2019/10/30
名古屋市緑区の鳴海駅と大高駅の中間位にギョーザ専門店があります。やたらと評判のいい店ですが、ギョーザ専門ということがネックとなり今まで調査したことがありませんでした。今回はスぺラン逃した腹いせに「千華」に続いてハシゴメシです。一体どこに長所があるのか調べてきましたので、ご覧いただけるとうれしく思います。
12時半くらいに「千華」を脱出し、少し南に位置する評判の店に向かった。店の名は「情熱ギョーザ」。看板には「ボヤボヤしてるとヤケドするぜ!」とか書いてある。そんなに熱々を出してくれるのだろうか?楽しみである。
店の戸を開けて店内を見渡すと狭かった。こりゃ、あんまり呑んだくれてられないな、というのが最初の感想だった。カウンター席4席にテーブル席5卓ほど。テーブル席に座りたかったがカウンターへ行くよう案内された。客入りは半分くらい。
「お得セット」というものを注文した。生ビール1杯におつまみ2皿、ギョーザ6個が付いてくる。
まずはビール登場。嫌いなスーパードライである。仕方ないね。
ゴキュっているとほどなくつまみがやって来た。ザーサイとスルメを揚げたもののようだ。
ザーサイは歯ごたえ無く今一つだった。スルメ揚げはコリコリしていて悪くなかった。
そしていよいよギョーザの登場である。
せっかくだから熱々のところをと思いすぐ口に入れたが、ヤケドするほど熱くはなかった。肉汁ほとばしるというものでもなかった。皮が厚くギョーザというより肉まん食ってるようだった。
にんにくの効きも今一つなのでメニューにあった「おろしにんにく無料」というのを頼んだが、忘れ去られたようで一向にやって来る気配がない。店員は慇懃で愛想のいいオッサンだった。オッサンは町内会チョーにどことなく似ていた。あんまり見たくない顔である。
呑んでる途中でオッサンがテーブル席への移動を勧めてきたのでありがたく移動した。ついでに瓶ビールを追加した。
ギョーザは何か特別人々を感動させるところがあるようには思えなかった。おつまみも格別語ることはない。ギョーザ専門店だから他に目ぼしいメニューもない。特徴といえばタレや香辛料の種類が多かったことくらいかな。
なぜここが人気店なのか理解に苦しむ。この辺りはまともな飲食店がないので消去法的に押し上げられているのだろうか。とにかくもう1度来たいとは思えなかった。
来客は途切れなかったし、持ち帰りの客も結構いるようだ。まあ末永く頑張ってほしい、と仏様のような心情で店を後にした。
代金はお得セット1,000円。瓶ビール520円で合計1,672円。ちょっとお高いような。