2021/2/12
こゆきさんの大好きな朝早くから開いてるうどん屋さん。早いと言っても１０時位からだから大したことはない。
共通しているのはうどんの提供時間が早い！安い！といったところ。そういったうどん屋さんを今回５店比較してみようと思う。
（高くて本格的にうまい店は今回対象には入れていないことをご了承下さい）
まず５店を列挙すると
店名 所在地 得意技 開店時間
山喜うどん 大府市 味噌味関連 １０時
いなや 千種区 ？ １０時半
長寿うどん 南区 スタミナ餃子 １０時半
みぶうどん 天白区 カレー味関連 １０時
以上である。
まずそれぞれの店の概要を説明していきたい。
‣山喜うどん
みそ味の麺類はこの中でピカイチである。ただノーマルの味は今一つ。きしめんの麺はぶ厚い。中華麺は麺臭香り高く弾力もあってうまい！
トッピングとして天ぷら、タマゴがあるが、天ぷらはカリッとしていて他の店より断然いい！タマゴは生ではなく、半熟で出してくれるところも評価出来る。
みそ関連の麺類を食べたい時には打ってつけである。
‣いなや 尾張旭市
ノーマルのきしめんに関しては名古屋駅ホーム並み。かなりの高レベルである。麺は少々分厚いが、出し汁がうまいことこの上なし！
中華麺の質は山喜よりわずかに優っている。麺臭がブンブンに香ってくる。麺臭嗅ぐだけでごはん３杯はいける！
ただこの店で一番評価の高いみそ味の麺類はみそが弱く軍配は山喜にあがる。
天ぷらは冷たくベチョッとしており注文するに値しない。タマゴは完全に生であり、茹でてはくれない。５０円なのでそんなことを望むのは酷というものだろうか？
朝早くから手軽においしいきしめんが食べたい時には重宝する店である。
‣いなや 千種区
カレー中華しか食べたことがないのであくまで推測だが、ノーマルきしめんに関しては尾張旭のいなやと同じく激うまが予想される。
尾張旭とここがどんな関係かは不明だが恐らく兄弟店であろう。しかし尾張旭にはないカレー味の麺類が存在することがこの店の特色である。
尾張旭のノーマルきしめんのうまさから想像するに、出汁のしっかり効いたカレー汁が出てくると信じていたが、期待は見事に裏切られた。
結構スパイシーでドロッとした汁は好みにもよるが、時として人々を奈落の底へ突き落とす暴力を秘めている。
トッピングはコロッケ、天ぷら、タマゴ（生・茹で・半熟）、えび天等ありうれしい限りだが、出て来た天ぷらはしっかり冷えていた。この辺は尾張旭の店と一緒。
駐車場はとても狭く公共交通機関を使って行くことをお勧めする。
酷評しているが、これらはカレー中華のみを食べた時点でのおとぎ話である。
‣長寿うどん
５店の中で唯一本格的うどん店を志向している。
定食こそないが、麺類は何でもござれ、天ぷらは多種彩々、牛丼やとろろごはんまである。
しかし天ぷらは冷たく、志向とは裏腹に他の４店と同じ地位に留まっている。
味はあくまで中庸中道主義であり、決して人民を安楽の世界へ誘ってくれるものではない。
麺もきしめんは中の下、中華は麺臭なし、うどんは想像するだけヤボなので頼んだことはない。
しかししかし特筆すべきは餃子のうまさである！３種類の餃子があるが、中でもスタミナ餃子はニンニク好きの人の心を掴んで離さない魔力がある。
一杯飲んで餃子でもつまめば極楽であろう。でもこの店で酒を呑んでいる人を見掛けたことはない！
‣みぶうどん
最後になったが悪魔の店のご紹介である。この店接客に難あり！
難というより大難と言ってもいい！非常に腹立たしいオババたちが訪れる人々を迎えてくれることだろう。
そのことはミシュニャンには何回も書いているので興味があったら読んでほしい。
そんな店なら行かなきゃいいのだが、ここのカレー味の麺類はかなりレベルが高い！しっかり出汁が効いているし、シャビっとしてて麺類に誠に合うのだ。それで気付くと店の中へ入っているといった按配である。
はっきり言ってカレーに限ればいなやより悪魔、じゃなかった「みぶ」である。
麺は中華が程々の食感と麺臭だが、きしめんは薄々ビロビロのコンド―麺を使っている。これがなかなかいい。
天ぷらは死体のように冷たいので決して頼まない方がいい。とにかくカレー麺を食べたい時にはお奨めする。
以上が５店の比較である。一長一短がありどの店が一番とは言い難い。ただ朝腹が減ったら取り合えず駆け付け一杯の店たちである。勝者！なし！！！つまんね～な
