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瑞穂区「角誠」~とってもフシ~ギな麺類食堂

2022/11/24

 今回はサクッといきます。

 先日「みそか三河屋」を訪れた際、すぐ近くに古びた重厚なたたずまいの店を発見した。店の前を通り掛ったのは10時半ごろだったが暖簾がパタっていた。「もしかして、もう営業中??」という疑問を抱きながら、後ろ髪を引かれる思いで三河屋へ入ったというわけである。

 

 で、今回この店を調査してみた。10時半という中途半端な時間に店に到着した。やはり暖簾はパタパタしていた。ガラッと扉を開けた。

暖簾出てるが、入ったら許しを乞うこと!

 照明も付けず薄暗い店内の一番奥にばあちゃんが座っていた。不安になり「まだ早いでちゅか?」と聞くとばあちゃんは「まあ、ええよ」と答えてくれた。ということで遠慮なしに店の中央のテーブルにドスった。

 

 うどんとかつ煮が食べたかったがかつ煮はなかった。ばあちゃんに「かつ丼のごはん抜きは出来るか?」と尋ねてみた。するとばあちゃんは「そんなことは出来ん!だったらとんかつ定食でも食っとけ」と言う。

 いろいろ言葉の齟齬があり、どうもうまく会話が嚙み合わない。そこでこゆきは「親子なんばうどん700円」と申し渡した。そのあともまたややこしい会話が続いたが親子なんば一本でケリが付いた。

 こゆきはばあちゃんがうどんを作ってくれている間「こんなにはよ~来ておもさげねっす!」と連発した。ばあちゃんは電気代やいろんな物価が上がったので困っていると心情を吐露してくれた。そう言われるとこゆきは早く来てごめんね~と謝った。

 

 10分くらいで手際よくばあちゃんはうどんを出してくれた。うどんは鶏肉と溶き卵のうどんだった。ビジュアルはまあまあ。まず溶き卵付き鶏肉をパクった。う~ん、少し鶏肉が古いような。。。決して次回から鶏肉関係に積極的に近づいて行こうとは思わせない風味だった。

 出汁は感じられる。汁の色は少々薄め。でもネット口コミに書いてあったような関西風とは違うような。。醤油は結構感じられた。

 まずいのかと問われれば否!このレベルなら近所にあれば毎日通ってもOKなところ。ただこゆきの期待値が高すぎたということ。

 こゆきがうどんを喰っていると何を思ったかばあちゃんはご飯を差し出してきた。こゆきは「いや~要らないっすよ」と答えるしかなかった。かつ丼のアタマを所望してごはんを貰ってもねえ。

ばあちゃんが一生懸命に作ってくれたので汁まで全部飲んだ えらい???

 5分で喰って700円払って出てきた。ばあちゃんはこゆきの後で入って来た仕入業者との話の中で「もう店閉めようか、、、」とか言っていた。

 頑張って!踏ん張って!とこゆきは云いたい。今度は11時過ぎてからビール吞んだくれてたくさん肴食べて最後に麺を〆るから!こんな素敵な店が消えていくことは耐えられない。どうかいつまでも。。。

 

 この店はこゆきが良く見るユーチューバーの動画でも紹介されている。店に着いてから思い出した。

 ちなみにばあちゃんに聞いたところでは開店時間は不明。暖簾は早くから出しているがあんまり早く来て迷惑かけるなよ!

 今度は5千円くらいバク飲み食いする予定なので店やめちゃやだよ!

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