぉ~って感じかな。

 具は白菜(生)、もやし(生)、にら(生)、にんじん(生)の生4兄弟。それにコーン(加熱)、焼豚(加熱)の加熱2兄弟。

 野菜は生なのでどうかなあと心配したが心配ご無用でした。シャッキリしていてこれはこれでうまい!北海道人なら「いいんでないかい!」って感じでシャキシャキうまかった。

 焼豚は薄くて小さかったが、昨今やたらとデカくて分厚い焼豚を何枚も乗せる店もある中「うすかろ~、やすかろ~」で勝負に出る栄龍に拍手を送る。まあ普通クンだったと記しておこう。

濃厚疲れのあ・な・た!どうですか?心の垢が落ちますよ!

味噌にはバターって昔からの言い伝えじゃ!

 呑んで喰ってゲプッて20分くらいで店を出た。あまり長いしては地元民の憩いの場を奪ってしまうから。

 合計2,200円という微妙な値段となったが気持ちよくお支払いを済ませた。おじじもおばばも元気で頑張って下さい。

 もし今後「とんかつ新」へ出向き、臨時休業の際の緊急避難先としては打ってつけである。なんでも炒飯とか天津飯とかかなりうまいらしいし、興味は尽きない!

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緑区「とんかつ新」~かなり評判のとんかつ屋さんを調査してみた

2022/11/4

 今日は朝からブイブイ騒いでいた。なにをブヒっていたかというとこれから評判のとんかつ屋に調査に入るからだ。だから心のブタが騒ぎ出すのだ。かなりの期待感を持っている。そのくらいネットでは評判がいい。

 

 11時25分店の駐車場に入った。開店は11時半となっている。時計が11時30分を指したと同時に車を降り店の扉に手を掛けた。

ブヒーブヒーと言いつつ店内へ

11月から値上げだじょ~~~

 入店すると「いらっしゃい!」の掛け声がない。店のおばばは業者との話で忙しいらしい。

 こゆきが「どこでもいいの?」と聞くと「カウンターにしてくれ」とめんどくさそうにいう。その通りにした。

 

 気持ちを切り替えて注文を考えた。グーグルマップのメニュー写真では「黒豚ジャンボロースかつ定食」というヨダレダラダラものを見たが、実際の店の壁のメニューにはどこにもなかった。この店では小冊子のメニューはない。すべて壁に書いて貼ってあるのみ。

 店に来る前にはほぼ黒豚で心は決まっていたがないなら仕方ない。ヒレカツでいってみっか。と思った瞬間目に「カキフライ定食」の文字が飛び込んできた。

 カキフライ第一主義のこゆきちゃんはグラついた。一瞬「カキ・・・」と言いかけたがグッとこらえて「ランチの豚ヒレカツ定食のみそ汁をとん汁に変更1,265円」とオーダーした。トンカツ&とん汁のブヒブヒ三昧にしてみた。ブタが聞いたら怒っちゃう!

 この店11月から値上げしたそうだ。壁にそう掲示してある。ネット情報から得た以前の値段に比べると一気に200円くらいアップしている。おばばはそのことをしきりに気にしていたが、あまり気にしなくていいのでは。

 オーダー後大人しくカウンターで料理を待っていると次から次へと来客がやって来た。これじゃあゆっくりサケることも出来ないだろうねえ。そんなことしたらおばばにおん出されそう。

 ちなみにこの店のオシボリは小さな紙オシボリ。とんかつというアブラギッシュなものを食べる時は布のしっかりしたオシボリが欲しいものだ。このことは後で汗まみれになりつくづく実感した。

 15分ほど待たされただろうか。その間想像していた店内の油のギト付く臭いの襲撃は少なかった。この点は評価高し。服や髪に油の臭いが付くとたまらない。

 

 登場した定食はネットの写真通りだった。ヒレカツがすでに真っ二つに切り裂かれており、肉の内部がこんにちわしている。

 この切り方はどうなのだろうか?せっかくの熱々のカツがすぐ冷めてしまうのでは?肉汁が流れてしまうのでは??といろんな疑問符が付く。

 カツの他にキャベツの千切り、小盛のポテサラ、きゅうり、からしといったプレート内容。定食にはごはん(中盛くらいかな、こゆきには大目)、とん汁(+165円でみそ汁から変更)、きゅうりのQ太郎が付いてくる。

 まずとん汁からずずーッと啜ってみた。味付けはマイルド。出汁も効いているし具もいっぱい。里芋が入っていたことはポイント高し。でもかつやのとん汁と比べてどうや?って聞かれると返答に困るってレベル。でもブタいっぱいだった。ブヒりたい奴は食べるがいい!

