ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

ミシュニャンガイド 第9回朝呑み会 瀬戸市「駄々屋」 まずはアペリティフからだ!

2020/1/16

 急遽開催された第9回朝呑み会。いつも急ですね。今回の本命の店へ行く前に瀬戸市銀座通り商店街にある「駄々屋」でアペリティフ&前菜として、少し呑んで食ってきました。

 

 11時前に今回の目的の店へ行くと、早くて12時ころしか入れないとのこと。それで予約を入れて付近をうろつくことにした。

 こゆきにしては気が長いね。いつもなら帰っちゃう。でもこの店は行列たりめ~、売り切れごめんの店なので我慢するしかないのです。初めから覚悟の上で来ているのでなんてことありません。けなげですね。

 うろつくといってもどこへ行けばいいのか。瀬戸市と言えばだれもが知っている焼き物の町。しかし商店街は半分以上シャッターが降りたままのシャッター街と化していた。

 そんな中たまたま通りがかった店の店先に「おでん、串カツ、酒いろいろあります」とかいう看板を出しているところがあった。店の名を「駄々屋」というらしい。

現在11時をまわったところであるが、どう考えても居酒屋のようだ。しかも営業中。ゴキブリホイホイに入って行く間抜けなゴキのように吸い込まれました。

 中には元気のいい化粧の厚いイカにも呑み屋のママという感じのおばさんがいた。客はじいさん1人。ママに「ビール、おでんの大根、コンニャク、豆腐、串カツ1本」を注文した。ビールはサッポロの赤星が置いてあった。結構あたりの店のようだ。

 ビールで喉を潤していると直ぐおでんが出てきた。

マックロクロのスケである。よく煮込んだとか言うレベルではなく売れ残って3日ほど経ってます!と物語っている。

 でもこれが悪くないんだよね。ジャンキーな酒のあてに最高ともいえる。一味をフリフリパクついた。豆腐だけはあまりうまくない。さすがに巣が入ってしまい、パサついている。まあご愛嬌ということで。

 朝10時からやっているようだ、こんな店が家の近くにあったら通っちゃうね。少しして串カツが出てきた。

この串カツ非常に小ぶりだが、1本90円。しかもうまく揚がっている。まさかとは思うがラードの香りがプンプンしてくる。幻臭か?中の肉も小さいがうまい!この後本命の店が待っていなければ10本くらい追加していただろう。

 もう少し長居したかったがそろそろ予約の時間なので店を後にした。代金1,050円。シャッター街の中の幻を見た思いだ。もしまた瀬戸へ来る機会があったら間違いなく訪れることになるだろう。アデュー!

 相も変わらずリンクが出来ない。こんな名店なのにね。瀬戸市の銀座通り商店街の中だよ。