2021/7/25
暑いのでパチンコ屋さんという賭博場へ行ってしまった。当然金を巻き上げられ、昼呑みしようと取っておいた大事なお金を失ってしまった。
そして気付いたら「石松」といううどん屋の前に立っていた。何も石松の前でなくても良かったのに何者かがこゆきを先導した。
石松は住宅街の中にポツンとある珍しい立地の店である。味は、味は、、まあ普通としておこう。。じっくり話すと長くなるから。
年寄り夫婦2人で切り盛りしている。最近こういった老夫婦の店が増えているような気がする。やはり日本の高齢化は凄まじいスピードで進行しているのだと改めて思い知らされる。
13時過ぎに店に入るとめずらしく先客がいた。石松で他の客に出会ったのは今までなかったと思う。先客は子連れの夫婦と介護所を抜け出してきたようなおばあさん。みんなご近所さんのようだ。
こゆきは「きしめんざる(天ぷら付き)1,350円」を注文した。他にも「きしめんざる850円」がある。こちらは天婦羅なしの方だ。
しかし名称は同じなので注文する際には注意が必要だ。前回も書いたが「カレーきしめん」も2種類あるのでややこしい。
およそ15分で料理がやって来た。大きなお盆にたくさんのお皿が乗っている。
どれどれと眺めてみるときしめん、天ぷらの他にきしめんの漬け汁、天ぷらの天つゆ、タップリの薬味、タクアンと長いもの短冊という構成になっている。
それぞれ別皿なので懐石料理並みの皿数だ。
ではまず薬味を漬け汁に落とした。ねぎとショウガだ。やはりワサビはなかった。そして麺をつかんで汁に沈めじゅろろろろ~っと豪快にすすった。
汁は冷たかったが麺は生ヌル加減だったので爽快感は今一つ。麺はコンド~麺である。
この店のは手打のようで麺が波打っている。厚さも不均衡である。この辺は好感が持てる。壁にも麺打ち五十何年と書いてある。でも汁は醤油辛さが先走っていた。
不均一な姿が哀愁を誘う
次に天ぷらだが、内容は「えび、なす、ピーマン、さつまいも×2、カボチャ×2」というラインナップ。
こゆきの嫌いな根菜の天ぷらが大半を占めていた。えびは何という特色もなく、というかえびの旨味が感じられなかった。
全ての天ぷらはカリカリに仕上がっており、カラッと中毒のやつらには満足出来る代物だろう。こゆきには可もなく不可もなくというところ。
な~んかどれ食っても味がしなかった コ、コロナか~!
そしてここに来るといつも不思議なのが「タクアンと長いもの短冊」の一品が付いてくること。何のためなのか分からない。
ごはんがあるなら悪くないかも知れないが、うどんオンリーの者にとっては有難迷惑にも感じる。一体どうやって食べろと、、、
まあそのまま食べたけど、長いもは少々臭かった。タクアンは単に市販のものを切っただけ。サービスで出しているんだろうけどもう止めてもいいと思う。
ついでに書いとくと薬味のネギは乾燥しかかっていた。ショウガは変色していた。
じいちゃんばあちゃんが一生懸命作ってくれたものにケチをつけたくないが、ど~~~も、客の求めているものとはズレているような気がする。
もしかすると老後の趣味でやっている店なのかも知れないので詮索するつもりはないが。
あとこの店で食べたいものリスト。
・きしめん(かけ)
・からあげ
・焼きそば
・カツ丼
まだまだたくさんあるのでまた来なきゃ!
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