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日進市「なつき」~最近できたばかりだという豚骨ラーメンのお店

2022/12/7

 本日は日進市へ旅に出た。旅の途中にあるレストラン情報をかき集めた結果、日進駅のすぐそばの9月に開店したというラーメン店が調査対象として浮上した。店名を「なつき」という。豚骨ラーメン屋である。一応書いておくと台湾まぜそばや醤油ラーメンもあるらしい。

 豚骨ラーメン屋なのに可愛い名前してるねえ。もっと「ぶたいち」とか「とんきち」の方がらしい様な気がするが、そんなこたあ余計な世話だ!

 店はビルの1階にある。1階といっても入口は半地下にあり店の床も地面より低い。一見はんならちょっと戸惑うカモ。

 13時半近くにこゆきはフラ~りと野良ねこのように店に侵入した。お昼は14時まで営業しているみたい。店内はカウンター席のみで10人くらい入れそう。本日の先客は二人のみ。予想外に少なかった。

 こゆきは隅っこの席に腰掛けじっとしていた。店員は二人。客二人に店員二人だったがなんだか忙しそうだった。

 中々注文を取りに来ないのでこゆきの方から「あんの~」と声を掛けた。すると大将らしき人物が「ちょっと待ってくださいね~」と応えてくれたので待っていた。

 少しして大将が注文を聞きに来てくれたので「元味豚骨ラーメン820円をBセット200円でお願いしまちゅ。それからセットの半チャーハンをニンニクチャーハンに変えてほしい」と頼んだ。大将は「時間掛かるけど」と言いつつ引き受けてくれた。

 ニンニクチャーハンある店ならニンニク喰わないと気が済まない可哀想なこゆきちゃんであった。

 

 それからおよそ5分でニンニクチャーハンが出てきた。時間が掛かると言っていた割には早杉君。チャーハンからはニンニクの香りがプンプンしてくる。これはうまそう。

 レンゲですくって口に入れるとやっぱりニンニク臭くてうめ~!味付けは少々濃い目。パラッと感は標準的。半チャーハンにしては量は多め。これに柴漬けが付いてくる。

 カウンターには様々な味変グッズが並べられている。特にうれしいのが紅ショウガと辛子高菜があったこと。早速紅ショウガをチャーハンに乗せて楽しんだ。チャーハンには紅ショウガって昔からの鉄の決まりじゃ!!

チャーハンと柴ちゃん でも紅ショウガがあるから柴ちゃん要らないカモ

この後紅ショウガまみれにされる可愛そうなニンチャー

 チャーハンが出てきてすぐ続いて元味豚骨ラーメンが登場。これまた早杉君!一体時間が掛かるってえのはなんだったんでえ。

 ラーメンにすぐ紅ショウガと高菜を投入しようと思ったがそれでは店に失礼というものまずは汁をジュルった。一応味わったふうをして次に紅ショウガと高菜を大量投入した。これでも遠慮したほうでぇ!豚骨ラーメンには紅ショウガと高菜っていにしえよりの掟じゃ!!

 このラーメン真面目に誠実に作った感じである。出汁は魚介香っていたし豚骨も十分旨味を発揮していた。焼豚は中ぶりの厚目が2枚。セオリー通りネギとキクラゲも入っているし麺量も多い。この値段でこの内容なら皆納得することだろう。

 麺は豚骨にしてはやや太く感じた。頼んだわけでもないのに固めにしてくれたのだろうか。少し麵が粉っぽかった。汁の味付けは濃い目。好みにも寄るがこゆきには少し塩がきつかった。

紅ショウガと高菜の大挙襲来を恐れて慄く豚骨ラーメン

 食べた後の感想として和風豚骨ラーメンという言葉が浮かんでくる。豚骨ミルキーな路線ではなくあくまで独自の味追及の果て辿り着いた味かと。

 食べた人によって感じ方や好みが違うのは当たり前なので、これが本格的本場の豚骨ラーメンだと思う人がいるだろう。それはそれで尊重したい。

 いづれにしても十分うまいし、夜遅くまでやっているので地元民には大切な存在になるじゃろう。てか金土の夜の営業は17~翌7時となっている!これなら朝ラ~も夢じゃないじゃん!!こゆき今度朝行っちゃおうかな~!

 

やっぱリンク先はねえ!日進駅のすんぐそばだがらぁ、探してケロ