ミシュニャンガイド

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中村区「宮鍵」~かしわとウナギの店

2021/11/9

 本日流れ流れて本来予定になかった錦近辺にある「宮鍵」という店へ行ってきました。その顛末を時系列風にまとめてみたので興味のある方はどうじょ~!

 

 8時に家をシュッポした。攻撃対象は名古屋でも指折りのうなぎの人気店である。

 開店時間は11時半だがそれに合わせて行ったのでは遅い。その前に整理券なるものを手に入れなければならない。

 整理券は9時半より配布される。だから眠い目をこすりながら電車に飛び乗った。店は名古屋駅から歩いて10分ほどのところにある。

 

 名古屋駅に着いてみると8時40分位だった。随分早く到着してしまった。せっかく早く家を出たのが裏目に出てしまった。雨がザンザンぶりだった。

 ウロウロしつつもうなぎ屋の近くのカフェに入った。名前は忘れた。あまりうまくない紅茶を飲んで時が来るのを待った。そして9時半になったところでカフェを出た。

 

 うなぎ屋へ着いてみるとシャッターが降りたままだった。何か小さな貼り紙がしてある。駆け寄ってそれを眺めると「本日臨時休業」の文字が、、、やられちゃった。。。

 靴の中はずぶ濡れだし、どうしたものかと途方に暮れた。そこで一旦近くの「尾毛多セコ代」へ避難し後策を練ろうと考えた。七輪でとんちゃんでも焼いて心静かに次なる目標を決めようと思い立ったわけだ。

 で、尾毛多へ着いてみるとまたシャッターが降りている。24時間営業のはずなのになんで???もう今日はシャッター日和である。

 仕方ないので更にウロツキ、「磯丸水産」へ入った。ここも24時間営業である。あまり好きではないが緊急時にはありがたい。

 

 磯丸では主に貝類を食べた。北寄貝とか白蛤、冷奴、タコの唐揚げ等である。ビールは3杯呑んだ。

 女の店員は何故か浴衣を着ていた。男の店員にはあまりやる気が感じられなかった。早く次なる目標を決めなければという焦りだけが先立った。

 そして攻撃目標を当初のうなぎ屋の直ぐ近くにある「宮鍵」に決めた。ここは鶏料理とうなぎが有名らしい。こうなったら鶏鍋でもいいと思っていた。

 決めた以上ここに居る必要はないのでスクッと席を立ちお会計をした。2,570円である。結構使っちゃったね。

 

 で、で、11時半に宮鍵へ到着した。11時半開店である。当然1番客である。

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創業明治32年!歴史を感じるねえ!

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きっと明治の文豪夏目さんなんかが、、あ、夏目さんって漱ちゃんのことね

店のオバはんは随分と愛想が良かった。注文は「酒560円、ビール中瓶660円、うなぎ丼小2,240円、うまき720円、砂肝1,030円」となった。

 まずはうまきでビールを呑んだ。うまきは淡泊な味わいで酒の肴には役不足だった。次に砂肝はこれまた薄塩で歯ごたえも柔らかく、噛みしめてもじゅんじゅんと湧き出る旨味というものがなかった。

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すんまへん喰いさしで。。

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ちょっとヤワ目で、ちょっと旨味が足りなかった

 酒は不味くはないがほんの少し嫌な雑味のある酒だった。おかわりはやめておいた。銘柄酒は瓶で注文しなければならないので我慢しておいた。

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いい仕事してますねぇ~

 そして肝心のうな丼だが、まあその~なんちゅうか~うな丼だった。。。わざわざ店へ来て食べなくても家でも出来るといったら語弊があるが、そんな感じ。。。当初目指していた店の幻影が脳裏に浮かぶ。

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うな丼3切れ=うな丼小らしい 吸い物は肝なし!

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特上丼喰うはずがこんな形になる日だってあるさ!

 そんな感じで失敗続きの本日の行事だったが、やっぱ外で呑むのはたのしいね~!こんだけでも満足でっす!この後ラーメンなんか食べちゃおっかな。

 店はとても歴史があり、雰囲気もいいです。鶏料理は今回砂肝のみだったが、鶏鍋なんかいいカモ!

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