ミシュニャンガイド

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ガーリックチキン ハワイアンスタイル!

 2020/7/15

 本日は月に1度の社食のスペシャルランチの日。大したものでも、うまいものでもないがこの企画にハマっている。なんせ殺伐とした職場環境の中だから、こゆきにとって唯一の癒しともなっている。

 他の奴らはどう思っているのかはわからない。あまり食べている人を見掛けないので無関心なのかも知れない。まあ他人のことはどうでもいい。

 

 今回は「ガーリックチキン ハワイアンスタイル」というメニューだ。ガーリックチキンだから当然ニンニク風味の鶏肉ということはおおよそ想像に難くない。

 しかしハワイアンスタイルとはどういうことなのか?ハワイの名物を知らないのでイメージが湧いてこない。では早速写真をご覧頂こう。

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ハワイはどの辺に香っているのか

 一見鶏の照り焼きのようだ。パイナップルの焼物やジャガイモがやたらと目につく。パイナップルで南国ハワイを演出しているのか?

 ジャガイモは半分に切ったものが豪快に盛られている。このドサッと感がイーハワなのか?

 更に玉ねぎの輪切りの焼物にアボガドのソースが掛かっている。どんな味がするんだろう?楽しみである。

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南国が香ってくる豪快なプレート

 まんずアボソースを舐めてみた。あまりアボの濃厚な風味が伝わってこない。アボの持ち味であるネットリとした甘みが飛んでしまっているのだ。

 メインのチキンに箸をのばした。ガーリックと語るだけににんにくの風味がタップリでうまい。調理してからかなり時間が経っているので皮はしんなりしてパリッとジューシーというわけではない。でもそれなりにまとまっている。ごはんが進む十分な実力を備えている。

 アボの乗った玉ねぎを1口でいってみた。やっぱりうまくない。たまねぎ自体もねぎの刺激的な香りもなく、グチャッとした煮物のようだ。

 ジャガは単なるふかし芋の域だった。

 そしてハワイを彩る砦のパイナップルは缶詰のパインを食べているようだった。ハワイはどこにもなかった。

 このスペシャルメニューにはいつも何かしらのスープが付いてくる。いつもの定食だと味噌汁なのだが、やはりスペシャルは違う、、ということを演出したいのだろう。

 し、しかし、これが毎度まずい!ほとんど味がしない。湯冷ましの白湯を飲んでいるようだ。それに味が薄いので、プラ食器の独特の臭いが直に鼻をつく。

 

 こんな感じの今回のスぺランであったが、鶏肉自体はうまかったし、無理してハワイアンとかブラジルの母の味とか名付けなくてもいいのでは?「鶏のにんにく焼き 皮はパリッとね(ほんとはグチャってるけど)」くらいのネーミングで十分だと思う。

 でも名前くらい豪勢にしないとスぺランにならないもんね!次回も楽しみにしているよ。