ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド 第1回朝呑み会 変態寿司 お下劣過ぎてタイトルに載せられない!

2019/10/16

 名古屋で朝呑みの出来る店は少ないです。そういう非常識な行動をとる人が少ないのでしょうか。でもこゆきは禁断の朝呑みが大好きです。みんなに白い目を向けられながら飲む酒のうまいことこの上なしです。もちろん他人様に迷惑を掛けない範囲でという条件は守っています。そんな名古屋における数少ない朝呑みの出来る店を紹介しましょう。

 

 偉そうにもったいぶって紹介するような店ではない。すでに各種メディアに何回も登場しているし、大勢のファンもいるからね。。名古屋駅から歩いて数分の柳橋界隈にある24時間営業の「丸八寿司」である。

 噂によると変わりネタが一杯あるらしい。結構うまいらしい。朝から呑んでいる落ちこぼれがいるらしい。ワクワクしながら調査開始だ。

 朝から行く気マンマンだったが、運転免許の更新があり昼過ぎ1時ころの到着となった。朝呑みが昼呑みになっちゃった。店の前に立つとボロボロの細い階段がある。ここを登った2階に店はあるらしい。うれしさのあまり浮足立ってルンルンで階段を駆け登った。

 店の戸を開けて店内を見渡すと想像していたより広かった。席はカウンターのみで十数席ある。カウンター内に3人の職人が調理を担当している。更に1人若いあんちゃんが接客係として店内をうろついていた。

 こゆきは右端の席に座った。隣には地元のサラリーマンと思わしき3人連れがスーツを身にまとい昼からビールを呑んでいた。さすがは朝呑みの名店。でも仕事中に呑んじゃっても大丈夫なのだろうか。それとも出張族かな。熱心に仕事の話をしていた。

 その横でこゆきはカウンター内のおやじにお下劣な言葉を連発した。「生ビール」と「セクハラ握り」と「ソープランド巻き」と小さな声で注文したのだ。途中でおやじが意地悪く聞き返すので、もう1度注文を繰り返す羽目になった。隣のリーマンが一瞬こちらをチラ見してくるし、あ~恥ずかし、、、

 カウンターの壁1面に不思議なメニューが一杯並んでいる。でもネットに載っていた写真にあった「三ツ矢サイダー巻き」や「戸塚ヨットスクール巻き」などいくつかは見当たらなかった。あ、「嫁姑巻き」ってのも楽しみにしてたのになかった。

 とにかくまずはお通しが出てきて間髪を置かず生ビールの登場。

待ちに待った昼のみの開始だ。すしが来る前に1杯目は飲み干し、当然2杯目を注文した。

 2杯目をゴキュっているとセクハラ握りの登場だ!

ねえ、これってどこがセクハラなの?セクハラよりその後強引に○○した場面って感じじゃ、、、あまりの卑猥さにこゆきは赤面してしまった。なんて嘘でおやじと笑みを交わしあった。早速パクったがネタが新鮮でヒジョーにうまかった。

 続いてソープランド巻きの登場。

何がどうソープランドなのかわからない。そういった風俗関係とは全く縁のないこゆきには意味が分かりません。ただ中に色んな貝が一杯入っている。風俗好きなあなたならわかるのかな?ねえどういう意味???これまた食べてみると大変おいしゅうございました。

 他に刺身盛り合わせ1人前を注文。

どのネタも新鮮そのもので口の中で溶けていった。中でもどちらかというとハマチの刺身は生臭いのであまり好きではないが、ここのは嫌な臭いもなく脂がのっていて口どけすっきりで後味もすっと消えていく。

 これらをつまみながら更に生ビール追加。ついでにタラの白子も注文した。

白子に掛かっているポン酢が少々醤油辛かったが久しぶりに珍しいものを食べて満足した。濃厚とは言えないがとろりとした味わいだった。多分冬になればもっと濃厚になるんだろう。他にも食べたい物があったが次回の楽しみに取っておいた。

 結局全部で「生ビー×3、セク握り、ソープ巻き、刺し盛、白子」となった。この後名古屋駅のホームできしめんを食べる予定なので抑えておいた。最初だから値段も分からないからね。

 この店の壁に貼られたメニューには値段の書いてあるものと書いてないものがある。怪しいネタは全て値段不詳。非公開となっている。

 さて今回のお支払は5,060円だった。まあ普通かな。また今夜にでもお邪魔したいくらいハマってしまった。多分今度の休み当たり行っちゃうかも!