ミシュニャンガイド

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フランスでバゲットを極めたこゆきちゃんが美味しい店を伝授しよう

2020/6/14

 こゆきの住んでいる近くでうまいパン屋はない。なぜだか人が集まっている店はあるが、それらの店でうまいパンにありついたことがない。なのに食べログの評価はなぜか高い。やっぱり食べログはあてにならない。

 こゆきが買うのは専らバゲットだが、どの店もクンクンしたくなるような香りが漂って来ない。1日経つとベッタリ、どっしりとして噛み千切るのにも苦労する。

 しかしそんな中うまパン情報に出会った。この地方を本拠地としているアピタというデパートの中にチェーン展開しているベルナールという店。バゲットに関しては評判だという。デパートに入っている店ならあまり期待出来ないだろうと思いつつ食べてみた。うまい!近隣のまずいパンばかり食べていたから尚更だ。

 まず第一にサクッとしている。そしてパンの香りがとてもいい。近隣の評判の店はなぜかあまり香りがしない。食欲をかき立てるパンの香ばしくも甘い香りがしない。1日経つとネットリしてしまって歯が痛くなるくらいだ。香りなんて10万光年向こうまで飛んで行ってしまっている。

 ところがここのパンは1日経ってもわずかだが香りが残っている。どうしてこんな違いが出るのか。元来パンというものは(ごはんも同じだか)時間が経てばマズくなる。仕方のないことである。

 しかし朝パンを買ってきて、昼飯に食べようと思っても朝は店が開いていない。ジャポンのパン屋は開店が9時10時が当たり前!それでは出勤に間に合わない。しょせんジャポンは米食民族なんだと思い知らされる。

 フランスのパン屋さんは6時とかには開いている。みんな出勤前に買いに来てかじりながら歩いている。こんなふうにジャポンもなるといいね。これだったら焼き立ての美味しいパンが食べられる。

 アピタのパン!唯一フランスのバゲットにわずかに似ている。こゆきはこいつが恋しい。バゲットだけでワイン5杯はいける!でも昼にならないと手に入らないから悲しい、、

 

 いつか自分の家で焼いてみるかな・・・