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豊明市「十四明」~讃岐うどん店で味噌煮込みうどんツルってみた!

2023/1/19

 前回の記事に引き続きまたもや「十四明」見参なり!!うまいから仕方ねえ!前回は「鳥なんばん」を食べたが、その時隣にいた客が頼んだ「みそ煮込みうどん」のことが頭を離れねえ!

 なんせこゆきの横を運ばれていく時ぶわ~~~んと香って来たみその香り、極上物を予感させるに十分だった。なので今回はみそ煮込み一択でいくんでそこんとこ夜露死苦!!!

 

 11時開店に合わせて店の駐車場に入った。ところが邪魔な業者の車が店の前に停めてあり、とても車を駐車しにくかった。そいつが退くまで待っていると横からレクサスが入ってきてこゆきの狙っていた場所にお止めになった。。。腹の立つやつである。

 別の場所に車を停めて急いで店に入った。レクサスのじいさんたちをぶち抜いてやった。一番乗りのこゆきさんを追い抜こうなんて百年早いわ!

 

 店の一番見晴らしのいい席にドスった。おばさんを呼びすぐ注文を入れた。今回は当然「みそ煮込みうどん」だが、うどんだけではアレなんで「かしわ入りみそ煮込み定食1,100円」を選択した。当たり前だが注文は一番だった。

 ところがこゆきのみそちゃんが来ないのにレクサスのじいさんたちのうどんが先に運ばれてきた。どこまでも腹の立つやつらである。

 注文後約10分でみそちゃん登場。定食内容は「うどん、ごはん、昆布の煮物」以上である。非常に簡素である。昆布の煮物ではなくたくあんとか白菜のお新香なんかが欲しかった。

 

 小鉢に「麺、油揚げ、ねぎ、かしわ」を取り分け、上から汁をたっぷり掛けてチュウチュウしてみた。想像通りの味だった。やさしい味噌の香り、しっかり採られた出汁、ほぼ完ぺき君だった。

 みそ煮込みうどんというとみそばかりが先に立ち、出汁が感じられるものは少ない。でもうまい店ってえのはきちんと出汁が香ってくる。十四明もそんなうまい店の一つなのである。

 十四明のみそ煮込み以外の麺は柔めだが、今回はまさにみそ煮込みって感じで固い麺を使っていた。これもまたヨシ。他県人なら「生煮えじゃん!!」って大騒ぎするやつ。麺量は少なめ。大喰らいのアフォ~なら大盛にした方がいいと思う。

 かしわはたっぷり入っていた。鳥好きなら満足の一杯となろう。当然臭みなどむ~かいで締まった肉質だった。こいつがみその池に沈んでんだからまずいわけねえべ!

ごはん一粒汁一滴も残してまへん!ぜんぶペロペロや

 小鉢に麺を取り分けチュルチュルすること5回位で麺が無くなった。そこで始まるのが雑炊の儀である。まずはごはん茶碗を土鍋の上で引っくり返すところからこの儀式は進行していく。

 ごはんがみそ汁をチュウチュウ吸い始め段々分離を始めた頃が食べ始める合図となる。レンゲで小鉢に雑炊を取り分け、上から一味をパラる。小鉢に口を付けてジュルジュル~ッと汚い音を立て啜りこんでいく時の快感は生物の3大快感と言われている。目から火花が出るほどうまかった!!

 ここに漬物があったなら更に快楽は盛り上がっていたことだろう。もう一度書いておこう「漬物、ほしかった」。。。

 1番のりしたこゆきだが、その後入って来たレクサスじじいや他の客より食べるのに時間が掛かった。だってゆっくり味わいたかったんだもん!

 最後に大将とおばさんに「ごっちゃんです。ありがとう」と言って店を出てきた。今度来たら何喰うか楽しみ。

 この「十四明」は元来讃岐うどんの店である。しかしこうしてみそ煮込みやきしめんなんかの提供も始めている。讃岐もいいがみそも食べたいし~きしめんも成敗しないといけないし~と~~~っても忙しい!

 ネットできしめんの写真見たけど汁が関西風に色が薄くてとてもうまそう。きしめん中毒のこゆきには今後の目標が出来たようでうれしい。

r.gnavi.co.jp