2020/10/26
本日4連投目だ!どうだ?やるときゃやるんだよっとくらあ!少々言葉が乱れてしまったが、皆さんもご存知の桶狭間の合戦。その桶狭間に「鶏番長」というラーメン店がある。
かなり前にここでも紹介しているので興味のある人は読んでみたらいい。なんて偉そうないい方しちゃった。よかったら読んでくだちゃい!その「鶏番長」を今回久方ぶりに尋ねたというわけである。
鶏番長はこゆきが絶賛して止まない緑区のラーメン店「ぶらい」と同じオーナーが経営している。ぶらいで散々うまいラーメンを繰り出しているので当然鶏番長のラーメンも評価が高い。
しかし最近ぶらいの方は有名になってしまい、こゆきの大っ嫌いな行列に並ばなければラーメンにありつくことが出来ない。ここが少し残念なところである。
ところがもう一方の鶏番長はパチ屋の中にあるという立地からか、ほぼ並ばなくてもOKというありがたい存在なのだ。ってゆうか~今まで並んだことがない!と言っても2回だけだけどね。
そんな鶏番長に13時10分に到着した。
悪魔の殿堂パチ屋
店はパチ屋の2階にある
朝からどうしても家系ラーメンが食べたかったのだ。家系なんだから「レンソウ、うずら卵、のり、ネギ、にんにく」は必須である。
しかし家の近所にはこの条件を満たす店はあるにはあるが、あまりうまい店ではない。そこで泣く泣くうずら卵は入っていないが鶏番長に駆け込んだというわけだ。
ついでに言っておけば鶏番長にはにんにくも置いてない。前回訪問時この点に後から気付き激しく悔やんだ部分である。
しかし今回鶏番長を訪れるにあたり、十分に下調べをすると、な、なんと!にんにくはきちんと用意されているのである。前回気付かなかったが、カウンターの隅の方に調味料等が集まっている一角があり、そこにケースに入ったにんにく様がいらっしゃったのだ。
このことは食べログの店内写真を仔細に眺めていて発見したことだ。食べログ様いつもバカにしてごめんなさい。今回は非常に助かりました。これで準備万端である。
で、店に入って中をうかがうと先客は2人のみ。なんでこんなに過疎ってんだろ。カウンターに座り注文を入れた。「鶏豚骨チャーシュー910円、ほうれん草追加160円」で勝負に出た。
ほんとのところ餃子がものすごく旨そうだったが、そんなもの追加しているとどんどん値段が吊り上がるので我慢した。耐えがたきを耐えたわけです。
5分でラーメン到着。
う、うずらがない、、ウゥッ
早速カウンターの隅にあるにんにくコーナーへ向かった。
にんにくの入ったケースをパッカ~ンと開けると唖然とした。底の方に昨日の残りカスらしきにんにくが時間が経って変色しつつ存在していた。
これは非常に手が出しづらい。もしかすると中に何かのウイルスがいるかも知れないし、第一古いので風味が飛んでいるんじゃないか、そんないろんな心配が頭に湧いてくる。
しかししかしここまで来たんだからと、渾身の勇気を振り絞って(そこまでのことかあ?)底に残っているにんにくを寄せ集め小皿に取り分けた。そして自分の席へ持って帰って来たというわけです。
水分が流れ出て、変色してて、何かが潜んでいるかも知れない
持ってきたにんにくはおよそ大さじ2杯分。出来れば4杯はほしかった。。。そしてそれをラーメンの上にどっさり乗せた。
横に座っていた小僧がチラリとこちらをのぞいている気配を感じた。小僧よ!これが家系ラーメンの真の喰い方じゃよ!こんなことも出来ないならここへ来るんじゃない!さっさといね!!!
にんにくをドンブリにあけると少々かき混ぜた。そしてまずは健康第一にほうれん草の摂取から始めた。やさ~いファ~スト!健康志向の強いこゆきにはこれが当たり前だ。
ほうれん草うまかった~。にんにく風味も加わってたまんないね。
次にチャーシューに噛り付いた。チャーシューが表面を覆ってて先に食べてしまわないと麺が顔を出さない。だから仕方ないのだ。
適度に脂身があり、厚さも大きさも十分なのが3枚入っている。これなら1枚でも充分だったかも知れない。肉食ってる感があって非常においしい。
中太の固茹で麺はコシがあってチュルル~っと口に入ってくる。スープは少し時間が経ったら膜張りそうなほど濃厚である。鶏の脂と豚骨のケダモノ感が素晴らしいハーモニーを奏でる。ただ全部飲んだら間違いなく健康に悪そうだった。
スープを底に2センチほど残し、はしを置いた。ごっつお~さん!
この店の接客は非常にいい。ぶらいもそうだがオーナーの方針かも知れない。最近偉そうなラーメン屋増えてるからね。
店内も広々していて、あえて間隔開けて座らなくてもダイジョウVな感じである。しかしにんにくだけはなんとかしてほしい~!!!
合計1,070円を支払い白い彗星こゆきは消えるのであった。
r.gnavi.co.jp