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緑区「天福」~街中華のつけ麺はどれほどの実力か

2022/5/27

 夜のとばりが下りる前に数日前訪れた「天福」へ晩酌をしに出掛けた。

 この店の夕方の部は17時からなのでこの時間帯なら閑古鳥が鳴いているだろうという壮大な予測を立てて訪れたのであった。と、ところが、、、!

 意外にも駐車場は車一杯、店内も客入り3割といったところ、平日でもこんな時間からメシってやがる輩はいるんですね~!こわいですねえ。。

 あまつさえ酒宴を開いているグループさえいた。「愚かどもめ!」とそいつらを横目に見つつ離れた席に座った。

てんてん天福

 愛想のいい中華のおばさんが注文を取りに来たので「お得な酒セット1,080円」を紹興酒ピータン豆腐と手羽先煮込みで頼んだ。

 これで1,080円!ありがたいことです。

 サクッと紹興酒と先付が出てきた。先付は人参と大根と水菜を甘辛タレで和えたもの。

 先付が出てくるとは思ってなかったのでかたじけなく頂いた。味はこれといった特徴もなくシャリっとした歯応えだけが記憶に残っている。

紹興酒は燗して氷砂糖とレモン入れて飲みたいなあ

 そしてピータン豆腐がやって来た。豆腐がよく冷えててうまい。そしてピータンは新鮮でまよらかな舌ざわりだった。

 平気で古いピータン出してくる店も多いのでここはポイント高かった。こゆきはとてもピータンを愛しています。

ピータン ピーターじゃねえぞ!

 続いて手羽先登場。味付け控えめでトロっとしてて、骨ごと口に入れてツルんと骨を引っ張り出せば肉だけが残り面白かった。

 街中華って味付け濃いとこ多いけど、天福は全体的に薄味で、素材と出汁の味を重視するこゆきには好感が持てた。

量も多過ぎないし色んなものを楽しめる

 呑んで食い終わったところで麺類に行くことにした。「台湾にするか、豚骨にするか、いやいや塩でいってみるか」いろいろ悩んだ。

 でもふと壁を見ると「つけ麺650円」の文字が!つけ麺好きのこゆきは一発でやられてしまった。

見落とすとこだった

 おばさんにつけ麺を注文し、待つこと10分くらいで竹網に乗ったつけ麺が現れた。まず恒例の麺クンクンの儀を執り行った。麺臭少なし!

 麺の冷え具合はまあまあ。ツユは少々甘かった。ツユにはネギとゴマが入っており当然大好きなワサビはなかった。

 これが中華屋のつけ麺なのだろう。まあ軽くズルって腹に収納した。

麺自体は山喜を10とするなら8といったところ

ツユは甘め この辺はやはり中華っぽさが出てくる

 これでお食事会を終了して席を立った。レジでおばさんに1,730円を払い店を出た。

 しかし前回も感じたことだがここのおばさんは接客がいい。中華屋の接客は悪いとこ多いから。。余計におばさんがいとおしく感じる。

 客もゾック族と入ってくるしこれはブレークするかも。以前の「福源」時代は考えられなかったことだ。

r.gnavi.co.jp