ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド 洋食⑦ 特大カキフライ定食 身も大きかったが更に巨大な衣で覆われたカキフライ

2019/10/4

 本日夕方からBBQがあります。そこで朝食と昼食を兼ねて軽めにうどんを食べようと考えました。BBQの買い出しついでにイオンへ出撃です。フードコートを偵察していると「カキフライ」の文字が現れました。カキフライには弱いんです。他のすべての食べ物を圧倒する力がみなぎっています。カキフライの文字の横には「売り切れごめん」とか「特大」とか「10月から提供開始」と書かれています。これを見てすっかりうどんのことは消し飛んでしまいました。

 

 フードコートに「牧原鮮魚店」という海鮮丼がウリの店がある。たかがフードコートなので大した期待は出来ないと考え、今まで1度も食べたことがなかった。

 そんな店の店先に「特大カキフライ」のポスターがドドンと貼り出してある。ポスターの写真では確かに巨大である。今月から始めたらしい。一瞬うどんのことが頭をかすめたが、その時にはすでに鮮魚店の厨房に向かって「ごめんくだちゃい」と声を掛けていた。

 元気のいいおばちゃんが出てきたので「特大カキフライ定食」を注文した。消費税込みで1,045円である。この値段でポスター通りのものが出てくるのならお得感がある。10分ほどで定食が出来上がった。ぱっと見1つ1つが巨大である。しげしげ眺めてみてもドデカい!ピンポン玉を1~2周りほど大きくして楕円にしたようなフライである。それが5個乗っかっている。

 キャベツの千切りとプチトマトとレモンが添えられている。定食なのでごはんと赤だし味噌汁が付いている。ソース鉢にはウスターソース系2種、タルタルソースが入っている。

 こゆきはカキフライにはウスターソースは使わない。1番好きなのはタルタルである。次に醤油。もちろん最初にレモンを絞るのは忘れない。

 ただタルタルは平気でキューピーのパックに入ったもの出すところ多いから気は抜けない。この店のは一応手作りしているようだ。あまりうまくもないし量も少ないけど合格だ。

 まず1個目はレモンを振りかけただけで噛り付いてみた。う~ん巨大だ!熱々だし衣もさっくりしている。断面を見てみるとカキの身も広告通り大ぶりだ。中からカキのウマ汁がジュワッと出てくる。勿体ないので汁が落ちない様1口で食べたいが、巨大過ぎて不可能だった。

 2個目3個目とタルタルや醤油をつけて食べてみた。いいじゃないか!ええじゃないか!と食べ進んでいった。

 しかし4個目に取り掛かるあたりで腹が一杯になってしまった。なんせデカいから。それとカキの身に負けじと衣も分厚くそれを食べ切るのも一苦労なのだ。ごはんやキャベツも並行して食べて行かないと残ってしまうので忙しい。ごはんは小盛で頼んだが最後の方はヒーヒーだった。

 値段のことを考えると量質共に十分である。フードコートという環境を考えれば味も悪くない。しかしあまりに巨大に見せるため衣が厚すぎるように思う。この点だけは残念だった。