ミシュニャンガイド

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東海市「西善」✽~チャンポンのチャンピョン

2022/10/9

 皆さんご存知のミシュニャン1つ星店東海市の「西善」へ行ってきました。ここへ来るのは実に久しぶりである。半年ぶりかなあ。

 

 日曜なので混雑を予測して13時30分過ぎという微妙な時間に行ってみた。駐車場には空きがあったのでこれなら大丈夫そうだと判断した。

 店の中へ入ると空席は1つのみだった。アブねえところだった。。両脇におっさんが座っていたのでシチュエーション的にはあまり気が進まなかったが、他はふさがってるんだから仕方ない。やはり西善は土日は避けた方が無難だと感じた。

 

 席に座っておばばに「ちゃんぽん850円、からあげ400円」と注文した。からあげ定食にすればちゃんぽんも付いてくるし、値段も50円安いのだがあえて単品注文にした。だってごはんまで食べ切れるかわからないんだもん!

 ここの料理提供までの時間はとても長い。特に混雑している時は30分くらいかかることもある。なので本日も25分くらいは覚悟していた。でもものの10分ほどで「お待ち!」とちゃんからが登場した。

 

 まずからあげからいってみた。前にも書いたがからあげが出てきたらソッコーで喰うべし!熱々ジュウジュウを味わうべし!と~~~ってもうまいから!!!カリ、ジュワ~と口の中でうまさがはじける。本日も堪能させていただいた。

 最初の1つは何もつけずパクり、次はレモンを振りかけてパクり、3つ目は酢を垂らしてみた。最初から何かを垂らすのは無礼というもの。まず最初は素のままを齧るのが西善王国の掟である。

 今回単品でからあげを頼んだので肉塊は五つ。残り2つはちゃんぽんズルりながら食べることにした。

備え付けの調味料と高菜(左の黒いツボ)

 さて久しぶりのちゃんぽんをしっかり目に焼き付けた。実にうまそうである。野菜は程よく火が通っておりところどころ焦げ目がついている。食欲を誘う見事な演出だった。

 まず野菜をシャリった。やはり想像通り火の入れ方は抜群だ。わずかにシャッキリ感を残し生と野菜炒めの両方を演じている。にくいねえ~!更に食欲が湧いてくるわ!

 次に麺をズルってみるとこれまたわずかな歯応えを残しうま~く茹で上がっている。あまり好みではない太麺だがこれならいくらでもバキュームカーは吸い込むだろう。

西善来てからあげ食べない者は人にあらず

そういえば値段も上がっているが気のせいか量も少なくなったカモ

 そして汁をジュルった。最初はレンゲでジュルった。う~~~んなんか今までと違うような。。。うまいのには変わりないが今までのように麻薬のような中毒性が感じられない。どこか物足りないような。。

 そこでいつも通り酢と高菜を投入してみた。そして再度ジュリュった。やはり不完全なものに感じた。気のせいかも知れない。でもなんか変。

 考えられるのは、本日の料理提供時間の短さ。この時短がこゆきのちゃんぽんに何か悪さをしているんじゃなかろうかということ。

 手みじかに言うと「てえ~抜いたんじゃねえか!」ってこと。だって10分くらいで登場したのにおばばは「待たせてごめんねエ」って謝って来るし、そんな待ってないからこゆきも返答のしようがなかった。

 もしかしたらだけど、どこかのクレイマーが「おせーんだよ!」とか言ってテーブル引っくり返し事件を起こしたのカモ。それで店側が委縮してとにかく早く早くってことになったのカモ。これらは全てこゆきの妄想だけどね。。

 いつもなら汁全飲み上等、ドンナメ(丼ナメナメ)実行を心掛けているが、今日に限っては汁を少し残して席を立った。最後までいつものようなうまみが感じられなかった。

 

 こゆきが喰っている間も客がやって来たが、何組目かのおっさんのところでドクターストップがかけられた。「もうスープがなくなちゃって」と謝っていた。そんくらい本日の客勢は凄かったということ。

 近いうちにもう一度西善の様子を見に訪れなければならないとこゆきは思った。ちょっと心配だから。。

 しっかし昨日のうどん屋と言い、今日の西善といい店内揚げ物臭炒め物臭の油攻めだった。しっかり服にまとわりついてしまった。早く帰って着替えよッと!!

西善
〒476-0014 愛知県東海市富貴ノ台6-246 パークサイドビル103
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