ミシュニャンガイド

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食べログでチョ~旨そうな唐揚の写真が載っていたので、、

2020/7/18

 その店は大府市にあるキンブルという有名な古物商店の近くにある。名を「三平うどん」という。「さんぺい」と読むのか、「みひら」と読むのか、はたまた「さんぴん」と読むのかは不明。

 実はこゆきは過去にこの店へ行ったことがある。数年前のことになるが、その時食べたのが「カレーうどん」であったとかすかに記憶している。

 記憶をたどっていくとあまりうまくなかったような、、とても量が多かったような、、まずかろう多かろうの典型的な店であると記憶達が語り掛けてくる。そんな辛い過去を背負っているので、記憶は遠のいても足は向かわなかったのかも知れない。体は正直である。

 しかし最近大府市近辺のうどん屋食べログで覗いていると、うまそうな唐揚の写真を見つけてしまった。実にうまそうでこゆきのヨダレを誘うビジュアルをしている。そしてその店の名を見ると「三平うどん」となっていたという次第である。

 以前こゆきがお邪魔した時は開店直後であったと微かに思い出す。その時はそれほど混雑はしていなかった。

 しかし食べログの口コミでは、お昼はま~いん!時間をずらして行っても客一杯!とか書いてある。しかも平気で相席にするらしい。コロナ2波全盛が始まろうとしているこの最中にこの状況は辛い。

 

 本日は土曜ということもあり開店同時テロの実行も難しそうだ。そこで14時を目安に店を訪問することにした。午前中の大雨が嘘のように午後からは日差しが出てきた。気温もぐんぐん上昇していった。こんな中をこゆきは黙々と歩いた。

 汗が体中から噴き出してくる。なぜこんな苦行を強行したかと言うと、月曜に健診があるからだ。これから唐揚を腹一杯食べるのでせめてもの罪滅ぼしである。

 しかも!な、なんと!!本日はノ~アルデ~なのである!!!この暑い中歩いて行くのにノンアルコ~ル。。けなげなこゆきちゃんであった。でも歩きながら頭の中では生ビールのことしか考えていなかったことは内緒にしておく。

 約1時間、14時過ぎに目的の店へたどり着いた。「コロナのため本日臨時休業」とか貼り紙がしてないだろな?と警戒しつつ店の前に立ち店内をうかがった。邪魔なSUVが店の前にドカンと停めてある。どこのバカの車でしょう?

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三平うどん 横着な車

 店内は座敷席に3組ほどのファミリ~とテーブル席に中年カップルが1組でスキスキであった。読みは当たった。

 

 こゆきは6人掛けのテーブルに腰掛けた。店内に入っても汗がふき出してくる。店員が出してくれたおしぼりでコロナウィルスがうつる懸念も構わず、首、顔、頭、手を丹念に拭った。

 じっくりメニューを眺め、注文待ちのおばさんを焦らした。ここは量が多いと記憶しているので下手にあれこれ注文すると飛んでもないことになる。また汗だく地獄へ連行されてしまう。

 定食はやめて単品で「唐揚600円、きしめん570円」を注文した。10分しないくらいでほぼ同時に頼んだ料理がやって来た。

 先ずご紹介するのは唐揚だ。

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唐揚単品600円 こりゃうまいのが食べる前から伝わってくる

どぉ~~~です?このビジュアル。。皮の表面がザラザラしていていかにもカラッと揚がってます!って伝わってくる。色は黒々としていて味付けが濃いことが予想される。

 何はともあれ熱々のうちにガブリッサクリッと噛り付いた。皮の旨いこと!皮の内側の肉は想像ほどパサついておらず、程よくジューシーさも併せ持っている。味は醤油味。

 本来こゆきは薄味の唐揚が好きなのだが、これはこれでいい!うまい!!!付け合わせのキャベツやパセリ、うどんのサラダも量が丁度よかった。山盛りにされると食べ切れないからね。

 唐揚は6個乗っていた。これで600円。1個100円か、、コンビニで唐揚買うより断然お得だね。レベルも全然違うし。。

 唐揚を熱々のうちに全部食べ切ってしまいたかったが、同時に出てきたきしめんも早く食べないと伸びてしまう。そこで泣く泣く一旦唐揚君とお別れして、きしちゃんと濃厚接触を開始した。

 本日お相手のきしちゃんで~す!

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接待を伴う飲食業の接待役のきしちゃん

唐揚に続いてこれまた大当たり~!きしちゃんのあそこは透き通っててビロビロであった。ウスウスビロビロのこゆきちゃん大好きなタイプの麺だった。

 きちんとカマボコとかつお節とネギが付いているし、出汁も程よく効いている。宮きしめんや鈴屋といった最高レベルの出し汁に比べると若干落ちるが、この辺りの店では十分先頭に立てる実力を持っている。

 ただ残念なのが青物に使っているのが、ほうれん草や水菜ではなく小松菜である事だった。小松菜はこゆきの中では1段格下に感じてしまう。

 ま、そんなことより麺だ!麺!!箸で挟んで上にあげるとブチブチと切れてしまい口までうまく運べない。ウスウスなので切れやすい。コシがない!と食べログの口コミに出ていたが、その通りであった。

 でもこゆきにとってはウスウスビロビロってだけで許せちゃうんだよね。きゃは!箸でつかめないならどんぶりに口付けて汁と一緒に麺バキュするのみ。こうすると一層美味しくなる。みんなもやって味噌、かけて味噌!

 量は結構あったが、汁までほとんど食べ尽くした。うまかったね~。この店は土方系や運転手系の方たちに人気があるそうだ。やはり量が多いのがその秘密だろう。それにこれだけのお味を出しているなら人気店になるのもうなずける。

 

 こゆきが数年前訪れた時感じた不満は一体何だったのだろう。あの時食べたカレーうどんのみがダメダメ君だったのだろうか。。。

 しかし今回改めて店はせめて2回は調査しないといけないと感じるこゆきであった、、真摯に反省している。

 では以上またすぐに食べたくなる予感ビンビンの唐揚店からの中継でした。あ、間違えた、、うどん店だった。。

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