2020/12/26
現在ラーメンと言えば豚骨ばかりである。とんこつが業界を席巻していると言っても過言ではない。消費者が求めているのだから仕方ないのだろうけどどうも寂しい。
もっと醤油や味噌や塩のノーマルラーメンにがんばってほしいなあ。そんな思いを抱くこゆきだが実は牛骨ラーメンを愛しているのです。
今まで隠してきたが牛骨には目がない。でも愛知には牛骨の店は極端に少ない。だから今までミシュニャンに登場することはなかった。
以前は新瑞橋に「牛次郎」という名店があったが、いつの間にか営業をやめてしまったようだ。ネットで探せば他にもあるが、遠くまで足を延ばす気にはなれない。
こうしたあきらめムードの中数日前用事があって大府市の市街を車で流していると「牛骨ラーメン」の文字が!
ここは確か以前はリンガーハットがあったところ。今まで散々リンガーのエビは臭いと書いてきたが元凶はここの店だったのだ。
数年前にこの店で海鮮ちゃんぽんを食べてリンガー嫌いになったいわく付きの店なのだ。
そのリンガーが無くなり牛骨ラーメンの店になったようだ。これはいつか行ってみねばなるまい、と密かに心に誓うこゆきであった。
で、今日行ってきた。店の名を「まこと屋」という。全く聞いたことがない。まこと屋と言えば味噌煮込みうどんのまこと屋しか知らん!
ネットで調べてみると大阪発祥で関西地方を中心にチェーン展開しているようだ。愛知にはこの大府の店しかない。愛知初上陸である。
14時半頃店に着いた。この時間でも結構車が停まっている。
期待に胸高鳴る
店の中に入ると9割位席が埋まっていた。こゆきはカウンターの一番端へ案内された。
カウンターは非常に間隔が狭く手狭なパチンコ屋といった感じだった。あまりコロナ対策をしているようには思えなかった。席の間引きもない。
店員は威勢よくチョ~でかい声で「いらっしゃいませ~!ありがとございました~!」と接客7大用語を斉唱していた。コロナがうつるから止めた方がいいのでは、、、
初めての店なのでメニューをじっくり眺めた。すると!生ビール390円という文字が目に飛び込んできた。安い!
今日は呑むつもりはなかったんだけどなあ。しかたないなあ。。注文取りのおねえさんに「青ねぎ牛じゃんラーメン810円、生ビール390円(税抜き)」をソッコーでオーダーしていた。
まずビール着。小さい。。。やはり値段なりか、、とにかく喉が渇いていたので流し込んだ。うめ~!
小ぶりなジョッキ!350ml缶くらい
10分くらいでラーメンもやって来た。青ねぎで頼んだのにねぎが少ない。
なんかねぎ少ない!
やっぱねぎがねえ!
店員に「本当に青ねぎなの?」と聞いたら違っていたらしく、追加で別皿にたんまりねぎを持ってきた。サービスだそうだ。多すぎだっちゅうの!
残すのは嫌なので全部どんぶりにぶちまけた。更にそこへ高菜と紅しょうが、生にんにくを投入して汁をチュるった。うーんマイルド。
臭みが全くない。ここまでないと少し物足りなかったが悪くはない。あまり出汁は感じられなかった。シンプルに牛骨からのみ出汁を取っている感じ。
麺は豚骨と同じような細麺だった。急き立てられるような旨味は感じなかったがいつまでも食べていられそうなラーメンだった。
追加でチャーハンでも、とつい考えてしまうほどマイルド感にあふれていた。汁はねぎだくの関係上全て飲み干した。後に余韻の残る印象はなかった。
でもこの店11~24時までの通し営業。これは通いリスト入りだね。
メニューは他には餃子と唐揚げ程度。酒の肴がもう少しあるといいのになあ。支払いは1,320円(税込)。半額券をくれたので近いうちにまた来ることになるだろう。その時は他のものも食べてみたい。
リンク先なし。まだ新しいからね。