ミシュニャンガイド

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ミシュニャンガイド 名古屋市昭和区「さくとん」 カウンター席のみの態度のわりぃーとんかつ屋

2020/2/11

 以前このブログに登場した会社の男前と久しぶりに話をしました。すると男前は「瑞穂区にうまそうなとんかつ屋がある」とおっしゃるんです。

 ネットで調べてみると確かに上から見ても下から覗いても旨そうな店でした。そこで男前を誘って出撃して来ました。

 メスから男前を誘うなんてはしたないですが、許して下さい。下心はないんですから。

 

 男前と二人きりで車で店へと向かった。18時45分店に到着した。ところが店は照明が点いていない。嫌な予感がよぎったが車を降りて入口へ駆け寄った。店頭には無慈悲にも「本日定休日」の貼り紙が貼られていた。

 ネットでは水曜休となっているのに火曜日の今日も休みだそうだ。二人して一気に脱力してしまった。

 どうするか?ってことで近くの「さくとん」という比較的よさげな店を目指すことにした。男前のお薦めだ。店は昭和区桜山にある。ここから車で5分くらい。

 駐車場は無さそうだったので近くのパチ屋に停めた。店へダッシュだ。狭い店内はほぼ満席。店外にも待ち人あり。お持ち帰りありのようだ。そのために店外に立っているようだ。

 カウンター席約7席。間隔も狭い。狭い席へ体を割り込ませた。店員は大将とバイトのみ。客が入って来ても挨拶無し!注文を入れようと声を掛けても無視が常套手段のようだ。

 この時点で男前の推薦でなければ店を出ていただろう。去り際に屁をかまして出ていただろう。そのくらいの雰囲気であった。

 こゆきは「みぞれかつ定食690円」、男前は「ひれかつ定食790円」を頼みそれぞれ鶏カラ300円を追加した。鶏カラは2個で100円、4個で200円である。安い!

 20分ほどでやっとトンカツ登場。

鶏カラはカラッとしてショウガ味が効いててうまい。トンカツも肉厚で量はタップリ、キャベツもタップリ、カラシを付けて食べると良いブタの香りがした。衣はシッカリ油を切っており、さっくりとしていた。肉質も適度な噛み応えがあり人気があるのもうなずける。

 ただ大根おろしのポン酢はとても酸っぱかった。むせるほどである。腹が一杯になる前に片付けないと食べ切れないと思い無言でむしゃぶりついた。食事時間約10分。少々疲れたという感想しかない。

 支払いをする時レシートを頼むと大将は切れたようにバイトにレジを任せて他の作業に取り掛かった。そんなにレシート出すのが手間か?男前の手前慇懃に店を出たが、内心はボルケーノ状態であった。ボルケーノ、噴火寸前ですよ!辞書によると「一触即発」のことらしい。まあ2度と来ることはないでしょ!こゆきはうまくても態度のわりぃー店で食べたいとは思わない。卑屈になってまでご馳走にありつこうとは思わねえ!!!総支払額は1,780円。安く済んだ。

 その後男前とは次回本日の第一目的だった店へ再訪することを約束し別れた。後は御披露出来ないほどのスピードで家に帰った。

 明日は朝から行く!呑んだくれてやる!今日の悔しさを晴らす!!!