ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド うどん㊼ カレーうどんとカキフライ定食 箱根八里の半次郎

2019/11/28

 名古屋方面から知多半島を縦断する自動車専用道路、通称「産業道路」を南下して知多市に入ると、右手に魚のカレイのイラストが描かれた看板が見えてきます。何の看板かというとうどん屋さんなんですね。うどん屋さんなのになぜカレイの看板が?答えは簡単です。この店はカレーうどんが売りの店なんです。人目を引き付けるための策略ですね。行ってみましょう!

 

 ここへ来るのは3回目だったと思う。前回来た時はお昼の混雑時だったが、席が空いていたのでサッサと座って店員が来るのを待っていた。するとやって来たデブいオババが「あら!いつの間に?ま、いっか」とか聞こえる声で嫌味を言っていた。

 店へ入ってもだれも応対しないし席が空いていたから座っただけなんだけど気分悪かったね~。それから今まで足が遠のいていた。オババのたった一言で大事なお客さんが逃げて行ったんだぞ!猛省しろ!でもここのカレーうどんは中々のものである。久しぶりに味わってみたくなったので訪問してみた。

 11時5分に着。既に車が停まっている。

店内も7割方埋まっていた。着席して早速注文だ。「日替わり定食、カレーうどんで」というとメガネのババは「今日の日替わりはカキフライです」と教えてくれた。知ってるよー!だから来たんだから。愛するカキフライちゃんに会いに来たの。ここは曜日によって日替わりメニューが固定されている。

 15分ほど待っている間にもこれでもかって位お客来来だった。そしてようやく登場したのがこちら。

かなりの量である。ごはんを半分にしてもらえばよかった。まずカキフライだが、取り立てて特筆すべきものはない。既製品ではないようなので悪くはない。ただタルタルらしきものが付いているが、キューピーのタルマヨに似ていて触る気にならない。レモンを絞って食べた。

 次にカレーうどんだが、出汁が効いていてうまい!やはり売りにしているだけのことはある。お客の殆んどもカレーうどんをズリュリュ~ズバズバッとやっている。汁がもう少しシャビシャビなら言うことないんだけど。麺はヤワ麺でぐっちゃりタイプ。この辺ももう少し改善の意欲を見せてくれると再訪のきっかけになるんだけどね。

 ごはんの量は多く、何とか食べ切ったがまたもや腹パンである。連日の妊婦状態である。毎日ご馳走を腹一杯食べて申し訳ない気持ちが込み上げてくる。世の中にはひもじい思いをしている方々も沢山いるというのに。

 混んできたので、さっさと席を立ち代金を払った。930円。この内容なら文句つけようがない。また何年かしたら来るよ!