 次に肝心のカツをバグッといってみた。肉は当然柔らかい。ヒレ特有のブタ臭もいい。でもやっぱり冷めてしまっているようだ。

 こいつあ~早いとこ食べないとヤバいことになりそうだ。なんせカツの量が多い。熱が逃げないうちに始末しないとと焦った。。

 カツは合計6枚。薄く切られているがコロモも含めると厚さ約1センチ。十分厚い。しかも1枚の面積はハガキを少し小さくしたくらい。全体量はこゆきの想像をはるかに超えていた。

 目もうつろにカツを口に押し込み、汁を吸い、キャベツをシャリった。。。汗が流れ放題だった。こうなるともう快楽が苦痛へ変わっていく。

 何とかごはんとカツと汁は片付けて、キャベツを少し残し席を立った。ポテサラには手が出なかったことは言うまでもない。

こんなに大きいなんて、、、

ここはパセリか???

 おばばに笑われないよう平静を装いつつ「またすぐ来るぜ!」って顔をしてお会計を済ました。

 この店はドカ食いヤロ~の聖地だったのかも知れない。事前調査が甘かったと反省しております。日ごろからブイブイブヒーってメシを求めている奴にはサイコ~の店だ。

 最後に書いておくが、量さえ間違えなければ味は悪くない。肉もいいものを使っていると思う。メニューには黒豚、カキ、牛カツ等ヨダレジュルジュル物がたくさん揃っている。おばばの接客と品目に細心の注意を払えばうまくて腹一杯になること請け合い!

 こゆきは今度はカキフライでいくつもり!(ひえ~また行くつもりかえ!!)

 駐車場は店前に6台くらいだが1台の駐車幅はとても狭いので高級車でお越しの際は注意ちてね!

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南区「めん工房ちから」~歩いて、呑んで、喰って、チュルった!

2022/11/3

 本日はこのミシュニャンガイド1つ星店の「ふじ田屋」を襲撃するはずだった。ふじ田屋で揚げ出し豆腐とか板わさつまんでビアった後とり南蛮うどんで〆るはずだった。だから遠距離ノロノロ歩いてきた。

 ふじ田屋まであと少しというところで気付いてしまった。何に気付いたのかというと「そういや、ふじ田屋のすぐ近くにめん工房ちからがあるじゃん!」ということだった。

 ふじ田屋へ行く気満々だったが急に考え込んでしまった。だって「ふじ田屋って結構混むし~!酒の肴も少ないし~!昼からサケってやがる奴は見掛けないし~!」どうしよう?

 「ちからなら肴はいっぱいあるし、休日でも混んでないし、ゆっくりサケれそう」そう思うと簡単に方針は変更されてしまった。ちからへGO!である。こゆきの執念などこんなものである。

 

 12時53分ちからの前に立った。駐車場は車でいっぱいだった。もしかしたら混んでるカモ、ひょっとすると行列カモ、と考えつつ店のドアをガラるとちゃんと席が空いている。しかも大好物のテーブル席も一つ空いている。ラッキーでしたね。やはりこの店は穴場かも知れない。

昼の居酒屋「さけ工房ちから」

 店の一番奥のテーブルにドカッと腰掛けた。遠いとこ歩いてきたのでクタクタだった。しかもじんわり汗ばんでいる。絶好のビアり日和である。

 おばばを呼び寄せ指令を出した。「まぐろ山かけ594円、冷奴297円、大瓶ビールキリン682円」以上であ~る!後でうどん頼むからねと付け加えておいた。

 

 ここの料理提供までの時間は長い。ビールもなかなか来なかった。10分くらいでビールがやって来た。ついでに付き出しのフキの煮物もやって来た。早速グビッた。そしてフキをシャキシャキした。食前酒としてはサイコ~だった。

