ミシュニャンガイド

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南区「誠庵」~今度こそ失敗しないもん!うまいもの食うもん!文句ある?

2021/11/15

 ゆ~とぴあタカラ!を出た後近くの「麵処いづみ」へ行こうかと思ったが、今回は趣向を変えて「そば処」へ行くことにした。

 こゆきがそば屋へ行くことはまずない!そのくらい珍しい現象なので心して拝読するように!

 

 そば屋はどこがいいのか知らないので食べログで調べてみた。すると歩いて行ける「誠庵」という店がヒットした。

 食べログでの評価は3.45となっている。あまり信用出来ないが時間もないのでここへ行くことにした。

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誠庵。。創業何年かは知らない うまいのかも知らない。。だって初めてなんだもん!

 着いたのは13時過ぎだと思う。まず玄関で靴を脱ぐ方式となっていた。脱ぐと床が畳敷きとなっている。

 店内は広くはないが窮屈でもない。カウンター席やテーブル席が幾つか並んでいる。先客は4組ほど。

 そのうちテーブル席2つに分かれたじいさんたちは同じグループのようだ。やかましく何かほざいていた。

 コロナ惨禍中だということを忘れるな!黙食を心掛けたまえ!じゃなきゃ冥途へ行くことになるよ!!じゃなくても冥途は近いんだから。。。と心の中で説教してやった。

 

 ここで気になったのは店内の匂いである。調理臭プンプンである。換気があまり良くいっていないようだ。

 料理屋なんだから調理臭プィ~ンは当たり前!という反論は要らない。。こゆきはマクドの肉を焼いたり、ポテトの揚げる時の臭いも大嫌いなのだ。食べたらおいし~んだけどね。

 しかもさっきせっかくフロって来た後だぞ!どうしてくれるんだい?服や髪にまとわりつく臭いは避けたいものだ。この落とし前は高くつくよ!ベラのムチは痛いよ~!

 でもすでに入ってきてチャッカリ座っちゃったし、お茶も出て来たのでもう後戻りは出来ない。帰る気もないけど。

 

 で女将(かどうか知らねえが)に「まずビール!」と注文した。女将は「アサヒとキリンがあるけどどっち?」と問いかけてくる。当然キリンを注文した。

 アサヒはスーパードライをやめたら「呑んでやってもいいかも主義」なのだ。ドライを捨てたら「たくさん呑むかも主義」で生きている。でも店にアサヒ以外なかったら「呑んじゃうかも主義」でもあ~る。。。

 

 で、すぐ出て来たビールを呑みながら何を喰うか考えた。鮪山かけに心奪われたが大人しく「板わさ750円、天ぷら盛り合わせ小盛1,100円」でいくことにした。

 板わさは値段が高いがそれなりのビジュアルと内容を伴っていた。好きなわさび漬けが添えられている。

 カマボコはしっかり歯応えがあり、香りも一応していた。この前食べた「麺処いづみ」の柔いカマボコよりはマシといったところ。ついでにカマボコと一緒にポテトサラダが出て来た。多分ビールのあてなんだろうか。

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カマボコやろ~とポテサラ

 更に続いて頼んでもいない「そばがきの酢味噌和え」が出て来た。こいつも酒の突出しのようだ。

 そばがきを食べるのは初めてかも知れない。まあうまかったとしておこう。

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通に言わせると「うまい!」のかも知れない でもこゆきは通ではないので、、、

 こうして飲み食いしていたら腹が膨れてきた。そろそろ「そばでも食って日本酒にいくかあ」とボンヤリ考えていると忘れていた「天ぷらの盛り合わせ」が出て来た。

 

 かなり時間が経っているしすっかり頼んだことを忘れ去っていたのだ。しかも頼んでいないものが次々出てくるので混乱してしまった。

 この天ぷらがいけなかった。どういけなかったのかというと先ず量が大杉君だった。。小杉君で頼んだはずだが一般の店の通常盛り合わせほどの量だった。腹が減っている時ならありがたいところだが今回は反対だった。

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出て来た瞬間「なに?だれの??」って感じだった!しかもえび天2つ!!

 次に付いてきた天つゆからモウモウと湯気が上がり、さっきまで沸騰してましたねん!激アツ!でっせ、という風貌をしていた。

 天つゆで沸騰ものを出してくるところはかつて行ったことがない。ヘタに手を出せば痛い目を見ることは請け合いである。

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分かりづらいが湯気モウモウである グツグツ一歩手前といってもいい

 そして肝心の天ぷらは衣にカラッと感が皆無だった。サクッと感も期待出来そうもなかった。

 なんというか衣が重い。。衣が透き通ってない。冬着をした天ぷらとでも言ったらいいのか。。。軽やかさがなかった。。

 厚着をした天ぷらを熱々の天つゆでいただく。アツアツコラボレーションであった。。。

 

 でも折角天ぷら食べるんだからとこのタイミングで「かけそば700円、〆張鶴??円」を追加注文した。

 女将は「熱燗にする?」と問うてきた。〆張鶴のような銘酒を熱燗にするとは聞いたことがない。ブンブン首を振ってヒヤで頼んだ。

 〆張鶴なんて多分この店ではほとんど注文が入らないであろう。気の抜けたクースーが出てこないことを願った。

 で、出て来たものは少し古そうだったがうまかった。やはり〆ちゃんはうまい!こゆきのお気に入りである。

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こゆきちゃんの新潟日本酒第一位!越乃寒梅とか八海山は既に死んでいる!

 〆を天ぷらと楽しんでいると「茶どうふ」なるものが勝手に出て来た。抹茶を使った豆腐のようだ。ツルンと口にひとのみした。口の中に清涼感が拡がりさっぱりしてておいし~!

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次々出てくる小鉢たち これがこの店の人気の秘密なのかも どれもうまいよ~!

 最後にかけそばがやって来た。かなり期待していたが残念だった。

 こゆきはそばはほとんど食べない。だからそば好きな人なら「うめ~」となるのかも知れない。

 食べログでそこそこの点を取っているのだからうまいそばなのかも知れない。でもこゆきの口には合わなかった。汁もどこかしら苦みがあり出汁感少なめだった。

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そばの味も分からないのでは調査員失格!今後はそばを攻めていくと誓うこゆき!

 そしてそばを食べ終わろうとしているその時突然現れたのがフルーツだった。

 当然これも注文外である。この店サービス良すぎ!この辺が人気店になる秘訣なのかも知れない。

 フルーツはリンゴにクリームみたいなものが掛かっており、細やかな仕事が施されていておいしかった!アマもカラも両刀遣いのこゆきにはうれしかった。

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これだけいろいろ出てくると満足感はいっぱいでちゅ!

 今回この店は客が半分くらいしかおらず、ゆ~ったり料理と酒を楽しむことが出来た。天ぷらのことはさておいて、いづれじっくり他のものを味わってみたいものである。

 

 総額3,850円を支払い店を出た。値段なりにいろんなものを楽しむことが出来た。大満足であ~る!

 ただ店内の臭いだけは要対策!せっかくフロったのに家へ帰ってからフロへ入ろうか悩んだことは云うまでもない。

 これにて今日一日の行動はすべて終了となった。では、よい日をお過ごし下さい!

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