2021/8/7
ど~も~!こゆきちゃんです。今日はまずこんな話から始めてみようかな。
皆さんはそうめんをおかずに白米を食べたことありますか?にゅうめんの方ではなくつけ汁で食べるほうのこと。
これ、結構うまいんですよ!ぜひ一度試してみて下さい。
お金のない頃はこれで空腹を凌いだものです。その頃からこゆきはそうめんが大好きになってしまった。
でもお店でそうめんを出すところって少ないんですよね。だからなかなかそうめんを食べる機会が訪れなかった。
そんな今日メニューにしっかり「そうめん」と表記されているお店を訪ねてみました。パチパチパチッ!
お店は有松というところにございます。有松絞や旧東海道の昔からの街並みが自慢の名古屋では数少ない観光地となっております。
本日も街を歩いていると激あつの中歴史好きっぽい御婦人や紳士とすれ違いました。店はその旧街道沿いにございます。
り~まつの街並み
17時開店ということなので17時に店へ入った。するとシレっとカップルが座っている。いつ来たの??先を越されてしまった。
店内はそれほど広くない。テーブル席4卓ほどとカウンター代わりの大テーブル席1卓、それに奥に小上がりがあり2卓机がおいてある。こゆきは大テーブルの1席に腰を下ろした。
注文はそうめんに決定しているが、ただのそうめんでは面白くない。そこで「味噌そうめん大1,100円」を頼んでみた。
こゆきの想像ではにゅうめんの味噌バージョンと思われた。きっと山喜のみそ中華の麺がそうめんになったような感じだろうと解釈した。
店員に「これは熱いのか?」と尋ねると「冷たいものだ」という。味噌にゅうめんの冷たいバージョン!
これは期待出来るかも。今まで体験したことのない未知の味を堪能出来るかも知れない。内心「もらった~!!」と思いましたね。
そうめんだけでは物足りないので「キス天ぷら500円」も追加した。
15分くらいで2つともド~ン!という感じで出て来た。意外と待ち時間は短かった。
期待が泡となって消えていく~!
ス、スイカとブドウ??あの~どいてもらえませんか?
見た目はリッパなんだけどねぇ~
キスの天ぷらにゴーヤ添え
まず味噌そうめんだが、イメージしていたものとはかけ離れていた。にゅうめんではなくつけ麺となっている。
しかもつけ汁は「味噌!」。味噌を少し出汁で溶いたような感じ。。舐めてみると正に赤味噌だった。しかもチョ~甘い!これでそうめんを食べるのは苦痛な時間になる予感がした。
そうめんには氷がタップリ入っておりすごく冷たい。この辺はこゆき好みである。しかしそうめんの上にはスイカとブドウが乗っている。
そうめんに果物を乗せるという冗談はやめてもらいたい。なぜかそうめんは余計なものが付いてくる。サクランボだったりみかんだったり。そんなことされて誰か喜ぶ人がいるのだろうか。そうめん業界の深き闇である。
スイカとブドウを空き皿に移動させ、麺をつかんで味噌ダレに漬した。そしてバキュームしてみた。
味噌の粘度が高いためズリュリュリュ~~~!という爽快感がない。しかもくどくて甘い味噌は全くそうめんに合っていなかった。。。期待が大きかっただけに失望もデカかった。
麺も茹で過ぎのような感じでプツンプツンと歯で切断する楽しみが感じられなかった。
気を取り直してキス天に取り掛かった。まずは緑の塩でパクった。な、なんだか生臭い。。キスってこんなに生臭かったっけ?金魚臭を嗅いでいるようだった。
天つゆにつけて食べてみると生臭さが緩和されて食べ進むことが出来る。揚げ物の仕上がりとしてはいいんだけどなあ。
天ぷらの内容は「小さなキス3枚、ゴーヤ、なす」となっていた。ゴーヤの天ぷらは初めてだ。しっかりゴーヤの苦さが出ていた。
味噌でそうめんをすすっていたが段々嫌になってきたので、大将の目を盗み天つゆでそうめんを食べてみた。べリグ~だった!
残り全部天つゆで食べたかったが、大将の監視の目をかいくぐるのは難しかった。半味噌半天つゆでそうめんを消滅させた。
いや~最初から普通のそうめんにしとけば良かった。
最後に残ったスイカとブドウは一口で抹殺した。スイカを食べるのは何年ぶりだろう。このスイカこれまたうまくなかった。甘さ控えめの若いスイカと見た!
またまた厳しい判定になってしまったが、これがミシュニャンの現実である。嫌なことも書かないとグルメガイドにならないからねえ。
しかしこの店はかなりの人気店で他のものも試してみないと最終判断は出来ない。変わり種も一杯あるので次回はうどんでもいっとくか。それともノーマルそうめんにしてみようかな。
こゆきが食べている間オッサン1匹、老夫婦1組が来店した。夕方の早い時間でこんだけ客が入ってくるということはどこか魅力があるんだろう。
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