2022/11/4
今日は朝からブイブイ騒いでいた。なにをブヒっていたかというとこれから評判のとんかつ屋に調査に入るからだ。だから心のブタが騒ぎ出すのだ。かなりの期待感を持っている。そのくらいネットでは評判がいい。
11時25分店の駐車場に入った。開店は11時半となっている。時計が11時30分を指したと同時に車を降り店の扉に手を掛けた。
ブヒーブヒーと言いつつ店内へ
11月から値上げだじょ~~~
入店すると「いらっしゃい!」の掛け声がない。店のおばばは業者との話で忙しいらしい。
こゆきが「どこでもいいの?」と聞くと「カウンターにしてくれ」とめんどくさそうにいう。その通りにした。
気持ちを切り替えて注文を考えた。グーグルマップのメニュー写真では「黒豚ジャンボロースかつ定食」というヨダレダラダラものを見たが、実際の店の壁のメニューにはどこにもなかった。この店では小冊子のメニューはない。すべて壁に書いて貼ってあるのみ。
店に来る前にはほぼ黒豚で心は決まっていたがないなら仕方ない。ヒレカツでいってみっか。と思った瞬間目に「カキフライ定食」の文字が飛び込んできた。
カキフライ第一主義のこゆきちゃんはグラついた。一瞬「カキ・・・」と言いかけたがグッとこらえて「ランチの豚ヒレカツ定食のみそ汁をとん汁に変更1,265円」とオーダーした。トンカツ&とん汁のブヒブヒ三昧にしてみた。ブタが聞いたら怒っちゃう!
この店11月から値上げしたそうだ。壁にそう掲示してある。ネット情報から得た以前の値段に比べると一気に200円くらいアップしている。おばばはそのことをしきりに気にしていたが、あまり気にしなくていいのでは。
オーダー後大人しくカウンターで料理を待っていると次から次へと来客がやって来た。これじゃあゆっくりサケることも出来ないだろうねえ。そんなことしたらおばばにおん出されそう。
ちなみにこの店のオシボリは小さな紙オシボリ。とんかつというアブラギッシュなものを食べる時は布のしっかりしたオシボリが欲しいものだ。このことは後で汗まみれになりつくづく実感した。
15分ほど待たされただろうか。その間想像していた店内の油のギト付く臭いの襲撃は少なかった。この点は評価高し。服や髪に油の臭いが付くとたまらない。
登場した定食はネットの写真通りだった。ヒレカツがすでに真っ二つに切り裂かれており、肉の内部がこんにちわしている。
この切り方はどうなのだろうか?せっかくの熱々のカツがすぐ冷めてしまうのでは?肉汁が流れてしまうのでは??といろんな疑問符が付く。
カツの他にキャベツの千切り、小盛のポテサラ、きゅうり、からしといったプレート内容。定食にはごはん(中盛くらいかな、こゆきには大目)、とん汁(+165円でみそ汁から変更)、きゅうりのQ太郎が付いてくる。
まずとん汁からずずーッと啜ってみた。味付けはマイルド。出汁も効いているし具もいっぱい。里芋が入っていたことはポイント高し。でもかつやのとん汁と比べてどうや?って聞かれると返答に困るってレベル。でもブタいっぱいだった。ブヒりたい奴は食べるがいい!
次に肝心のカツをバグッといってみた。肉は当然柔らかい。ヒレ特有のブタ臭もいい。でもやっぱり冷めてしまっているようだ。
こいつあ~早いとこ食べないとヤバいことになりそうだ。なんせカツの量が多い。熱が逃げないうちに始末しないとと焦った。。
カツは合計6枚。薄く切られているがコロモも含めると厚さ約1センチ。十分厚い。しかも1枚の面積はハガキを少し小さくしたくらい。全体量はこゆきの想像をはるかに超えていた。
目もうつろにカツを口に押し込み、汁を吸い、キャベツをシャリった。。。汗が流れ放題だった。こうなるともう快楽が苦痛へ変わっていく。
何とかごはんとカツと汁は片付けて、キャベツを少し残し席を立った。ポテサラには手が出なかったことは言うまでもない。
こんなに大きいなんて、、、
ここはパセリか???
おばばに笑われないよう平静を装いつつ「またすぐ来るぜ!」って顔をしてお会計を済ました。
この店はドカ食いヤロ~の聖地だったのかも知れない。事前調査が甘かったと反省しております。日ごろからブイブイブヒーってメシを求めている奴にはサイコ~の店だ。
最後に書いておくが、量さえ間違えなければ味は悪くない。肉もいいものを使っていると思う。メニューには黒豚、カキ、牛カツ等ヨダレジュルジュル物がたくさん揃っている。おばばの接客と品目に細心の注意を払えばうまくて腹一杯になること請け合い!
こゆきは今度はカキフライでいくつもり!(ひえ~また行くつもりかえ!!)
駐車場は店前に6台くらいだが1台の駐車幅はとても狭いので高級車でお越しの際は注意ちてね!
r.gnavi.co.jp