ミシュニャンガイド

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刈谷市「高倉庵」~カキフライと味噌煮込みうどんの名店でカツッを入れてみた

2022/12/21

 忙しくて中々ミシュれなかったが今日は頑張って覆面調査を実行した。獲物は刈谷市の名うどん店「高倉庵」であ~る!

刈谷のうどんの穴場

 11時10分に店に入った。開店同時を目指していたが道中道に迷いこんな時間になってしまった。と言っても11時開店だし駐車場は相変わらず過疎っていたし先客も一人だけだった。

 先客のおっさんの隣はイヤだったので店の中央列の一番奥の席へドスった。ここならおっさんの視線からは外れるので気分がいい。

 

 しぼりと茶を持ってきたねえちゃんにすかさず注文を入れた。「かつ丼950円をごはん少な目で。麺はうどんにしてね。」とやさしくお願いした。

 注文を終えると次の客が入ってきた。推定年齢80歳くらいのじいさん3人連れだった。このじいさんたちの躾がなっていなかった。店へ入ってくるなり罰当たりにもこゆきの隣へドスりやがった。

 そして大声でず~~~っと話し込んでいる。3人のうち2人はノーマスクだ。こゆきはよほど席を替わろうか迷ったが我慢した。このコロナ時代にここまで親の躾がなってないじいさんたちは初めて見た。親の顔が見てみたい!

 じいさんたちは味噌煮込みうどんを注文していた。注文が終わると再びペラリ始めた。

 こゆきは一刻も早くメシって店を出たかった。しかしこゆきの料理は全然やって来なかった。それどころかこゆきの後にやって来たじいさんたちのうどんが先に提供されていた。おかしいチャイまっしゃろか?

 じいさんたちに遅れること5分でこゆきのかつ丼が現れた。持ってきたねえちゃんに文句を言っても仕方ないのでじっと我慢して「ああ、ありがとうぅ、うう…」とお礼を申し上げた。えらいっしょ!

 

 かつ丼には小うどんとたくあんとホウレン草の胡麻和えが付いてきた。たくあんはあまり上質なものではなかった。味もそれなりだった。かつ丼には上等なたくあんを添えてほしいものだ。胡麻和えはほんのチョビッとだけ、一掴みで地上から抹殺された。

950円でこれならいいカモ

 まずはかつ丼からパクった。味付けはやや濃い目。甘過ぎと言えよう。かつはいい具合に揚がっており肉の香りが食欲を刺激した。上に掛かっている卵は半熟でありかつと良いコラボレーションを醸し出していた。かつの量はたっぷり。どんぶりに口をつけワシワシとかっ込んでいった。少々甘めでくどい味付けじゃが、このかつ丼合格じゃ!!

甘いけどうまい!くどいけど悪くない!

 次にうどんは具材がねぎと大根おろしのみ。シンプルである。麺は柔めだがブヨってはいない。汁は相変わらず醤油辛いが出汁がしっかり効いていてうまかった。もう少し醤油の量を減らしてみてはいかがだろうか。更に評価が高まること請け合い。

 ただ大根おろしが入っていたので多少醤油辛さが緩和されていた。このうどんも〇じゃ!危うく汁を全呑みするとこだった。

ソバでもOKだそうじゃ!きしめんは~??

 出来ればもう少しゆっくりこのかつ丼とうどんに向き合いたかったが、隣のじいさんたちのおしゃべりと1番客の鼻水吸い音が汚くて一気に急いで腹へ収納した。残念なり、無念なり。。。

 

 今日は大好きなカキフライは食べなかった。きしめんにも手を出さなかった。多分小うどんが付いていなかったらキシッてたけどね。

 こゆきが車に乗り込むと次々駐車場に来客が入ってきた。もしかしたらこのミシュニャンガイドを見た飢えた人民が我先にと押し寄せてきたのカモ。けけっ