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東海市「どんどん庵」~ドンドンと進化を続けるどんどん庵!

2023/5/8

 遠~い昔行ったきりの店「どんどん庵」。あまりイイ印象はなかった。ほぼセルフ方式で自分で麺を温めるタイプ。とても安いが味はそれなりだった。だから足が遠のいていた。

 でも久しぶりにネットでどんどんのサイトをのぞいてみると、かなり魅力的なメニューが導入されたようで食欲をかき立てる。しかも店舗によっては10時開店となっている。こいつぁ~行ってみっぺ!ということになったのであった。

 

 今回選んだ店は富木島店である。この店は例の10時開店の店なので選択してみた。10時きっかりに店の門を叩いた。

看板にとんかつかつたにと併記 最近のどんどんの戦略らしい

 店内に入ると広い空間が拡がっていた。テーブル席たくさんとカウンター席いっぱいで居心地は良さそうだった。今まで行ったことのあるどんどんは店内狭く、雑然としている印象だったが富木島店は一味違うようだ。

 注文カウンターへ行きおねえさんに「牛肉うどんダブル980円、麺をうどんからきしめん変更20円」をお願いした。これで千円とは値段も以前のどんどんとは違うと肌で感じた。値段なりの味なら問題ないが果たして・・・

 

 注文カウンターには本来ならおにぎりや揚げ物なんかがにぎやかに並んでいるのであろうが、今回は開店直後だったのでほぼ壊滅状態だった。口頭で頼めば作ってくれるそうなので「高菜おにぎり150円」を追加した。

 やはりおにぎりと言えば高菜である。そして高菜おにぎりと言えば「横井製麺所」となる。その横井と同じようなにぎりが出てくることを願ってオーダーしてみた。

 

 ついでにわずかにカウンターに並んでいた揚げ物の中から「アジフライ180円、うずらフライ150円」と皿に乗せた。合計1,480円という豪華版である。どんどんでこんなに金を払うのは初めての経験である。

 

 カウンター席に座りうどんの出来上がるのを待った。ちなみにかけうどん等貧民の食べ物は自分で麺を温めて汁を掛けるタイプ。でも今回こゆきの頼んだ富豪御用達の牛肉うどんは店員が調理してくれるタイプのようだ。5分くらい待った。

 呼ばれたのでうどんを受取りに再度おねえさんの居るカウンターへ行った。おにぎりも一緒に用意されていると思っていたがうどんだけだった。おにぎりは更に5分ほど待たねばならなかった。

 受取ったうどんにタップリねぎをのせ自分の席に戻ってきた。おにぎりもようやく揃ったので早速豪華版どんどん朝食の始まりである。

 

 まずはうどん。ダブルで頼んだので肉たっぷり。肉は牛丼の様な味付けだった。少し前に食べた松屋の肉うどんと非常に似ていた。牛丼のような肉をうどんに乗せたんだからまずいわけがない。最初の一口目は口中に美味しさがパッと拡がった。肉質はやや硬め。バラ肉だが赤身と脂身の境目がはっきりしていた。牛丼の肉ほどドロッとはしていない。

 汁は先にも書いたが牛丼そのまま。麺はきしめんに変更したがあまり上質ではなかった。この辺は以前のどんどんのままのようだった。なんちゅうかスーパーで買った茹で麺のよう。。。まあ味付けはいいし肉喰いたかったから十分満足しました。

 ただ思っていた以上に量は多く、もうこのうどんだけで十分と言う状態になってしまった。でも揚げ物もあるし~おにぎりも笑ってるし~どうしよ??

千円!!の牛肉タップリきしめん

 うどんすすりつつアジフライをサクってみた。揚げた直後ではないが開店同時に来たのでほぼ揚げたてに近かった。アジは肉厚でコロモもサクっているしうまかった。でもこいつも意外に大きかった。

 うずらフライはそのまんま。うずらフライがまずいわけがない。大体うずらフライ嫌いな奴っているの?こゆきは大好物です。だから今回も思わず皿に入れてしまった。でもウズり始めた時はすでに腹はかなり苦しかった。

いわしフライならも~っと好きです!

 最後におにぎりに取り掛かった。横井の高菜にぎりを想像していたが全然似ていなかった。横井のはにぎりを高菜で巻くタイプ。どんどんはごはんに高菜を混ぜ込んでのりで巻いたもの。どっちがうまいかはわかるよね?腹が苦しかったが無理やり口に押し込んでゴックンしてきた。

ちょっと残念賞

 全部食ったらサッサと席を立ち食器を返却口に返して退散した。総論として意外にもどんどんはドンドン進化していると感じた。味も良くなっているしメニューも増えた。それにカツ丼が人気を集めているようなので次回はカツ丼喰ってみようという意欲が湧いてきている。

r.gnavi.co.jp