ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

ミシュニャンガイド 名古屋市南区「四川中華料理みなみ」久しぶりに1つ星店へ

2020/1/26

 厳格なミシュニャンガイドで1つ星を獲得した「みなみ」へ久しぶりに行ってきました。4人で行ったのでいろいろ食べることが出来て満足です。ただビールを呑み過ぎてしまってチャーハンを食べることが出来なかったのが心残りです。

 

 昼飯を外で食うか、内食で済ませるか悩んでいた時のこと、縁者のババアとその娘達がやってきた。せっかくだからと昼飯に誘うと行くという。そこで選んだのが「みなみ」である。「みな実」ではない。一応言っておく。

 車に揺られて久しぶりにみなみの玄関をくぐった。先客は夫婦らしい2組だけだった。テーブル席に座りメニューを見てあれこれ吟味する。大人数なのでなかなかまとまらない。

 あれこれ食べたい物を申し述べていたら切りがないので、とりあえずということで注文を出した。「八宝菜980円、青菜炒め630円、エビチリ1200円、麻婆豆腐900円、陳麻婆豆腐1080円、ナスと挽肉980円、生ビール550円、ランチセット3つ840円」である。大量である。後で追加で「瓶ビール680円」を頼んだ。

 本当に食べ切れるのか疑問だったが、こいつらには常識は通用しない。後先を考えない奴らである。取りあえず豪勢に大量に頼まないと満足出来ないようだ。

 まずはビールが来た。

ゴキュっているとあれこれやって来た。あっという間にテーブルは一杯になってしまった。一応写真で紹介しておく。

 青菜炒め

相変わらず干しエビがいい味を出している。

 八宝菜

町の中華屋としては本格的な味である。八宝菜の名に負けず沢山の種類の野菜が入っている。

 エビチリ

やさしい味付でプリプリのエビを包んでいる。

 ナスと挽肉 

今度来たら絶対注文しようと思っていた一品だ。でも考えていたほど癖になる強い味付ではなく、なすの味が先走っていた。

 麻婆豆腐

 陳麻婆豆腐

内容はほぼ同じだが、色が違う。陳の方はかなり赤黒い。前にも言ったが腹黒いわけではない。赤黒いマーボは旨さの目印だと憶えておけばいい。唐辛子や山椒が普通のものよりたくさん入っているようだ。オババたちは辛いと言って食べなかったので、ほとんどこゆき1人で食べた。頼んだものは以上である。

 中華は一皿づつ食べ切っていくわけではないので、一度に大量に頼むとテーブルが一杯になってしまう。そこんとこ貧乏人諸君はよ~く肝に銘じておくことだね。テーブルの上は阿鼻叫喚地獄と化していた。

 ビール飲んでつまんでいたら腹一杯になっちまった。後でチャーハン喰おうと思っていたのに這う這うの体で逃げてきた。でもどれも旨かったよ!次はゆっくり一人で堪能したいね。総支払額7,890円。