2020/12/7
乱立するステーキチェーン店。昔は高かったステーキが千円ほどで食べられるのでありがたいことだ。先駆けは「いきなり🚀ステーキ」だったような気がするが、現在は最初の勢いはない。
代わって沖縄発の「やっぱりステーキ」が勢力を伸張させている。ここはいきなり🚀より安い。
そして今新たに名古屋地方のみだが「インディアンズステーキハウス」が台頭しようとしている。今日はそのインディアンの名駅南店に行ってみた。ただこの名駅南店は会いたかった不気味なインディ人形はない。
店は錦通りに面している
13時前に店の中を覗いてみると客が誰一人いない。コロナの影響なのか、単に人気がないだけなのか分からない。インディアンウソつかない!
とりあえず扉をガラッと開けてみた。女性店員が元気よく「いらっしゃいませ~!」と声を掛けてくれた。営業しているようだ。
入り口近くのカウンターへ案内された。案内と言っても小さな店だ。早速注文を繰り出した。
「チキンステーキ748円、インディアンズソーセージ1本385円、生ビール550円」ステーキ屋に来て牛を頼まない愚か者がここにいる。
でもこれには深い事情がある。ここの一押しの牛ステーキ(インディアンステーキ)はハラミである。ステーキでハラミを食べるという選択肢はこゆきにはない。
やわやわのハラミより筋張った筋肉の塊の方が好みだ。トロッとしたステーキなんて食べたくない。
そして最近ずっと追いかけている皮パリのチキンステーキを探し求めてここへ来たという事情もある。
更に写真で見る限りここのソーセージはうっまそ~なのである。これも外すことが出来ない。だからこのような変則的なオーダーとなった。
まんず生ビー着。小ぶりなジョッキだ。これより大きなものを頼むと1Lで1,200円となっている。高杉でしょ!
小さかった、、、
ゴキュっていると次にソーセージが出て来た。さすがに1本では寂しかったがこれも税込みで385円。。。シャウエッセン1袋買えちゃうよ。だから1本で我慢した。
一人で寂しそう。。でもゆるして、、
こいつは予想通りうまかった。ただ焼き方が悪く、芯まで熱が通っていなかった。
この店では料理はある程度火を通したら後はご自分でどうぞ、というスタイルを取っている。だからソーセージもいい加減な火の通りだったのだろうか。目の前の鉄板は客が好みの焼き加減に出来るようずっとアッチンチンのままだ。
でもソーセージくらいはきちんと調理して出してほしかった。ただ値段なりに大ぶりでプリッとしててうまかった。これがきちんと火が通っていたらガブッジュワ―という至極の世界へ誘っていただろう。
更にチキンがやって来た。かなり期待していたので早速喰ってみたが皮パリがもう一つだった。やはりフォークで切っていくと皮がベロンと剥がれてしまう。
いきなり🚀よりはいいが、こゆきの理想とは違っていた。それからやたらと塩がきつかった。塩分は控えめにね。
昼は肉料理にサラダとスープとごはんが無料で付いてくる。ここはいきなり🚀とは違うところ。セルフサービスとなっている。
サラダはレタスとブロッコリー、マカロニ、キムチ、ワカメ等いろいろあったが、レタスとブロッコリーのみ取って来た。ワカメやキムチはなぜ並んでいるのか分からなかった。
ごはんは大きな電気釜の底の方に少しだけめしが残っている状態だった。おしんが見たら「めしがねぇっ!」って大騒ぎするレベルだった。
ランチタイムはこれらがタダ ビールは違うよ!
スープは取らなかった。
ビールは1杯だけにして全部片付けて支払いをするため席を立った。総額1,683円。安かったけど満足感はない。牛のステーキも食べてないし、まだこの店の本質を追究出来ていない部分があると思う。またいつか気が向いたら来ることもあるだろう。
そういえばこゆきが食べている間2階の席から3組ほどの客が降りてきた。1階はガラガラだったが、2階席にはそれなりに客が居たのだ。お昼時に誰もいないんじゃ商売あがったりだからね。人がいてよかった。
インディから名駅へ歩いて向かう途中小さな路地裏にうまそうな食堂を見つけた。看板に大きくきしめんと書かれている。引き込まれるように中へ入った。
どう見てもうまそうなんだけど
当然注文はきしめんのみ。400円である。絶対うまいに違いないという予感がビンビンにしていた。期待はマックスになったところできしめんが登場した。
な、、なんやねん?ワレ~!と見た瞬間思った。汁が真っ黒だった。伊勢うどんかと思った。最近はやりのブラックラーメンを模してブラックきしめんなのかとさえ思った。しかしこの店ではこれが普通のようだ。
不味そうと思わせておいてぇ実はうまいかも!
もしかして色は黒いが実はとてもいいお味をしているのではないかと、わずかな望みを託して汁を飲んでみた。
醤油の味しかしねえ!出汁というものが全く感じられなかった。ただ上にかつお節が乗っているのでそこからわずかに出汁っぽい香りがしてくるだけだった。
麺もブヨッとしていて、いつ、茹でたの???と言いたくなる代物だった。3分で食べ終え席を立った。店員のおばちゃんはすごく愛想良いんだけどねえ。ひどいこと書いてごめんね。
もしかするとカツ丼とか他に旨いものが隠されているかも知れないので、10年くらい経ったら再訪もあるかも。
今回の取材はことごとく失敗だった。まあ、コロナ蔓延の時期にフラフラしてる方が悪いんだけど。でも言っておくが混雑しているような場所には近寄っていないからね。
今後も規律を守って月に1回位はミシュりたいものだ。
r.gnavi.co.jp