2021/12/12
よく聞く釜揚げうどん。それのきしめんバージョンが一押しの店に初上陸してみた。何といってもこゆきは釜揚げ関係は初めてである。とても楽しみであ~る!
14時半チョッキリに店に侵入した。この店は11~20時まで通しで営業しているとても偉い店である。途中中休みを入れるナマケモノの店とは一線を画している。
これだけでもミシュニャンに乗せる価値がある。当然チェーン店ではなく個人経営の店であ~~~る!!!
先客は家族連れ2組。こんな時間に昼メシとはテメーらの家庭内環境は乱れていると見た!
しかもそのうちの1組の家族は帰り際次から次へと一人づつションベンに立ち上がり、こゆきの横をソワソワソワソワ行ったり来たり立ち止まったり。ひじょ~に気分悪かった。どっか駅の便所でも使ってほしい。。
店のおばちゃんに「瓶ビール550円、カツ皿550円、やっこ350円」を注文した。ついでに「後から釜揚げきしめんね」と言っておいた。
まずビールとサービスの漬物が出て来た。この漬物は少なかったがとてもおいしい代物だった。大根の甘酢漬けと白菜の浅漬けだが、甘過ぎもせず塩辛過ぎもせず酒の肴には大変重宝した。この時点でこの店の実力が感じられた。この後が楽しみである。
ビールばっか吞んで!水も飲みなさい!
この漬物バカに出来ないよ
つづいて「やっこ」がやって来た。単なる奴だが薬味が良かった。たっぷりのネギとショウガ。どちらも切りたて摺おろしたての風味がする。
やっこが無くなった後も薬味を肴にビールを呑んだ。薬味は全てペロッた。
大村益次郎は股間で酒を燗し、湯豆腐をつついたそうだ 知ってっか??
つぎ!カツ皿だが、これは少々期待外れだった。味付けはくどくないし悪くない。でもおいしいと思えるほどではなかった。
量はかなり多い。通常のカツ丼の上の頭の部分が皿に盛られている風情だ。
カツの衣はとがり気味だった。こゆきはカツ鍋はしっとり派なのであまり好みではなかった。でも少しつまむだけなら悪くないよ。
もう少し煮込んであるといいカモ、更にもう少し軽く揚げてあるといいカモ
さて、ビールも呑んだし、頼んだものも片付けた。いよいよ釜揚げで〆るかということでおばさんに「釜揚げきしめんとろろ付き1,550円、熱燗500円」を追加で頼んだ。
すぐに大鍋が運ばれてきてこゆきのテーブルのコンロに据えられた。たった1人前なのに大そうなのである。
こゆきのコンロ
何だかえれ~ことになってきた
きしめんの生麵がまな板に乗せられてやって来て、おばさんがコンロに火を入れた。
湯がグツッたところで再度おばさん登場。そして麺を入れる。
鍋蓋から泡が出始めると更におばさん登場。鍋蓋の穴から水を注ぐ。そして待つ。
またまたグツッて来るとおばさん登場。また穴から水を注ぐ。これを3回繰り返した。おばさん偉い!よくこんな面倒なことをやっているものだ。
おばさんが麺を入れてほぐしているところ
蓋をしてグツるのを待っているところ
そんで3回廻ってワンしたところで「ど~じょ!」となった。
つけ汁は生卵、とろろ、ねぎ、しょうが、大根おろしを従えている。これらを少しづつ汁に入れてよ~くかき混ぜて食べろという。
元来麺類の汁に生卵を入れるのが嫌いなこゆき、更に云うなら卵をグチャ混ぜにするのが大嫌いなこゆき、どうすっぺかなあ?と少々考え込んでしまった。
茹で上がったきしめん
漬け汁と薬味たち
まずは何も入れず汁オンリーに麺を漬けてすすってみた。この汁、よく売っている麺つゆの味がした。。ここはちょっと残念。
麺はきしめんの割に太く、ビロビロ感はない。どちらかというとうどん食ってるみたいだった。でも手間暇かけただけあって食感は良かった。
この程度の汁ならばと後はタマゴや薬味を全部ぶっこんで混ぜて食べてみた。まあこんなもんかなという味だった。。
今回も良いことが書けなくてごめんなさい。でも真実しか書けないから。。。
コロナ下の厳しい経営状況の中手間を惜しまず料理を提供する「一八」さんには頭が下がる。昼夜通し営業という真摯な姿勢にも感心する。
今日食べたものはすこしこゆきの感覚とはズレていたが、うまく感じる人も沢山いると思う。
またすぐ来ると思うのでその時はちゃんぽんとか親子丼とか通常のきしめん食べてみるからね。ついでに酒もいっぱい呑むからね。いじわるしないでね。さいなら
r.gnavi.co.jp