2022/1/18
前回訪問時に初めてこの店でヒレカツを食べた。これが意外にもうまくズ~~~っと頭から離れなかった。とてもラードの香り高く肉も食欲をそそるオーラを発していた。
そこで今回あの時の感動は本物だったのか確かめに来てみたというわけだ。
12時過ぎ店に着いた。とても人気店なので座れるかどうか心配したが無用だった。客入りは半分ほど。
ほとんどの客は呑んだくれていた。この店にはランチメニューというものが存在しないので、結局昼呑み客の受け皿となっているようだ。ファミリーは皆無だった。とても都合がいい。
居酒屋はっけん!
席に座り繰り出した注文は「ヒレかつ920円、牛ホルモン570円、ミノ730円、ビンビール大610円」となった。
ここのビールの銘柄はサッポロの赤星がある。キリンラガーもあるが当然赤星でオーダーした。
すぐ赤ちゃんが来たのでグビリと呑み始めた。廻りもドランカーばかりなので気が楽だった。
隣の中年カップルは酎ハイなんぞ吞みながら大声で喋っていた。そのカップルの頭の禿げたおっさんは何度も汚い声で下品な笑いを連発していた。
おっさん、メシが不味くなるからあんまり大きな声出すんじゃねえ!!
こゆきの赤ちゃん ベイビ~って呼んで!
ビールに続いてすぐ牛ホルとミノがやって来た。店のおばさんがチャチャッと焼いてくれた。これらをつまみながらビールをグビッてやった。
相変わらず焼肉のたれはアッサリしていてとてもうまい!どんどん食べ進んでいった。
なんつ~か、肉の新鮮味とタレのうまさが人気の秘密だね
少しするとヒレかつを店の最長老が持って来てくれた。揚げ物関係はこの長老の受け持ちらしい。
この長老、とてもいいオーラが出ていた。品もいいし腰は曲がりかけているが動作に無駄がない。きっと揚げ物の達人であるに違いない!
こゆきは長老に粗相のないよう恭しくヒレかつを受け取った。受け取ったら瞬間でヒレかつにパクついた。なんせ今回はこれが目的だから。
今回のヒレは前回ほどラードを感じなかった。肉はヒレだけあって柔らかい。コロモはカラッとしている。とてもうまい!
でも前回ほど肉にオーラがなかった。前回のことは幻だったのだろうか。でもうまいのには変わりないのでソースにドップリ漬けたり、カラシをまぶしたりして楽しんだ。
たぶんそこらのとんかつ屋よりレベルは上
いい肉つかってやがるなあ!でも前回の方が良かったかも
ソースドップリいってみた
全部食べ切る前にビールが無くなったので赤ちゃん追加で産んでもらった。赤ちゃんチューチューしつつ残りのものを食べ切った。
腹はほぼ9.5分目ほど出来上がっていた。腹八分目とはならなかった。ポンポンである。
食べ終わったら席でお会計である。今回の総額は3,440円。満足したとしか感想が出てこない。
しかしこの店は夜は待ちが出るほど活況だが、昼はとても狙い目であることが改めて確認出来た。次は近いうちになると思う。
r.gnavi.co.jp