ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド うどん㉛ 鳥南蛮つけ麺 パチンコでスッカラカンになった後食べたもの

2019/9/20

 以前からいつかはお邪魔したいと思っていたお店を訪問しました。名古屋市緑区の徳重にある「銀三」という麺類の専門店です。かなり評判がいいので楽しみです。この期待を裏切らないことを切に願います。

 

 他人の不幸が大好物なテメーらに報告だ!マイジャグで32,000円放出だ!!!どうだうまいか!腹一杯になったか!!!もうやめじゃ!!!!!こゆきの前で2度と話題出すんじゃねえぞ!

 パチンコへ行く前に11時にはパチ屋を出て予定の店に行こうと考えていた。しかしもしジャグが連荘しちゃったら中止もやむなしとも考えていた。結果は早く予定の店へ行け!とイエス様が言っているようだ。

 11時5分にゴミ捨て場を出発。11時半開店なのでその前には到着したいと車を飛ばす。11時29分という絶妙な時間に到着した。ところが店の前の駐車場がほんのわずかな差でふさがってしまった。たった1台分しかないんですね。

 仕方ないので道路を挟んで向かいにあるハードオフの駐車場に車を停めた。ここは間借りしているようだ。でも横断歩道を渡らないといけないし、信号がやたらと長いしで出遅れてしまった。

 店に入って見渡すと既に3人のオサーンたちが座っていた。何かされたり言われたわけではないがどうも雰囲気が悪いのをヒシヒシと感じた。

 店は夫婦2人で切り盛りしているようだ。席はカウンター席のみで8つくらい。これだとすぐ一杯になりそうだ。こゆきは入り口近くの端の席へ腰掛けた。一応今のところ横は空席だ。

 噂によるとこの店の料理は提供まで結構時間が掛かるらしい。となるといずれ横の席も誰かが来ることになる。席の間隔は狭く、出来れば誰も座らないことを祈る。

 比較的キレイ目なババがメニューを持って来てくれた。結構愛想がいい。メニューを見ずともすでに注文する物は決っていたので「鳥南蛮つけ麺をきしめんで、量は大盛りで」とオーダーした。するとその直後3つ離れた席に座っていたオッちゃんが「鳥南蛮うどん」とマネしてきやがった。しかもこちらをチラチラ見てくる。非常に気分が悪くなった。気にしないようにしてスマホを眺めてうどんの到着を待った。

 その間次から次へと来客があり、ついにこゆきの横にも作業服を着たジジイとクソおやじの二人連れがどっかり座ってしまった。

 こゆきのすぐ横に座ったクソは何とも生理的に嫌いなタイプで、しかも先ほどのオッちゃん同様こっちを眺めてくる。じっと我慢して耳を澄ましていると、ジジイと仕事の話をしているようだ。話し方はやたらと落ち着き払っているように大人を演出していた。顔はどう見てもレスラー系のようだった。

 ほとんどの客が常連のようで店のババや大将とうるさくやり取りをしていた。30分ほど待たされるのを覚悟していたが15分で料理が到着した。見るからにうまそうだった。

 麺は一般的なものに比べると1.5倍ほど幅が広い。ピカピカに輝いていた。厚さは結構あり、ウスウスビロビロとはいかなかったが重い感じではない。

 つけ汁は濃厚そうな色合いをしており、口コミによると醤油からいとあったのでどんなものか不安がよぎる。具材は焼きネギ、鶏肉、たかのつめ、ゆずの取り合わせ。

 まず汁を舐めてみた。鶏肉からのいい出汁が香り魚介系の出汁もシッカリ効いている。ゆずがほんのりと香りこれはどんぶりナメナメ決定だな!とほくそ笑む。ネギもわざわざ焼きを入れているのでイイ感じでネットリしている。

 ではまず麺を汁に漬して一気に下品にズルビロビロッ~ンとすすり込んで隣のクソを怯ましてやるか、と思ったが麺が幅広いのでうまくすすり込めない。そして汁がやたらと周りに飛び散った。もしかしたらクソの腕まで飛んだかも知れない。なんせ席の間隔が狭いので仕方ないのだ。

 飛び散りをあまり気にしないようにしてどんどん食べ進んでいった。麺はコシがあるし肉もゴロゴロ入っているので悪くない。大盛りで頼んだが量は少なくすぐ麺が無くなり汁が大量に残ってしまった。

 このまま残してしまうのは勿体ないのでババにごはんを追加注文した。ところが出てきたご飯は栗ご飯で白い飯は無いとのことだった。雑炊計画挫折である。栗ご飯を食べながら汁をチビチビやって完食となった。

 ババに会計を頼むと鳥南蛮つけ麺大盛り880円、栗ご飯180円、合計1,060円とのことだった。会計をしている間オッちゃんも食事が終わったようで、こゆきの後ろに立って順番を待っている。非常にうざったいヤローだ。

 このお店お味は結構なものだし再訪ありと感じていたが、残念なことに駐車場が非常に少ないのと、客層が悪いのでもう来ることはないかも知れない。店内のレイアウトもカウンターのみという相席嫌いのこゆきにはつらい仕様となっている。食事をしている間に後ろで待ちが出来てしまったことも気持ちのいいものではない。あまり通ることのない道沿いであるしフト通りがかってというシチュエーションも考えにくい。いい味してるんだけどね。残念。