2019/12/19
意地悪なばあさんがいる「チャオニーノ」という店のことを以前紹介しました。意地悪されるのでしばらく行かなかったのですが、久しぶりにチャオのスパが食べたくなってしまいました。果たして意地悪ばあさんの攻撃をうまくかわして旨いものにありつけるのでしょうか。
イオンのフードコートに降り立った。こゆき様降臨である。皆の者ひかえおろ～！と言いつつも実のところ内心ビビりまくりであった。小動物のように震えながら見渡した先は極悪意地悪ばあさんのいる「チャオニーノ」である。今日も意地悪ばあさんが居るのか偵察していたのだ。
カウンターにいるのは別のオババのような意地悪ばあさんのような。なにせ意地悪ばあさんの顔は忘れてしまった。まさかカウンターに行って「意地悪ばあさんでちゅか？」とも聞けない。しかしグズグズしていても旨いものにはありつけない。意を決して注文カウンターへ近づいた。
カウンターのオババはこゆきを見て「ん？」って感じの反応を示し、その後で「いらっしゃいませ～」と言葉を発した。なんか引っ掛かるが一応通常の対応を示した。
こゆきは「ミラカンのSサイズ、グリーンサラダ」と注文を入れた。オババは「サラダはセットですか？」と尋ねるので「セットって？」と聞き返した。すると無言で横のメニューを指差した。なぜ口で言葉を発しない！そんなに言葉が惜しいか？
セットとはジュースとの組み合わせだったので断ってサラダ単品で頼んだ。こゆき様はお食事にジュースは呑まねえんだよ！おぼえとけ！
更にオババは「ドレッシングはどうしますか？」と尋ねてきた。サラダに無料で付いているものばかりだと思っていたので意表を突かれた。これ以上支払いが膨らむのは避けたかったので「いらない」と答えた。ドレッシングは有料だけどどうしますか？とでも聞いてくれれば多分頼んでいただろう。全てにおいて言葉足らずなおばばであった。
とにかく会話がギスギスで気分が悪かった。前回の意地悪ばあさんかどうかは分からないが、この店はこんな店員ばかりなのだろうか。これ以上話していると帰りたくなるので会話を切り上げた。呼び出しブザーを受け取って席に向かった。
５分ほどで呼び出されたので受け取りに行くとオババが「お待ちど～」とか言いながらドデカい皿に乗ったスパを差し出した。巨大な皿に十分な麺が乗っていた。Sサイズにしといてよかったと内心安堵するこゆきであった。
サラダは小さな皿にこじんまりと葉っぱを乗せた物だろうと予想していたが、意外にも量がタップリあった。
スパとサラダにタバスコとチーズをタップリかけた。自分の席へ持って帰りまずはサラダに喰らいつく。野菜ファ～ストである。やっぱりドレッシングがないとさみしいし、草食ってるみたい。
あらかたサラダを片付けてスパに取り掛かった。スパの名を「ミラカン」という。初めて食べる。酸味の効いたソースを絡めて口へ運んだ。うまい！具材もウインナーや野菜類が結構いっぱい入っている。シャキシャキチュルチュルと食べ応えもいい。麺自体にもスパイシーな味付けがされており、ソースが無くてもそのまま食べられそうだ。
残ったサラダにソースを絡めて食べてみた。これならドレなしでも問題なし。麺の量はすでに書いたように結構多く、十分１人前はある。本当にLサイズにしなくてよかった。最後まで美味しく頂いた。
店員の質は中の下といったところだが料理はまずまずである。もっとかわいい若いママさんがいれば繁盛するのになあ。多分また来ると思う。オババだけは何とかしてほしい。お代金様はミラカン７７０円、サラダ１７０円で９４０円なり。
