2020/11/15
長浜とは何の関係もない名古屋の会社がやっているようだが、豚骨ラーメンなので長浜と名付けたのだろうか。この一番軒は何軒か愛知県内に店があるようだ。ファーストモアという会社が出しているブランドのようだ。
先日このミシュニャンでも登場したが、3、4年ほど前東海市にもひょっこり現れた。客入りは非常にいい。
すごく気にはなっていたが、あまり好みではない豚骨ということでなかなか足が向かわなかった。
しかし前回食べてみてかなりイケてるということが判明。再訪する隙をうかがっていたのだ。そしてやっと本日深夜強襲に成功したというわけだ。
この店、食べログでの評価が異様に低い。なぜこんな評価になるのかは食べログ基準で食べ歩いている人には理解出来ているよね。そう、食べログは当てになんない!
23時半近くに店着。駐車場はほぼ満車状態。でも店内の席状況は半分埋まっているといった感じ。カウンターに案内された。
深夜2時まで営業ってのがいいね!出来れば朝からやってほしい
一番軒の家紋
一番奥の便所に最も近い席に座った。この席ならコロナが怖くて誰も近寄ってはこまい。戦略的思考で席を選んだのだ。すごいでしょ。
この店の注文はタッチパネル方式である。これは焦らずじっくり考えることが出来るのでうれしい。
キミにタッチしちゃうぞ!
ただ画面の操作が複雑で、思わぬところに隠れメニューなんかがあって結構手間取ってしまう。
家系ラーメンが食べたかったので「長浜白白髪ねぎラーメン728円」を注文した。更に家系に仕上げるべく「味玉うずら91円とにんにく0円×3」を追加した。
ごはん系や揚げ物系もあるが今回は深夜であり、このところの暴食を鑑みやめておいた。
5分くらいでラーメンがねぎやにんにくやうずらを従えてやって来た。提供時間は非常に速い。
ただの長浜ラーメン 家系ラーメン変身前
白髪ねぎ ゴマ油は余計だっちゅうねん!
にんにく三つ巴 3個喰って何が悪い!
うずら これがないと家系にならない
従者たちをラーメンにぶち込んで麺をズリュった。バリ堅で頼んだが写真を撮ったりしている間に柔くなってしまったようだ。これはこれで麺に弾力がありイイ。
一瞬家系ラーメンかと思ったわ!
汁はネットリしているが味は淡泊で豚骨ばかりが先立つ他の店とは違う。塩気も抑えてあり魚介系と思われる出汁も感じられる。はっきり言っておこう、かなりうまい!
家系の名店「萬来亭」の汁の醤油をすこし抑えた感じである。醤油がもう少し強ければ「もしかして、ここって萬来亭?」と錯覚してしまうほどであろう。
前回訪問時に感じた萬来亭の余韻が今回も感じられ、前回の感想は間違っていなかったと再認識した次第だ。
チャーシューも大きなものが2枚あり十分だ。脂身も少なく歯ごたえがある肉片だ。
ねぎは別皿に盛られて出てきた。大量である。ゴマ油が掛かっている。ゴマ油は要らない。そのまま素のままで持って来い!と言いたくなる。
今回うずらの卵を入れてみたが、これやるとまさに家系を食べていると錯覚してしまう。
こんなこと書くと家系フリークのおっちゃんたちからクレームが来そうだけど、結局家系もただの豚骨の亜種だと思う。
にんにくも3皿入れたので香りよし!味よし!見た目よし!の最高傑作となった。
接客もいいし、店内広いし、注文方式も気に入っているが、ただ一つだけ不満がある。
それはにんにくがテーブルに置いてあって好きなだけ入れる方式ではなく、別注文しなければならないということ。
タダなんだけどメンドクサイし、1皿の量が少ないので3皿頼まないと満足出来ない。出来れば5皿くらい頼みたい。。。
しかし普通の人は1皿しか頼まないようで、こゆきが3皿頼んでも必ず店員が「3皿、、、!」と絶句する。これがいや!ここんとこ改善してほしい。
ここのにんにくはみじん切りしてあり非常に好みだ。おろしにんにくもいいが、歯ごたえシャリシャリの残っているみじん切りはなおいいと思う。
チャーハンなんかに入れるのもみじんに限る。でも多分みじん切りは面倒なのかな。おろしなら出来合いの業務用で済ませられるけど、みじんだと店で準備しないといけないからなあ。。
でもそんな手間暇惜しんでいてはいけないよ!3皿だろうが5皿だろうがサクッと提供しなさい、これからは是非そうしなさい!
こうしてにんにくのことを考えながらおいしいラーメンをすべて平らげた。汁は全部飲みたかったがやめておいた。
最後に会計にレジに向かうと、な、なんとセルフレジになっている!タッチパネルの好きな店だこと。総額900円。安い。明日も来ようかな!
最後にもう一度書いておく「食べログの点数はあてにならない!」。がんばれ、一番軒!
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