ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド うどん㊵ 牡蠣入り味噌煮込みうどん 牡蠣と味噌は合うのでしょうか?

2019/10/17

 先日味噌煮込みうどん愛知県1=全国1を食べてきましたが、今回はからずも緑区1の味噌煮込みうどんを食べることになりました。その顛末をご紹介します。

 

 どこに行こうか迷っていた。行くあてがない。何が食べたいのか自分の腹に聞いてみた。すると「にんにく炒飯」と答えが返ってきた。先日千華に行ったばかりだがにんにく炒飯にはまってしまったようだ。ただ行ったことのある店は避けたかったので、食べログで検索した。

 緑区徳重近くの「トントン」が候補に挙がった。早速車をぶっ飛ばした。我がナビが指し示す方向へグイグイ進んでいく。お昼の閉店時間間近だ。ナビで示している地点に到着したがそれらしい店が見当たらない。よーく探したがない!どうなってんだろ?

 そうこうするうちに或る1軒の店の前を通りがかった。その店の名を「ミッソーニ」という。名古屋市内でも指折りにランキングされる味噌煮込みうどん専門店である。実は何年か前訪れたことがある。平日の夕方だったと思うが駐車場はほぼ満車だった。店に入ると待ち人リストに名を書かされた。そしてここで待てと言われた部屋に入ると20人ほどの避難民が佇んでいた。その中に入りジッと順番を待っていた。しかし味噌煮込みって作るのも食べるのも結構時間が掛かるのでなかなか順番が回ってこない。全く気配すらしなかった。というより人々が対流することさえなかった。ここでこゆきの癇癪玉がさく裂した。「帰ろう!」と言って連れの人を促して店を出た。2度と来るもんかと心に誓った。店は悪くないんだけどね。でもそんくらい待つの嫌い!そんな懐かしくもさみしい思い出が頭をよぎった。

 店の駐車場はガラガラだった。もしかしてチャンスかもしれない。神様のいたずらで、中華へ行くべきところが味噌煮込みに変わってしまったのかも知れない。ついに車を停め店の中へ入った。いらっしゃいませ~の声とともにおばさんが現れた。おばさんはどこでもどうぞと席を案内してくれる。店内は夫婦らしきツガイが1組だけだった。

 入り口近くのテーブル席に腰掛けメニューを眺めた。麺類は味噌煮込み、カレー煮込みの煮込み1択だが、他にも田楽関係や串カツ、酒のつまみになりそうなものが並んでいた。酒も結構充実しているようだ。車でなければここで酒宴がはじまるところである。

 おばさんに「期間限定牡蠣入り味噌煮込みうどん大盛り」を注文した。牡蠣には弱い。牡蠣って文字見ると次の瞬間注文してしまう。そんな牡蠣好きねこちゃんです、こゆきは。バカにしたけりゃすればいい。

 15分ほど待ったかな、牡蠣入り味噌煮込みうどんの登場です。

卵は最初から入っているので仕方ない。出来れば選ばせてほしいけどね。具材は牡蠣、かまぼこ、アブラゲ、タマゴ、ねぎ、しいたけといったところ。

 写真では写ってないが牡蠣は大きめの奴が5個入っていた。小皿代わりの蓋にうどんと具材と汁を少々移して食べた。味噌が立っているがくどいほどではない。麺も少し柔らかめ。

 先日名店で味噌煮込みを食べたばかりなので、比較すると出汁は香ってこない。やはり一般的な店で食べる味噌煮込みと同レベルである。今回田楽や他のものは一切頼まなかった。もしかするとそれらに人気の秘密があるのかも知れない。

 ノーマルの噌煮込みは670円だったかな。これなら値段と内容を比較し名店とそん色なし。というか安すぎ。しかし今回食べた牡蠣入りは1,640円。大盛りにしたので1,890円になってしまった。もちろん牡蠣は大粒なのが入っていたが高杉君のような。う~ん、何とも言えない。もう1度ノーマルの味噌煮込み食べてから答えを出したいと思う。行列の謎を解き明かしたい。<div><strong><a target="_blank" href="https://tabelog.com/aichi/A2301/A230112/23005745/">ミッソーニ</a></strong>