ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド 名古屋市緑区「もりた屋」 1つ星店のきしめん定食で勝負!

2020/2/20

 今日は20が並んでますね。成人の日にすればいいのに。そんな寒い日の朝、ミシュニャン1つ星店の「もりた屋」へ来てみました。

 さて真の実力を見せてもらいましょう!

 

 10時50分店着。ここは開店時間が曖昧なのだ。10時半頃から暖簾が出ているが、調子に乗って店内へ入ると「まだ準備中」と言われるので注意が必要だ。

 取りあえず店の中を覗き、じいちゃんに食べられるかどうか確認した。OKだそうだ。店に入って「きしめん定食680円」を注文した。

 料理を待っている間どこかへ行っていたばあちゃんが戻って来た。するとじいちゃんとばあちゃんは言い争いを始めた。些細なことが原因である。取るに足らないことがお互いの気に入らないようだ。この店に来ると毎回目にする耳に聞こえてくる日常風景だ。出来れば止めてもらいたい。

 少ししてきし定到着。

早速きしめんから食べてみた。口に入れるためどんぶりに顔を近づけるとなんだか変なにおいがする。何の臭いかは分からないが、決して食欲を高める臭いではない。

とりあえず麺をズルった。なんだか酸っぱい。臭い元はこれなのか。決して悪くなっているというわけではないが、古い材料を使って出汁を取ったような、、、麺も生煮えのような、、、今までこの店に抱いていた幻想が一気に吹き飛んだ瞬間だった。一応汁を少し残しただけで後はお腹に入れた。

 定食にはごはんと漬物とナスの煮物、それにカボチャの煮物が付いてきた。ナスの味付けは良くない。元来ナスの煮物は大好きだが、これはうまくなかった。

 カボチャはそれなりのものだった。ただ前回食べた時は干からびていたが、今回はしっとりとしていた。残り物ではないようだ。

 漬物は柴漬け。あってもなくてもいい。ごはんは大盛りだった。いかにも電気炊飯器で炊いて、少し時間経ってるよ、という感じだ。

 食べ終えて、腹だけは満たされたと言っておこう。これ以上は感想がない。次に「湯豆腐定食」を食べに来る時までには体勢を整えてほしい。それまでは1つ星を取り下げることとする。湯豆腐がうまかったらまた星あげるからね。

 これでもかなりの温情を掛けていることを忘れないでほしい。

 次来たらケンカしないでね、じ~ちゃん!ば~ちゃん!

 なんか背後に「孫よ!」が聞こえて来る・・・