毎年この時期になるとラッキョが出回る。
この新鮮なラッキョを塩で漬けて楽しむ、
食材の旬を味わえる喜びの瞬間である。
甘酢漬けは年中味わえるが、
食感といい、甘ったるさといい、
なぜこれが人々に好まれているのか疑問に感じる。
塩漬けの作り方は簡単で、
1.土付きラッキョを手に入れる。
2.ラッキョの頭と尻尾を切る。
3.皮を厚めに剥がす。
4.漬物用容器に入れ、塩を大さじ4杯くらい掛ける。
5.半日ほど漬けたら出来上がり。
留意点
1.漬け過ぎると水が出てきて、甘酢漬けと同じ食感になってしまうので、
早めに食べること。
2.好みで鷹の爪も一緒に漬け込むと風味が良くなる。
辛党にはたまらない。
3.塩はケチらず上等のものを使うこと。
しょっぱすぎる場合は直前にサッと水で塩を流して食べること。
私の場合1回あたり30粒を目安に漬けている。
水が出てくる前に食べきれる量である。
以前客人にこれを振舞ったら、
「塩辛い~!」とか「体に悪い~!」とかさんざん文句を吐いていた。
テメーらには2度と食わせん!
味のわからんもんは甘酢ラッキョでも食っとけ!
と心で叫んだ。
もともと塩漬けは東海林さだお著の「あれも食いたい これも食いたい」
で読んで始めたことだ。
それ以来旬になると密かに楽しんでいる。
でもほんとはもっと沢山の人に美味しさを知ってほしいのが、
こゆきの本音である。
ほんとはさびしいのである。
現時点でまだラッキョは出回ってないので、
手に入れたら写真を付けてみようかな、、
楽しみにしてくれている人たちのために・・・
どこにそんなやついるの???