ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

日記 現代の脆弱な生活基盤について

2020/3/1

 本日から3月である。今年に入って間もなく「新型肺炎」が騒がれ始め、初めのうちこそ皆「他人事」だと思っていたが、予想通り身近に迫る恐怖となってしまった。

 人間は恐怖が降りかかると、普段はモラルがとか、倫理的にみてどうか、とか言っていた人が豹変する。自分の命を守ろうとする動物の本能なので仕方ないが、あさましく感じる。

 こんなことは今回の疫病に限ったことではなく、一般的な社会生活の中でも頻繁に見受けられる。やらなきゃ自分のケツに点いた火が全身を燃やし尽くす。こういう状況になると人は他人を平気で蹴落とす。

 以前ニューヨークの川に旅客機が墜落した時のこと、冷たい川に漂流しながらある一人の紳士が自分の前に差し出された救助ロープを他人に譲った。そして紳士は水に沈んでいった。厳寒のニューヨークの川での出来事だ。

 ニュースで映像を見たが、この時の映像が脳裏に焼き付いている。記憶があいまいな部分はあるが確かに起こった事実である。人間はこんなにも尊厳に満ちた存在になれるんだと。

 翻って今回の騒動で、人のことを非難しているわけでない。自分自身を振り返ってみても同じことをするだろう。マスクの買い占め。予防効果がないと分かっていても売っていないと不安になる。だからマスク買いの行列に並んでしまうだろう。

 しかし今の状況は(今回の新型肺炎に対する民衆の反応)そこまで深刻なのだろうか。例え罹患したとしても、インフルとそんなに深刻度は変わらないと思う。マスクを過剰に確保する意味はない。

 過剰なマスク需要や、関係のないトイペ買い占めに嫌気がさす。マスクは予防には何の効果もない。これは以前から言われていたことである。

 しかしなぜかアジアンはマスクが大好物だ。疫病の流行の有無にかかわらず普段から何のためかマスクで顔を隠す。非常に恥ずかしい。

 ヨーロッパではマスクをしていると疫病患者として扱われる。今回のような事態になったからには他人に伝染させないためにもマスクが必要な人はいるだろう。でもそれ以外の人は必要ないのでは。買い占め転売のクズどもを儲けさせてはならない。冷静になりましょう。

 トイペは全くのデマですよ!もしトイペが無くなったら縄でケツ拭けばいい。そして天日干し。乾燥したところで汚物を振るい落とせばいい。それが嫌ならタオルで拭けばいいんだ。どんだけ環境にやさしいの?まあ今のトイレはほとんどシャワー付きでしょ。今の状況では縄を使おうという猛者はいないだろう。電気が止まらないと分かんないかな。

 現代のすこぶる便利な生活は非常にもろいものだということが身に染みるね。砂上の楼閣とはこのことだね。大地震起きても台風来ても人間の便利な生活なんて一気に消えてなくなる。その一端が今回のコロナで露見した。ちゅ~こと!

 今回はねこのこゆきが人間界に苦言を申し述べてみました。ヤな人は読まなくていいよ!退場しろ!!!