キリンとアサヒを選択可 当然キリン!キリッ

付き出し こういうのうれしいよね

 ビールが来てから10分ほどでまぐろ山かけと冷奴が突然現れた。なんだか料理の登場がいつも突然なんだよね。

 まずはまぐちゃんからパクった。そりゃ~うめえわな!これ嫌いな奴いるの?まぐろはそれなりに鮮度良さそうだし、とろろもネバってけつかる!パクっズルっを繰り返した。これごはんに掛けたらサイコ~のご馳走だ。

 奴は至って普通。量は半丁くらい。良く冷えていたので汗ばんだ体には心地よかった。

まぐろの山かけ嫌いな人は病院で診てもらった方がいい!ぜひそうしなさい

冷奴はみんなの味方!

 さてあらかたつまんで吞んだら〆をどうするか悩んだ。かつ関係に行きたかったが、かつは明日食べる予定。今日は我慢することにした。ということで結局選んだのは「天ぷらきしめん847円」となった。

 

 更に待つこと10分くらいで天ぷらきしめんがやって来た。きしめんは例の如く実にシンプル。わかめとかまぼことねぎのみ。

 まずはクンクンしてやった。出汁臭は前回より弱め。汁をジュルってみると少し雑味というか酸味がある。前より味が落ちているカモ。でも落ちていると言ってもおいしく食べられるレベル。ありがたくチュルチュルやらしてもらった。

見た目は期待しかなかったが、、、

麺は極薄 破れちゃう

 そしてきしめんに付いてきた天ぷらだが、タネはサツマイモとカボチャとエビ。こゆきな嫌いなイモ、カボチャの天ぷらだったのでガッカリした。やっぱここはナスとかキノコ類の天ぷら出してきてほしかった。

 念のため書いておくが、こゆきはイモやカボチャが憎いわけではない。他の料理法なら好きだ。でも天ぷらにしちゃ~しめえだ!

 天ぷらの衣はパリパリだった。スナック菓子をパリっているようだった。天ぷらは今度からやめておこうかなと思わせるスリル感があった。

パリカリ好きな人ならいいカモ!!こゆきはサクッと派

 全部腹に収納して席を立ってレジへ向かった。おばばは「2,420円でごぜ~ます」とおっしゃった。こゆきははいはいと言って支払いを済ませた。いろいろ不満もあるがまたちけえうちに寄らせてもらうぜ!

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大府市「山喜うどん」~みそ中華の頂点を極めたいなら行くべし!

2022/11/2

 ご無沙汰だった山喜へツラを出してみた。みそのうどんか中華麺が食べたかったのだ。「中華にすべきか、、、うどんでいくべきか、、、」ここが最大の悩みどころだった。

 どちらにしても間違いはない!中華麺はプイ~ンといい香りが香ってくるプリプリの麺だし、うどんも柔いけどシンのしっかりした優れもの。迷いながら店へ向かった。

 

 店に着いたのは9時42分。でもまだ営業時間外の札が掛かっていた。あたりを周回すること3回転で9時58分となりやっと営業中の札が出た。疲れた~。いつもより遅いじゃん!

 店内に入るとすでに二人のじいさんが席に座っていた。この店の開店時間は10時となっている。10時前に入店する大バカ者はツウと決まっている。もちろんこゆきもツウである。

 でも今までこの時間帯に入って先客がいたことはほぼなかった。なぜこんな時間にじいさんたちはメシっているのか?それは!実は先日テレビで山喜が紹介されてしまっていたのだ。

 恐らくじいさんたちはそれを見て「おおっ、すぐ行くべ!」「はよ行かんとヤバいんちゃうか!」という危機感を持って店を訪れたのだろう。

 全くテレビも余計なことをしてけつかる。今までテレビで紹介されて突如大行列を発生させる店を見てきた。大してうまくもないのに大人気店に変身してしまう。常連からしたら迷惑以外何物でもない!

