2022/12/30
実は昨日も西善へ行ってみたんどすぅ。でも人がぎょうさん居てはったんで食べずに帰って来たんどすぅ。せやから今日は満を持して開店同時ダッシュを掛けてみたんどすぇ。
11時2分西善の駐車場に一閃の稲妻がピカッた。そうこゆき様のご到着である。急いで車を停め店内へ駆け込んだ。この時すでに先客は9人ほど。開店から2分しか経っていないのに油断も隙もないゴキブリ共である。
こゆきはカウンターの真ん中にドスった。水を出してくれた店員にすかさず注文を入れた。「ちゃんぽん!850円」と。
早くしないとすぐ狭い店は客で一杯になっちゃうし~大っ嫌いな揚げ物の臭いで充満しちゃうし~はやくはやく!って感じ。あっ言っておくけど嫌いなのは揚げ物の臭いであって揚げ物はとっても好物です。揚げ臭が服や髪に付くのがイヤなんで~す!
納品を待つ間メニューを眺めていて我慢出来なくなってしまった。追加で「自家製からあげ400円」を無意識に店員に頼んでいた。今日はあんまり食べ過ぎないでおこうと考えていたのに習慣とは恐ろしいものじゃのう。。。
苦節待つこと25分くらいでからあげが登場。ほぼ時を同じくしてちゃんぽんのご来光となった。ここ西善では待つことすなわち「たりめ~」であり、この苦しい修行の時を我慢出来ない者は「去ぬ」のみである。西善は厳しい修羅の地なのじゃ。きっと西善の創業者は立派な方だったに違いない。
西善鉄の掟第一条
からあげは出てきたら即食いすること!
西善ではからあげがジュウジュウいいながら出てくるから、口の中のカワがベロンベロンになることもいとわずパクること。これすなわち昇天の術じゃ!バッカうまいこと請け合い。
当然今日も馬杉君!レモンを垂らしたり酢を付けてみたりして楽しんだ。味付けは塩コショーにんにくで十分ついている。味が濃いと感じるあなたは酢っぱレモンで味変してみては。
パリっとしててジュワッときて口の中のカワべろんべろんのやつって栗田さんが言ってた
さて、ちゃんぽんはまず汁をチュウチュウした。ただのチュウではいけない。ベロチュウのようにお互いを味わい尽くすこれが大切じゃ。
豚骨で取った出汁に魚介や肉からの旨みと野菜の甘みが混ざり合って、複雑でいて繊細なそして骨太な激うま汁が誕生する。今日もサイコ~でした!
具材はフライパンで別に炒めているのだろう、程よい焦げ目が香しく感じる。野菜からシャッキリ感が無くなる前に、そして焦げ臭くなる寸前に火を止めているその職人芸に拍手じゃ!パチパチパチッ!!
麺は中太麺。細麺好きには不満かも知れないがこのムチっとしたもち肌が「こいつと添い遂げられて良かった!」と思わせてくれる。チュルリチュルリと気が付けば麺はあっという間に消えてしまう位おいしい!
西善鉄の掟第二条
ちゃんぽんを半分くらい食べたら高菜と酢をぶち込むこと!
西善テーブル備え付けの高菜は酸味と辛味がとてもちゃんぽんの汁と合う。そこへ酢を垂らすと一気に景色が変わる。高菜は汁を辛くしようとするが酢がそれを調和してくれるのだ。ふ~~~ん、こんな味になるんだあ!と驚く人続出。もし西善へ行く機会があったら是非やってみんしゃい!
愛知県ちゃんぽんランキング1位
本年最後なのでオマケ
本年最後の晩餐としては十分その役割を果たしてくれた。ありがとう。。。ではまた来年。
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