ミシュニャンガイド

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大須で本物のベトナム麺「フォー」と出会ったお話 ベトナムキッチン

2021/4/16

 大須には何店かベトナム料理の店がある。ベト好きのこゆきは本日大須を歩いていて気になる店を2つ見つけた。

 そのうちの1店は客がほぼベトっこい方たちだった。それを見て現地に近い味なのに違いないと確信したわけである。

 店の名を「ベトナムキッチン」と言う。大須仁王門通りにある。

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こいつぁ~うまいぞ!という予感ビンビン!尻尾もピンピン!

 14時頃店に入って行くとベトね~ちゃんが「先にレジで注文してお金を払え」という。しきたりに従った。ファーストフード方式のようだ。

 注文したのは「牛肉のフォー800円、サイゴンビール620円」である。

 ビールは小瓶であり、高く感じたが輸入品なので仕方ないかも知れない。

 店内は先ほど居た在日ベトね~ちゃんたちは去り閑散としていた。

 しばらくするとフォーが出て来た。傍らにモヤシやレモン、パクチーの入った皿を従えて。フォーはうまそうなオーラと湯気がケンシロウの気のように立ち昇っていた。

 先ずサイゴンビールで口を潤した。このビール、フルーティーな香りがして悪くない。空きっ腹に刺激を与えてくれた。

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東南アジアのビールって好き!真面目に作っている感がある

 そして肝心のフォーは実に野趣豊かな味をしていた。このままでもジュ~ブンうまいが、せっかくなので添えられてきたレモンを絞ったり、ナンプラーを掛けて食べてみた。

 今まで食べてきた名古屋のベト料理店はクソばかりだった。どこで食べても満足出来る料理を出す店はなかった。本物のフォーの味に飢えていたこゆきが初めて出会った現地仕様のフォーだった。

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フォー&追加食材 ふぉ~~~~~!!!!レイザーラモンか??

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実にいい色をしている ウマさ要素しかない!

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この生野菜たちがさらに風味を上げてくれるぅ~~~

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只今、上空からフォーを捉えているところです

 こゆきのフォーの味の原点はフランスで食べたラオス人が作ったフォーである。牛生肉の入ったこのフォーがとてつもなく旨かった。とてもとても懐かしい。。

 それ以来このフォーの味を追い求めてさ迷い歩いている。ラオス人が作ったものだからベトナム料理とは違うんちゃう?という余計な詮索は要らない。これがこゆきのフォーの味の原点である。

 で、ここのフォーだが正に追い求めていた味に迫るものがあった。付け合わせようにテーブルににんにくの酢漬けが置いてある。これを入れるとまた激うま君に変身してくれた。

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こいつはヤバいよ!こゆきは連れて行かれそうになったから。。。みんなも注意して!

 肉も生ではないが赤味が残っている半生な感じでジャポンでは味わえないフランスで食べたフォーを彷彿とさせてくれた。言っておくがフランスにはベトナム人が多い。旧宗主国だから。

 店員の対応は非常に丁寧だった。ショーケースには「バインミー」が並んでおり、もしこの後食事会がなければ多分2つくらいは食べていたことだろう。ベトナムサンドはサイコ~です。

 泣く泣くフォーのみを食べ、店を後にするこゆきちゃんでした。今度はここをターゲットに襲撃する予定。

 残念ながらリンク先が見つからず、後悔はさせないから行ってみることを激しく推奨する。