ミシュニャンガイド

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やさしいぃ~森にはぁ~神話がぁ~待ってるぅ~♬「ちかさんの手料理」でヒレカツと大あさり!

2020/11/3

 今日文化の日だってみんな知ってた?こゆきは知らなかった!だから祝日なんだって。

 すっかり平日の気分で本日の予定を立てていた。休日には人一杯の店でも、平日ならスイスイ~って考えてたので超人気店へ行く計画だったのだ。

 出掛ける直前になって祝日だと気付いて予定を練り直した。でもどうしても熱田神宮近くの「ちかさんの手料理」でヒレカツを食べたかった。

 そこで意を決して行列覚悟の大博打に打って出たというわけでちゅ!はじまりはじまり~!!!

 「ちかさんの手料理」は食べログでも高得点でいつも満員と口コミに書いてある。不定休とか料理のメニューもその日によって結構変化するようだ。だから今まで二の足を踏んできた。耐えてきたといってもいい。。しかし今日は行くと決めた以上2時間待ちだろうが、ヒレカツがあろうがなかろうが突進するだけだ。初志貫徹あるのみ!

 

 JR熱田駅に11時到着。店の開店時間は11時半からと事前調査済だが、念を入れ開店前に店頭へ向かい掲示されている看板を見た。すると小さな紙切れに「11:40から営業」と書いてあった。やはりこの店はなんだかややこしい、、、

 まだ開店まで30分はある。暇つぶしに付近をブ~ラブラ徘徊して時間を過ごした。近くには「クロカル」という昼営業の居酒屋があり、入ろうかどうしようかと逡巡してしまった。

 でも入ってしまうとあれこれ飲み食いしてしまうだろうし、これから絶品のヒレカツを食べるのに非常にまずい状況になってしまう。ここはじっと我慢した。えらいでしょ!

 それにしても「ちかさん」は祝日の超人気店なので、この時間から愚か者たちが並んでいるかと思っていたが誰一人並ぶ者はいなかった。少しほっとした次第である。

 11時35分再びちかさんを急襲、この時間でも並ぶ者なし!やっしゃ~、もらったぁ~~~!!!

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 5分前なのに看板は営業中に変わっていた。へんだな~?と感じつつ店の扉をガラガラ開けると、な、なんと店内は人一杯だった。。。

 と言ってもこの店はテーブルが4つほどしかなく。そのうち3つが埋まっているという状況。2人連れが3組。それぞれ1つのテーブルを占領していた。

 こゆきは一人であると告げると店のオババは困惑の表情を浮かべた。なんでそんな顔するん?もしかして迷惑?だったら「一人客お断り」とか書いとけよ!こゆきも非常に不快な思いをした。

 しかしその後オババが「相席になるかも知れませんがいいですか?」と問うてきた。この状況で嫌だとは言えない。結局4人掛けのテーブルに案内された。

 いろいろ嫌な思いもしたが、ここは事を荒立てず流れに任そう、、そう思うこゆきさんであった。

 さてさてともかくメニューを渡され何を喰うかの吟味に入った。ヒレカツは外せない!でもこれだけでは寂しいので出来ればカキフライを追加したい。しかし無情にもカキフライの文字はなかった。

 代わりに貝関係の一品として「大あさり」の文字が目に入った。これだ!ということで「大あさりとヒレカツの定食1,580円」というものを注文した。ついでに「瓶ビール中560円」も頼んだ。

 こゆきがメニューを眺めている間後続で一人客のおとっつあんがやって来た。当然こゆきのテーブルで相席となった。知らない人とメシを喰うというのはやはりいい気分ではない。でも仕方ない、、、おとっつあんだって好きでこゆきと相席になったわけじゃないし。

 まずはビールが出てきた。

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アサヒ、すっぱドラ~イ!

嫌いなスーパードライだった。どうしてこういうビールが売れるのか。どうして店側はこいつを仕入れるのか。いっぺんじっくり話し合ってみたい。一晩掛るかも知れないが世界7不思議の1つである。

 味の薄い、旨味のない、後味が非常に悪い、金属のような味のするビール。でもこれしかないんだから我慢しましたよ。もう一本追加したし。。。

 15分くらいして料理が到着した。

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ヒレカツ

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サリン
わざわざ料理人が運んできてくれて食べ方の説明をしてくれた。ヒレカツはソースを付けてとか、あさりはなにもつけずにそのままガブリといってくれとか、丁寧に教えてくれたのでそれに従った。

 でもヒレカツはカラシがほしかったし、あさりにはタルタルがほしかったなあ。とりあえずヒレカツを食べてみた。

 大須の「すゞ家」ほどではないが、柔らかくてうまい。きちんと肉自体に旨味がある。こいつは塩とカラシで食べたかった。

 自家製ソース(この辺がいつもこゆきには引っ掛かるんだけど、普通ソースはそれぞれの店で作るものじゃないのか?市販のウスターソース出すだけの店がジャポンは大杉)もいい味出してる。単独で舐めてみたが甘すぎず、酸味もほどほどでこゆきを納得させた。

 肉の火の通り具合はすゞ家より時間をかけている。でも変に生っぽいよりいい感じだった。

 付け合わせにマカロニ、カボチャの煮物、さつまいものフライ、キャベツなどが添えられていたが、さつまいものフライの旨いこと。イモ類のフライの嫌いなこゆきもうなった。

 ここでビールを呑み干し、ごはんに取り掛かることにした。そのためにあさりは温存しておいた。本当なら揚げたてをパクりたかったが我慢したのだ。

 まずアサリンをガブっといった。すると衣の中からアサリンが飛び出してきて、口の中がアサリンで一杯になってしまった。これでは残る衣の中はアサリン不在となってしまうのではないかと心配したが、二口めを食べてみると衣の中にはまだアサリンが残っていた。よかった!

 このアサリン身の大きさも文句ないし、火の通し加減も丁度よかった。出来れば料理が出てきてすぐに食べた方が良かったかも、、、タルちゃんつけて食べたら更に美味しかったかも、、、高いだけのことはある。

 ごはんは今一つだった。電気釜出身ぽい。やっぱ直火でしょ!じ、か、び!!!米粒がつぶれてんですよ!

 

 こうして本日のお食事会はお開きとなった。オババに支払いをしつつ「カキフライはいつから?」と尋ねると、もう少しだとのこと。また頃合いを見計らって再訪することになるだろう。じゃあ、またな!

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