ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド 中華⑧ にんにく炒飯と台湾ラーメン 中華店新規開拓

2019/10/27

 今日も今日とてにんチャーの名店探しです。果たして満足出来る店は見つかるのでしょうか。ちょっとにんチャー疲れしておりますが、まだまだ先は長そうです。

 

 本日調査対象の店が2つあった。どちらにしようか迷いに迷ったが最終的に「大東飯店」という店を選択した。評判は結構いいらしい。昼はかなり混むらしい。それらに比例して味もいいらしい。と、3つの「らしい」がつく店らしい。全部食べログの受け売りなんだけどね。そんなことはさておき早速調査開始だ。

 混むらしいとのことなので、昼最盛期の時間帯は外した。13時前に店到着。駐車場には結構空きがあった。ガラリと戸を開けると先客はオッサン1人のみ。拍子抜けですわ。人の良さそうなおやじが1人でやっているようだ。おやじが注文を取りに来たので「にんにく炒飯と台湾ラーメン」を頼んだ。

 10分ほどでまずはにんチャーが到着。なんだか湯気がいっぱい出てる。

湯気は写真には写ってないがかなりモウモウといつまでも上がっていた。かなり熱々なんだろう。紅ショウガはなし。

 レンゲで一口食べてみた。飯粒がつぶれてしまっている。グチャッとしているというかドロッとしている。水分がかなり多いようだ。水分が多いからいつまでもモウモウと湯気が上がっていたのだろう。

 味は少し塩辛いがニンニクもシッカリ香ってくるし悪くない。しかし水分過多問題ですべてを台無しにしている。

 続いてやって来た台湾ラーメン、1目見て「これ、あかん奴だわ!」と直感した。テレビ番組などで宮川大輔が「これあかんやつ!」とか言う時はうますぎでヤバい奴という意味であるが、今回の場合は本当にダメな奴という意味である。まずご覧頂こう。

見るからにくどそうなのである。しかもこういう時に限って量もタップリちゃん。食べる前から食べ切る自信がなかった。

 とにかく1口味わってみた。想像通りの味である。くどい!まずい!しおからい!の3重苦だった。このまま後は残してサヨナラしたかったのが本心だ。しかしあまりに失礼だし、調査にならないので麺だけは全部食べ切った。クドスープはそのまま残した。

 仕事自体は丁寧にしてあるのは認める。ニンジン、たまねぎ、ニラ、ネギ等を細かく刻み時間をかけて調理しているのも見ていた。しかしこの塩辛さは忍耐の限界を超えていた。昨日の千華の青菜といい、先日の燕京飯店のにんチャーといい、どうして中華屋は時々こんなに塩辛いものを出すのか理解に苦しむ。決して全部の料理が塩辛いわけではないのになぜ???

 こんな店だが来客は途切れず入ってきた。きっとどこかに長所があるのだろう。でもこゆきはそれを探し出すまでこの店に通うことは考えられない。もう今回でギブです。大将はとても人が良さそうだし、ぜ~んぜんッ混んでないので通いたいところだけど意欲が湧かない。おもさげねえことっす。

 代金は「にんチャー600円、台らー600円で合計1200万円」だった。言いかた悪いけど無駄な時間を過ごした。でもこういう経験も必要だよね。