ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

港区「てんぷら屋」~まさかの連続訪問 やさしい卵焼きの味

2021/6/9

 昨日の訪問でターゲットを獲得出来なかった「てんぷら屋」を再度襲撃してきました。獲物は「卵焼き」である。うまいらしい。

 

 本日は開店の7時半に合わせて店を訪問した。昨日は8時に訪れて客0だったので、きっと7時半なら閑古鳥が鳴いているに違いない。そうほくそ笑みながら店の前に立った。

 ところが扉にカーテンが掛かっておりまだ営業していない。仕方ないので付近をグルグル回り時間をかせいだ。7時45分頃ようやく営業が始まったようだ。

f:id:koyuki-ch:20210609093304j:plain

一見したところ公衆便所のような いや、山小屋のような、、、

 店の中へ入るとすでに4人の荒くれ者たちがムシャっていた。この店の狙い目の時間帯は8時頃だったのね。。。開店早々では腹をすかせたハイエナたちが集まってくるようになっていたのだ。

 早速カウンターへ行きオババに「茶碗ごはん、白みそ汁」を注文した。目指す「卵焼き」はと、おかず陳列棚を覗き込んだがない!卵焼きがねえ!

 オババに「卵焼きないの?」と尋ねると「朝はそこに並んでいるだけしか・・・」とかとぼけたこと言ってやがるぅ!ガルルルル~ッと腹をすかせた狂犬は今にもオババに飛び掛からんばかりであった。

 しかも大将は横で素知らぬ風で一生懸命鍋を振るっている。落胆しながら他のコーナーのおかずを物色した後(この店にはおかずコーナーが2ヶ所ある)再度元のおかず置き場に目をやると「卵焼き」があるではないか!

 こゆきが目をそらした隙に大将が置いてくれたようだ。じゃあ、さっきのババアの言葉は一体なに???

 それに後から来た客の注文を聞いているとオーダー注文も可能なようだ。だったら最初から注文受けてくれればいいじゃん!少しご立腹のこゆきさんであった。

 テーブルは入り口近くのところしか空いていなかったのでそこにバリアを張った。ここはこゆき様の席となった。

 卵焼きの他に大根おろし、明太子、じゃこの乗った皿をかっさらった。これでやさしいモーニングの始まりだ。

f:id:koyuki-ch:20210609094338j:plain

あの~、ソーセージとか豚生姜焼きとかも喰ってみたいんですけど

 ごはんとみそ汁は昨日同様うまかった。みそ汁は心なしか昨日より出汁がつよい。昨日のを10段階評価で7とするなら、本日のは7.5といったところ。

 明太やおろしやじゃこは当然うまい。そして問題の卵焼きに取り掛かった。

 キャベツの千切りが添えられている。醤油を少し垂らして卵を口に入れた。

 ふんわりしていてほのかにバターらしき香りが漂う。マーガリンかも知れない。いずれにしてもこんな純和風な店で場違いな洋風卵料理を食べているようで不思議な感じだった。

 当然ごはんに乗せればバクバク君だった。あっという間に持ってきた品々は消えてしまった。

 こゆきが食べている間にも次々来客があり、こゆきがバリアを張ったテーブルにも見知らぬおっさんがやって来た。相席である。

 この食堂はこの辺りの肉体労働者の憩いの場なのでやさしい気持ちでおっさんを許して上げた。

 

 ま、とにかく食べたらそっこ~で退出じゃ!それがこの店のマナーだと思う。

 食器を返して540円を払って店を出て来た。今日は昨日より安く済んだし、おいしい卵焼きも食べられたので満足である。

 また明日も来るかもしれない。そうすると3日連続で日本記録となる。ババアよ、明日は8時過ぎたあたりで気を付けた方がいいぞえ!飢えた狂犬が舞い込んでくるかも知れん!

r.gnavi.co.jp