2021/5/27
ドロッドロの濃厚汁に、これまた更に田んぼのようにヌチャグチョになるまでおろしにんにくをブッコンで全部飲み込んできました。
正に飲む薬物、すりおろしにんにくの魔性に迫ってきました。
ということで訪れたのは名古屋市緑区の緑市民病院近くにある「萬来亭」。言わずと知れた横浜家系ラーメンの名店である。噂によれば「名古屋の宝」とも呼ばれているらしい。ちょっと大げさかなあ。
開店は11時で5分経ったところで店へ到着した。激しい雨が降っているからか行列はゼロだった。
サツにばれるので秘密にしてね
この店数年前までは待つことなく食べられたんだけど、最近じゃ行列当たり前になっている。開店時間前から並んでいるのを見ると寄っていくのも敬遠したくなる。
本日の注文は「塩ねぎチャーシュー麺かため1,050円、たまご50円、ほうれんそう100円、ライス半90円」で攻めてみた。食べ過ぎかなあとも思ったが、久しぶりなので頑張ってみた。
ここの料理提供までの時間は異常に早い。5分ほどで目の前に現れた。そこでおもむろにすりおろしにんにくが入った瓶を取り上げた。
そしてスプーンで山盛りにして「いっぱ~い…には~い…さんば~い…うらめしやぁ~(うらやましいの間違いじゃ?)・・・」と禁断の薬物をラーメンの上に乗せていく。
にんにくの山が3つほど出来たところで食べ頃だ。合法的薬物にんにくラーメンの完成である。
薬物投与3秒前
まずにんにくの山をそろそろ溶かしてほうれんそうから取り掛かった。野菜ファ~スト!が健康の秘訣だからね。
今までに比べるとほうれんそうが柔らかい。いつもなら噛み切れないくらい固い茹で方してたのに変わったのかも。
次にチャーシューを汁まみれにして頬張る。肉質引き締まっていて好感の持てる奴だ。こゆきはトロトロの脂一杯のチャーシューは嫌い!食べてると気持ちが悪くなって来るから。
そしてメインの麺をスルスルっと食べてみた。ついでに汁も呑んでみた。麺は太めの噛み応えのあるおいしいいつものやつだ。固めで頼んだのでごわっていて更に歯応えがあって楽しい。
汁はいつもより塩辛かった。この汁全部飲み干したらヤバいことになるよ!ってくらい塩を感じた。高血圧患者の方はご遠慮下さいって貼り紙しといた方がいいんじゃね。
塩辛さはあるがその奥にある動物植物系の諸々から取ったウマ味は健在だった。にんにくが溶け込んだこの汁はもはや麻薬のように中毒患者を作り出すこと間違いなし!こゆきも患者さんの一人である。
追加で頼んだたまごがこれまたうまい!汁に沈んでいるこいつをすくい上げては口に放り込む。噛むとクシャッと潰れて口の中に黄身の味が拡がる。何個でも食べられる。
多い人だと20個ほどトッピングしているらしい。正にたまごバカ!頭の中にウズラ飼ってんじゃねえのか?
ごはんも頼んだので食べ方を考えてみた。一般的にはのりを汁に漬してご飯を巻いて食べるのが定番だ。こゆきもそれに倣って食べてみた。おいしい。。やはり家系ラーメンにはごはんが欠かせない。
そして最後に汁が残るでしょ、ここにごはんをぶち込むんです。ごはんに汁を掛けるんじゃなく、ごはんを汁にぶち込むんです。大事なことなので2度言いました。
こうすると汁は一滴残らず楽しむことが出来ます。汁の底の方に残った食べカスも全て味わい尽くすことが出来る究極の食べ方です。
最後に最近この店へ来てつくづく残念に思うのが、ラーメンのサイズが小さくなったこと。
どんぶりが小さくなったわけではないが、麺の量、チャーシューの大きさ、うずらたまごの数すべてがダウンサイジングしている。
数年前なら並サイズで麺たっぷり、チャーシュード~ン!たまご5個が当たり前のように並んでいた。追加なしで完結出来たのである。
ところが今ならチャーシュー麺にしないと肉足らず、トッピングしないとたまご1個、麺の量は80%くらいになっている。残念である。
材料の値段が上がっているので仕方なく。。というのなら一気に値上げしたら!量を削るのではなく思い切って値段を上げなはれ!
そんで飛んでいく客なら本物の顧客ちゃう!またそんで潰れる店ならあんさんの実力はそんなもんやったと諦めなはれ!
やっちゃえ!やっちゃえ!にっさん
(いつの間にかにっさんのCMになっちゃった。。。)
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