ミシュニャンガイド

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昔ながらの冷やし中華ってどこへ行けば食べられるの?

2020/9/14

 その答えは!!!ご存知「山喜うどん」!大府市にある製麺所がやっているうどん屋である。

 この店のことは何回もこのミシュニャンガイドに登場している。バツグンにうまいわけじゃない、でも朝10時開店でえ~、安くてえ~、早くてえ~、ついつい行っちゃう。今回は冷やし中華を食べてきた。

 前回冷やし中華を食べたのは去年のことだったと思う。その時はあまり感動はなかったような気がする。でも他に選択肢がないのでダメもとで再度チャレンジしてきたというわけだ。

 

 最近昔ながらのノーマルな冷中はほとんど姿を見掛けなくなった。代わりに色んなものトッピングしたカラフルな冷中モドキが増えたような気がする。

 こゆきは麺臭がブ~ンと香ってきて、きゅうり、ハム、錦糸卵、紅ショウガが乗っかっているだけのシンプルなものが好き。当然マヨとカラシは外せない。そういう冷中出す店皆さんは近所で思い浮かべることが出来ますか?多分出来ないでしょ。

 街中華と呼ばれた個人店は中華系の人々の店に取って代わられ、ラーメン店はやたらと各々の店独自の味を追究しているから昔ながらの冷中は姿を消してしまった。代わりに冷たい牛骨つけ麺とか彩りサラダ風中華麺なんてものが幅を利かせている。ここんとこがこゆきはくやしい。

 愚痴ってても仕方ないので、昔風冷中を出す「山喜うどん」へ突入したというわけだ。

 

 10時開店に合わせて店へすっ飛んで行ったが、10時5分に到着となった。

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これが噂のや~まきうどん(全然全容がつかめないね)

遅刻である。

 店内に飛び込むと先客は誰もいなかった。よかった、、すかさず店のおっさんに「冷やし中華の大はある?」と聞くと「ない」と素っ気ない返事。仕方ないので「冷やし中華580円と天ぷら100円」を注文した。

 冷やし中華に天ぷらは合わないと思ったので今日は頼まないつもりでいたが、大がないということで、くやしいので天ぷらを追加してしまった。

 10分もしないうちに冷中と天ぷら到着。

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てんちゃんと冷中

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冷中ドアップ ハムないね

早速天ぷらに噛り付いた。開店直後に来たんだからアツアツジュウジュウかと想像していたが、揚げてから15分は経っている油のまわり加減だった。まあいい、目的は冷中なんだから。

 冷中は昔ながらの・・・を地で行くようなビジュアルだった。当然マヨカラも付いている。これらをグチョグチョに混ぜ合わせた。

 そしておもむろに麺の臭いを嗅いだ。ウ~ットリするほどの麺臭が香ってくる。これこれ、この香りだよ、冷中は!

 口の中に入れると冷た~い麺がシャキッと固ゆでで歯に当たる。噛むとプツプツプツッと麺が切れていく。絶品だ。紅ショウガの量が少々物足りなかったが、無いよりはマシである。

 こうして食べ進んでいくといくらでも食べられる気がした。お替りしようかとさえ考えた。でもこの後のことを熟慮し止めておいた。しかしそれが正解であった。

 段々捕食終了が近づいてくると何だか口の中がくどくなってきた。最初は麺臭と具材のすばらしさで気付かなかったが、タレが妙に甘いのだ。みたらし団子のタレかってくらい甘い。この点だけは非常に残念である。

 やっぱ冷中のタレと言ったら酸味が効いててスパっと切れがないとねえ。。甘くどのせいで最後の方はかなり腹がふくれた。お替りしなくてよかった。

 10分も掛らず食べ終わり、代金680円を払って店を出るこゆきであった。

 

 しかしこの店も既に数十回通っているのでいい加減顔を憶えられてしまいそうだ。特にこゆきちゃんはかわいいからヤバいかも、、、ミシュニャンガイドの覆面調査員なんだからもう少し身を慎まないといけない…

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