2020/8/9
もろこしうどんとは?もろこしと言えばトウモロコシしか思い浮かばない。そうそれで正解なのだ。トウモロコシがどっさり入ったとろみタマゴ汁にどっぷり漬かったうどんが「もろこしうどん」である。
この独特のうどんを出す店が岡崎にある大正庵釜春である。本日はそこへミシュニャンガイドの極秘の調査に入った。
覆面調査員なので身分は当然明かさない。店員に見破られない様一般客を装って店の中へ紛れ込んだ。
事前の調査でそんなに並ぶことはない。コロナ流行の時期だし、行ってみたらだ~れもいない、ということも想定出来た。だからルンルンで店の駐車場に入ろうとした。
と、ところが、なんと開店前から駐車場はほぼ満杯ではないか!しかも50人くらい客が並んでいる。もうこのまま帰ろうかとさえ思ってしまった。
しかしここまで来てスゴスゴ帰っていたのではミシュニャンガイドの調査員は務まらない。意を決して車を停め、行列に並んだのであった。
11時開店で段々前の待ち人たちが店の中へ吸い込まれていく。間もなくこゆきの番だ。ところが店員は順番に名前を呼びあげて店内へ誘導している。どうして待ち客の名前を知っているのか?
実は行列に並ぶ前にリストに名前を書く仕掛けとなっていたのだ。そんなことは知らないこゆきはのこのこ無記名のまま並んでいたのだ。当然いつまで経っても入れてくれない。
やっとリストのありかを探し出し、「こゆき」と書いて呼び出しを待った。5分ほどで店に入ることが出来た。めんどクセ~制度だし、案内もないのでひじょ~にわかりづらい。
ただ店のキャパはかなり大きく1度にたくさんの客が入れるので、1時間待ちとかはなさそうだ。しかし案内のね~ちゃんはテンパってるし、こりゃ先が思いやられる。
案内された席に着き、ソッコ~で注文を決めた。そうしないと料理が出てくるのがいつになるか分からない。呼び出しベルを4回ほど押すとやっと注文聞きのバイトのね~ちゃんがやって来た。
「とろろ天婦羅ザルうどん1,830円」を注文した。さんざん「もろこしうどん」と書いてきたが、こゆきはそんなものには騙されません。うどんと言ったら醤油味の出汁の効いた奴に相場は決っています。こんなこと一々言わなくても分かってくれると思う。
本当のところは「煮かけうどん」とか「カレーうどん」にしたかったが、はるばる遠いところへ遠征してきたので奮発して天ぷら付きのざるうどんにしたんです。わるい???
注文した後が長かった。40分ほど待った。うどん屋でこんなに待ったのは初めてじゃないかな?いつものこゆきさんならテーブルを引っくり返して帰っているところです。でも人気の秘密を探りたくてじっと我慢しました。
やっとざるうどん着。器が大きいので写真1枚では入りきらない。もっと広角のカメラが欲しい、、、
まずはつけ汁にネギとショウガを入れる。残念ながらわさびはなかった。つけ汁はどちらかと言うと白醤油のような色をしていた。そして麺を1本箸でつまんだ。
この店の麺は口コミによると1メートルあるそうだ。2、3本掴むと2メートルくらいになりそうなので1本だけにして置いた。麺を引き上げてみると1メートルはなかったが50cmくらい。まあ、1本づつ食べていくの無難かと。
ずいぶん待たされたので遠慮なくブリュリュ~っとブヒり上げた。こゆきのテーブルには後から来たかわいらしい女の子2人連れが居たが遠慮なしにやらせてもらった。
食った感想としては、あんまり他の店と変わんねえな~って感じ。うまいものを食べ慣れてるミシュニャン調査員のこゆきさんの舌には特別感はなかった。もちろんコシはあるし汁もおいしいよ。でも感動させるだけのものはなかった。
天ぷらも食べてみた。ノリやカボチャ、インゲン豆とエビ2匹である。こちらもどこの店でも食べられるレベルのものだった。
うどんは大盛りにしようかと思っていたが、普通盛でも十分以上の食べ応えがあった。もう満腹っす。
最終調査結果「うどんは〇、汁は💮、天ぷら普通」よって再度訪問を決行することにする。
今度は会社のおばさんやアイドルと一緒に来る予定。次はカレーうどんいってみっか!もろこしうどんはどうなった~?というツッコミは要らない。こゆき様は好きなものを食べるのみ。。。
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