ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド うどん㉚ 宮きしめんと冷製おすましきしめん小 目的はきしめんか参拝か?

2019/9/12

 言わずと知れた宮きしめん。過行く夏の名残を追いかけて温と冷のきしめん食べ比べ。どちらに軍配は上がるのか!

 

 こ、こんにちは。睡眠障害のこゆきちゃんだよ。今朝は3時前に目が覚めて、それからずっと店探し。きしめんが食べたかったので、早朝から営業しているうどん屋を手当たり次第検索した。

 最終的に南区笠寺観音近くにある「ゆたかや本店」を目指すことにした。8時開店である。8時半過ぎに店の近くまでやって来た。道路は朝のラッシュで激混みである。

 店の駐車場を探して徘徊したが見つからない。ネットでは間違いなくこの辺りのはずなんだが、という場所をくまなく探したが見つからない。仕方ないのでコインパーキングに停めた。この辺り路地が狭くとても路駐は出来ない。

 車を降りて店へ足早に急いだ。店の前に来ると半分シャッターが降りている。まさか臨時休業かと身構えたが暖簾は出ていた。店内に入ってみた。

 奥からバアさんが出てきたので「やってまちゅか?」と尋ねた。バアさんはコクリとうなずいた。着席して更に質問した。「うどんは食べれまちゅか?」「モーニングのうどんならある」とのことだった。モーニングの内容を見せてもらうと味噌うどんミニといろいろセットになったもののようだ。きしめんはない。

 食う気が失せたので失礼を詫びて店を出た。ネットの情報だけでは限界がある事を思い知らされる。ということで3時から悩み抜いた末の結論は吹き飛んだ。

 これからどうするか?大府のげんきの郷のげんき亭へ行くか?いやいやここからでは距離があり過ぎる。そこで思い浮かんだのが熱田神宮内の「宮きしめん」だった。これしかない!と思い車に飛び乗った。駐車料金は100円。何もしてないのに金を取られてしまった。

 

熱田神宮に着くと前回に比べて駐車場も境内もガラガラだった。すぐにでも宮きしめんに突入したかったが、バチが当たるのが怖かったので本宮を参拝した。賽銭を入れて頭を下げて「ママ達とうまく行きますように!宮きしめんいただきます!」と祈願報告した。この間1秒、いや0.5秒かも知れない。こりゃ厳しいお叱りを受けそうだなと思いつつも、足はきしめんに向かっていた。

 店内に入ると先客はオサーン2人だけ。平日のこんな時間にきしめん食ってるやつぁーこんなんばっかだわ!平日ということもあり店員も5人ほどだった。

 受付のオババに「宮きしめんと冷製おすましきしめん小」を注文。朝からダブルきしめんである。でもここのきしめんは量が少ないし、一方は小だから大丈夫でしょ、と自分に言い聞かせた。5分ほどで同時に出来上がった。

 

たまらないビジュアルである。のびるといけないので早速あったかい方から食べ始めた。

ズロロ~、ジュリュジュリュ~!!静寂な中を麺をすする音が響き渡った。なぜか痛い視線を感じた。お構いなしに麺をすすり込み時々汁をチュ~と吸い上げた。いい出汁でてます。

 麺は分厚いがそんなことは忘れてしまうほどうまい!あっという間にどんぶりが空になった。どんぶりナメナメが終わると冷たい方に取り掛かった。

色は薄いがしっかり出汁の効いた関西風を期待したが、味も薄かった。ノーマルには入っていないとろろ昆布や湯葉が邪魔である。何とか汁の神髄を見極めたかったがトロコンの味が強くてよくわからない。そのくらい弱い味付だということかも知れない。

 冷たい方を食べているとさすがに腹が張ってくるのが分かる。何とか完食したが汁は残した。やはりノーマルきしめんに限るようだ。温の勝ち~!

 代金は1,400円。たっけぇ~!これにて本日の任務完了。一目散で逃げ帰ってきた。あ~ちゅかれた、、、店のリンク貼りたいけどどうしても出来ない。なんで?