2020/11/12
丸源というラーメン屋の「肉そば」がうまい!と知り合いから聞いた。「ま、る、げ、ん・・・」、、、あまりいい印象はない!
前にミシュニャンで紹介した冷やし中華は合格点をあげたが、心からもう一度行きたいとは思っていなかった。しかし心の片隅に「いつかはマルゲン」とクラウンのキャッチフレーズの様にささやき続けるものがあった。
満を持して本日肉そばと対峙した。出発前に丸源情報をつぶさに集めた。メニューには「肉そばつけ麺」なるものがある事を知った。通常の肉そばの汁と麺を分離したもののようだ。こいつに心惹かれてしまった。
11時開店時間に駐車場に入った。すでに車が停まっており、店に入ろうとしている先走った奴さえいた。
開店同時襲撃犯激写!
いつも不思議に思うのはどうして丸源はこんなに人気があるのだろう?ということ。安いわけでもない、格別うまいわけでもない、チエーン店によくある品揃えである。
一体何が、、、ただオッサン含有率100%であった。オッサン受けする店なんだろう。そんな中をメスのこゆきが分け入っていった。
店内広々カウンターも仕切りがあり、隣と肩寄せ合ってという非常に避けたいシチュエーションにも遭遇することはない。こゆきはカウンターの端っこに座った。
ついでに隣に変な奴が来ないようカバンと上着を置きバリアを張った。これで安心。
注文はランチメニューの「チャーハン餃子ランチの麺をつけ麺に変更1,331円」とした。つけ麺に換えるとプラス税抜きで230円かかる。高い。。
10分でまず餃子到着。続いてチャーハン、チャーハンは鉄板の上にタマゴが敷いてありジュウジュウである。そしてすぐにつけ麺がやってきた。
まず餃子に酢コショータレを付けてパクつく。普通の餃子だった。
3個ってところが心憎いね
次にチャーハンだが、こいつは来た時は卵がまだトロトロであったが、食べ始めた頃にはすっかりカリカリに焼き上がっていた。食べるタイミングがむつかしい。
この段階ではまだトロッとしているが、、、
周りのおっさんたちはチャーハンが来るとまずグチャグチャとかき混ぜていた。これが丸源流なのか?それともおっさんたちが独自に編み出した秘伝の食べ方なのだろうか?
こゆきはタマゴがゴチャるのはあまり好まないので、カリカリパリパリの乾燥タマゴをチャーハンにまぶして食べた。チャーハンもまあ普通の味だった。にんにくチップを掛けてみたが大変身はしてくれなかった。
さていよいよ本命の肉つけ麺だ。つけ汁は少ない。ちょっと舐めてみるといい味を出していた。
いっぱい豚バラ肉が入っており、そこから豚肉の脂とエキスが流れ出し汁を包み込んでいた。汁には他にも煮卵やのり、玉ねぎ、柚子おろしが入っており、どうやって食べたらいいのか悩んでしまった。
ヘタに汁を混ぜると柚子で味が変わってしまうし、いっぱい入っている具材のせいで麺を落とすべきスペースがない。
なるべく柚子に触らないようにして麺を漬した。そして持ち上げる。いい麺の香りが漂ってくる。茹でたての麺特有の香り。ウットリしてしまう。
麺を口に入れると豚の脂で包み込まれる。これはいい!夢中で麺に喰らいついた。ただ冷たい柚子のせいなのか汁がすぐ冷めてしまった。麺も段々冷めてくっついて来るので急いで食べないと。はっきり言って柚子は要らない!
麺の上にはネギの削げ切りが大量に乗っており、食べ始めは良かったが、ネギが固いこともあり最後の方は苦痛になってしまった。
しかもチャーラープラス餃子なので満腹。最初は丁度よく感じていた汁の濃さも次第に苦痛になって来た。腹八分目が大事ですね。
こ、これは満漢全席か???
総評!満腹になってしまったので評価は厳しくなるが、汁は少し塩辛すぎ、柚子は要らない、ネギはもう少し柔らかいものを願う、麺は良し!これは特筆してもいいかも知れない。
多分もう一回食べに来ると思う。この麺の香りを嗅ぎに、クンクンしたくなる!
以上!金を払ったら疾風のように去っていくこゆきであった。帰る頃の広い駐車場は8割ほど埋まっていた。
家に帰って来てからもヒーヒーで満腹を抱えてしまった。。当分喰い過ぎには注意しようっと、、、
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