ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

今月の社員食堂のスペシャルランチ

2020/6/17

 あまり期待していないが、一応楽しみではある。今回は「金沢カツカレー」。カツカレーというだけでもテンションが上がるが、最初に金沢がつく。金沢カツカレーとは一体?ワクワクしてくる。それにしてもこの食堂の普段のカツカレーはひどいものだ。

 でも今回は特別企画ということできっとうまいに違いない!奇抜なアイデアあんどネーミングで食べる人の心をトリコにするんだろう。そんな淡い期待を背負いつつ食堂に突進してきた。

 食堂に入ると本ママが涼しい顔をして何かをすすっていた。何かのスープのようだ。なんで金沢を食べてないんだろう。聞くとダイエット中だって!散々幼気な人民を「金沢カツカレー」に引き込んでおきながら自分は別のものを食べている。少しがっかりした。

 出てきたカツカレーはうまそうなオーラを放っていた。いつものカレーより色は濃い。キャベツが添えられている。ごはんの上に赤ピーマンらしきものが乗っていた。ピーマンの苦さでカレーの辛さを緩和する方針だなということが手に取るようにわかった。

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金沢カツカレー全容

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金沢カツカレー単体

 先ずルーを舐めてみた。辛い!ピリピリするほど舌に刺さる。でも香辛料の辛さというよりルーにソースを大量にまぶしたような辛さだ。そう、ウスターソースが混ぜ込まれている感じだ。

 ごはんとまぜまぜして食べてみると、白米にソースを垂らしたような味がした。これは「美味しんぼ」に出てくるソース飯だ!こんなところで出会えるなんて、、ほぼウスターの味に包まれている。カレーを食べている気がしない。「金沢カレー」とはソースにまぶしたカレーと覚えておきましょう。ルーはとてもトロッとしていて、前に東洋軒で食べたブラックカレーに似ていた。あまり好みではない。

 期待して食べてみたが、やはり味はいつもの社員食堂のレベルだった。。。相変わらず悪い方への期待は裏切ってくれない。でもこんなものだと頭でわかっていても、心のどこかで期待してしまう。悲しい性である。上に乗っているカツはいつものこの食堂のカツカレークオリティを保持していた。合成肉のベッタリした食感だった。

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カツカレーの合成肉カツ

 次のスぺランは期待してるからね。多分山形の芋煮定食あたり行ってくれるんじゃないのかな。味はともかく企画が楽しい!!コロナでどこへも行けないこゆきちゃんの心を満たしてくれるのはまず~い、まず~い社員食堂のみ!そのこと忘れんな!