 まあ山喜の場合もとから超人気店なのでお昼時は行列常習犯なのだが。。でも朝くらい過疎っていてほしい。。。

 

 席に座ってさっそく注文を繰り出した。うどんと中華で迷っていたが結論は出ていたのだ。「みそ中華480円、卵60円、天ぷら120円、ご飯160円」という豪華版である。総額820円。

 ここでご飯の代わりにざる中華という2麺喰いの手もあったが、今回はあくまでみそを味わい尽くそうという戦法でいってみた。

 約10分でテーブルは埋め尽くされた。いつもより時間が掛かったのはなぜだろう?やはり先客のせいだろうか。こゆきが待っている間にも何人かの来客があった。テレビの魔力おそるべし!

 

 さて、テーブルを埋め尽くしたのはもちろんこゆきが頼んだものたちである。山喜では天ぷらや卵を別皿で持って来てくれる。ここは重要ポイントである。

 別皿なのでまずは素のままのみその汁を味わえる。ここがうれしい。かってに卵をポッチャンしてこないからじっくりミソることが出来る。このみそ汁がうまい!!

 まずは当然みそ汁をゾゾぉ~っと吸い込んだ。「いや~いいですねえ、日本の朝!」という素朴な気持ちにさせてくれる。出汁の香りと味がツ~ンと駆け巡る。

 

 麺をバキュればシコシコと弾力があり、いい麺臭が香ってくる。中華にして良かった!と思える瞬間である。

 別皿の天ぷらをカリカリしつつみそ汁チュ~チュ~してると心が現れる気持じゃ!

 

 麺が少なくなってきたところでご飯をみそ汁にボッチャンじゃ。そして卵を投入しておじやの出来上がり。さあ召し上がれ!

 参考までに山喜の卵は温泉卵となっている。だから卵を投入したからと言って勝手に汁と卵が混ざり合うことはない。自分の好きな時好きな量を混ぜ合わすことが可能となっている。ここ、重要ポイント2だからね。よく覚えといて。

 麺を喰った後おじやで〆る。これは麺喰い道の極致である。うまかったですね~最後の一粒までご飯をムシャった。ご飯には沢庵が付いてくる。これがまたいいんでやんす!口の中を爽やかにしてくれる。

山喜定食登場

 5分で喰ったらソッコ~でご帰還じゃ!これが山喜の掟であ~る!喰ったら去ぬ!!メシったらいつまでも未練がましく座ってんじゃなくて「立つ!払う!去ぬ!!」こいつが江戸っ子でぇ!!!

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東海市「㐂代志」~みそ煮込みうどんでポッカポカ!

 「きぃ~いよぉしぃ~♪こ~のよぉるぅ~♬」と歌いながら駆け込んだのは東海市の名店「㐂代志」である。

 皆さんご存知のうどんの大人気店であり、このミシュニャンでも先日取り上げたところだ。

 

 最近朝晩急速に冷たくなり、いよいよみそ煮込みうどんが本領を発揮する季節になってきた。

 本日こゆきは朝早くから「今日は㐂代志でみそ煮込み!」「男はあんた、キヨシ!!キヨシっ!!!!!」と呪文を唱えて開店時間を待っていた。

 

 開店時間が近づいてきたので車に乗って出掛けた。開店時間5分前に店の駐車場に入った。しかしすでに4台ほどの車が停まっていた。

 平日のこんな時間からご苦労なこっちゃなあと思いつつ入り口へ向かった。ちょうどこゆきが車を停めた瞬間に暖簾がハタめいたのを見逃さなかったのだ。

 車の中でノロっている奴らをブチ抜いて2番目に御入場となった。すぐにこゆきさんの指定席へ腰を下ろした。

 

 席に座ってすかさずピンポ~ンを鳴らして店員を呼んだ。この日1番目のピンポンである。すでに注文は決まっているのだ。当然みそ煮込みうどんであ~る!

 ただうどんのトッピングを何にするか迷った。天ぷらは捨てがたいが高い。本日はお安く仕上げることにしていたので「みそ煮込みうどんを親子で950円。それに半ライス100円」というケチ臭いオーダーとなった。

 普段ならかしわのみで卵は頼まないが今日は特に寒いので栄養をつけるため親子にしてみた。

 それにうどんにはかしわ!これさえあればあとはなくても何とかなる。その位かしわはうどん界で重鎮として君臨している。かしわの脂が浮いてるうどんの出し汁想像すると食欲が万倍になるわ!

