ミシュニャンガイド

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大府市「三平うどん」~から揚げの名店でかつ丼のアタマ喰ってみた

2022/11/17

 懲りもせず今日も有松の「とんかつ新」へ行ってみた。前回「11/7よりしばらくの間臨時休業」となっていたが、復活したのか気になったのだ。

新はこのマップのすぐ近くにある

 12時半過ぎ新の店先に立った。でも依然として閉店しているようだ。残念だが仕方ない。そこで近くでメシれるところを探したがこの辺りはあまり店がない。新の道路を挟んだ向かいに「栄龍」があるのみだ。

 栄龍でも良かったのだが今回は少し離れた大府市うどん屋まで歩いて行くことにした。その距離約2キロ。微妙な距離である。

 

 新から国道23号線方面へ向かい、有名な古物商「キンブル」の横を通り過ぎるとそのうどん屋はある。その名を「三平うどん」という。このミシュニャンでは登場済みである。

 この店、うどんの味は並だがから揚げがうまい!かなり上質な部類に入るから揚げを食べさせてくれる。こゆきは以前店でカラった後お持ち帰りまでしたことがある。そんくらいうまい!嘘じゃないからみんなも食ってミソ。

 

 13時近くに三ちゃんへとうちゃっ君。平日のこんな時間でも店は混んでいた。かろうじてカウンターへ座り、愛想のいいきれいなお姉さんに注文をブチかました。

この店の外観は写真に撮りにくい

 こゆきは「かつ煮」が食べたかった。でもメニューにはない。そこでキレねえさんに「かつ煮ないの?かつ丼のアタマのやつ」と聞いてみた。キレねえは「かつ煮はないが、かつ丼のアタマとごはんを分離することは出来る」と言う。こゆきは「じゃあ分離してもらってごはんは少なめで」と頼んだ。

 てえことで注文は「かつ丼分離方式900円、月見とろろ400円、大瓶ビール590円」と相成った。あとできしめんをすすろうって寸法でぇ!

 

 まずビールがやって来た。うれしいことにエビスビールである。こゆきはエビスが日本のビールの中で1、2番目に好き。赤星と双璧をなす。自然とエビス顔になった。

 しかもビールには味噌奴が付いてきた。こいつはうれしかった。このビールの値段でおつまみ付とは豪勢だねえ!豪快にゴキュって奴をツルった。冷たくてうめえ~!

その昔エビスを愛したねこが居たという

 続いて月見とろろがどんと差し出された。量もタップリで名前の如く卵の黄身が乗っている。

 ただ残念なことに醤油かタレだか知らんが先にぶっかけられていた。こういう味調整は自分でしたい派のこゆきは少し不満だった。結局自分でも醤油をぶっかけるんだから一緒のことかもしれないが、微妙な量加減は己でやりたいのでアリんす。

ぶっかけられてしまった、、、ひどい!!

 そしてすぐかつ丼分離方式が登場したのでまじまじと眺めた。うまそうなカツが卵と玉ねぎをまとっている。色は少々黒っぽく味付けが強そうに感じた。

 このかつ丼にはキューちゃんと小うどんが付いてきた。後できしめんという夢は消えた。まあこれは仕方のない誤算としておこう。

 

 まず残っていた月見とろろをごはんにぶっかけた。とろろ丼の出来上がり。ジュリュリュ~ンとバキュームすればうまいことこの上なし!ここにマグ差しなんかがあったらたまんないね。

 

 次に肝心のかつ丼のアタマだが、こいつは今一つだった。まず見て感じた通り味付けがくどい。そして肉質がコリコリと固い。他の店と比べれば至って普通クンだがもう少し頑張ってほしいところ。

 

 最後にうどん、この店では初めてうどんを食べた。今まできしめんしか食べたことがなかった。きしめんの麺はウスウスビロビロのコンド~麵でこゆき好み。しかしうどんは少し様子が違っていた。とにかくブヨブヨと柔い!汁に溶け出してしまいそうなほど麺に締まりがない。これはダメでしょ。茹で置きか??

 汁は出汁が効いているが、出汁を煮過ぎ。少しえぐみが出ていた。きしめん喰った時にはあまり感じなかったので今日だけかも知れないが気を抜かないでほしい。

あまりブタ臭もなかったし、肉固かったっす!

ブヨってやがった

かつ丼分離方式 キレねえありがと!

 20分ほどで全部腹へ納めてサッサと席を立った。長居したいのはやまやまだが、とにかく次々来客がやって来る。平日の13時過ぎとは思えなかった。だから席を空けた。

 客たちで注文が多かったのはかつ丼かな。こゆきには合わなかったが大衆にはちょうどいい味なのかも。

 接客もいいし、メニューもいろいろだし、味も悪くないので人気店なんでしょう。そういえば量もたっぷりちゃん。子連れや肉体系労働者はワシワシ喰らいついていた。

 今後もこゆきは三ちゃんを訪れるでしょう。あのから揚げとビールだけでも十分通う価値がある!

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