 

 15分ほど待っただろうか。マグマのようにグツグツいいながらこゆきのみそ煮込みがやって来た。

 脇に半ライスと漬物を従えている。まさに壮観だった。このオーダーで正解だったと思った。勝利を確信したと言ってもいい。

すてき~っ!

 まずみそ煮込みうどんを紹介しよう。具材はかしわ、卵、ねぎ、油揚げ、かまぼこ、しいたけ、それに余計にも天かすがすでにパラってある。天かすは好みで入れさせてもらいたいものである。

 かしわは量がタップリ、油揚げもたくさん入っている。ねぎは少なめ、かまぼこ2枚、しいたけは一個だけ。麺の量は控えめといったところ。

 

 まず麺を何本か小鉢にとり、ねぎを少々、油揚げを1切れその上からみその汁をたっぷりかけてチュルルぅ~~~っ!といってみた。

 相変わらずうまい麺だ。一般的にみそ煮込みの麺は固い。でも㐂代志の麺は少し柔らか目。こゆきは固い麺が好きだがこれなら全然OK!てゆうかかなり好感が持てた。

 若干細めだがみそ煮込みらしい麺の固さは感じられた。なんちゅうか麺を噛みしめた時最後に麺の緩やかな抵抗といったものを感じるとでも言ったらいいのか。。。

 

 汁はまことやや山本屋に比べるとみそ感が少ない。代わりに出汁がかなり香ってくる。

 みそ煮込みってどちらかというとみそが主役で出汁は脇役って感じだけど、ここのはどちらかというと出汁勝負って感じ。好みによっては物足りなく感じる人もいるかも知れない。でもこゆきは満足だった。

 かしわはこれでもかって位入っていたし、しいたけとかまぼこがうまかったし文句ありましぇん!

 ただ天かすは最初から有無を言わさず入れるのはやめてほしい。そこんとこよく頭に入れといて!マーカーで色付けるなり付箋貼るなりしてチェックしておくこと。

バブリーなお方

小鉢に取り分け南蛮を掛けてみたっちゃ!

 さて麺と具をあらかた片付けたらいよいようどん喰いのクライマックス「雑炊タイム」だ!

 ごはん茶碗をうどん丼の上でパカッと反転させる。当然ごはんは汁の中にドサる。そしてごはんはうどんの残り汁をチュウチュウ吸っていく。すると立派なネコマンマが出来上がる。うまいうどん汁を一滴も残さずペロるにはこのやり方が最適だ。

 よくごはん茶碗のごはんにチョボチョボ汁を掛ける愚か者を見掛けるが、それじゃあ汁が残っちまうだろ!ってんだ!!

 それにうどん汁の中にはまだ具の残りカスやうどんの切れ端がいっぱいある。この栄養の宝庫を食べない手はない!このお下品で不健康な食べ方が憲法第9条にも記されていることを知る者は少ない。

 

 さてさてこのネコマンマだが当然ご飯粒一粒、汁一滴も残さずジュルったことは言うまでもないが一つだけ難点があった。それはやっぱり卵は要らなかったってこと。

 うどんを食べている時は一切卵には手を出さなかった。最後のネコマの段階で初めて卵をつぶしてチュウチュウした。なんだか旨ジルが薄くなってしまった気がした。

 こゆきは常々麺類に生卵は邪道であると唱えてきた。ただみそ関係の麺類だけは目をつぶってきた。

 でも今回はみそ感が弱い汁だったので卵により汁が予想以上に薄まってしまったのだろう。この部分だけ汚点を残した。有終を汚してしまった。。。

 

 最後になるが㐂代志ではごはんを頼むと勝手に漬物が付いてくる。この漬物がかなりうまい!

 野菜の端切れなんかを浅漬けにしたものらしいが、うどんと雑炊のお供に最適だ。シャリシャリして〆は冷たい玄米茶をゴっクンした。うまかったです!もうこの頃にはこゆきは汗ジャブジャブだった。

秘伝㐂代志のこうこ

 この㐂代志は一つ星付けてもいいレベル。でももう一回だけサケりながら普通のうどん喰って結論出すつもり。

 でもササは「お一人様一本だけ」らしい。。。しかもビールしかないし~!

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