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瀬戸市「みづの」~瀬戸っていいですね!そんな瀬戸市の麺物語

2023/4/23

 瀬戸は言うまでもなく瀬戸物の本場である。ちょいと昔ならきっと町中ブイブイ言わしていたんだろう。でも最近は斜陽感がパない!でもそんな瀬戸が好きなこゆきさん。本日はその瀬戸の老舗うどん屋でチュルチュル~ッとしてきた。

 

 11時10分頃店にとうちゃっ君。店の前の道はとても狭くてしかも上り坂。すれ違うのも恐ろしいくらいの狭さだ。車の運転が苦手な奴は「あちゃ~!」となるだろう。こゆきは気にせず車を前に進めた。その狭い道を上っていくと店はすぐにあるからケッパレ!駐車場は店の前に4台分くらいある。「うどんみづの」と掲示されているのですぐわかると思う。駐車場を不安に思っている皆さんはどうぞご安心を。

こうゆう店が好き!こうゆうのがどんどん無くなるのはかなしい!!

 人気店だというので開店時間を10分すぎたこの時間では人一杯を警戒していた。でも店に入るとこゆきが一番客だった。なんかうれぴ~。のりピ~か??

 店内はコの字型のカウンターが中央にあり、店に入って右側がテーブル席となっている。テーブルは4つ。こゆきは最初遠慮してカウンターへ座ろうかと思ったが、こんだけ空いてんやさけぇーテーブルにドスらせてもらうことにした。おばちゃんも快く了解してくれた。

 店員は3人ほど。麺職人らしいじいさん一人とおばさん二人。じいさん一人の店と聞いていたので意外にも複数の店員が居るので安心した。

 

 まず茶が出てきたのでおばちゃんに「今日は芋はありますか?」と聞いてみた。なんでもこの店ではとろろを乗せたうどんが有名だとか。なんでも芋の季節限定なんだとか。でもおばちゃんはキッパリ「ありません」と返してきた。ないなら仕方ないので「ではカツ丼セット1,100円で」と頼んだ。これで完璧である。

 こゆきが料理を待っている間アレヨアレヨという間に来客あり。あっという間に店内ほぼ満席になってしまった。後から来た客は常連らしくみんな「天丼」を頼んでいた。その状況を眺めこゆきはカツ丼を頼んでしまった己の未熟さを悟った。この店の一押しは天丼!!となっているようだ。でももう遅い!

 

 20分くらいでセットが登場。まあいかんて、うまそうすぎるがね、うどんは醤油強そうな黒い汁。カツ丼はびっしりごはんの上にカツがとじられている。うまさのオーラが出ていた。

これは国宝にしてもいいカモ!ってくらいビジュ

 まんずうどんの麺をジルった。いい味してケツかる。見た目通り醤油がらいが程よい感じ。出汁はもう少し欲しいところだが他の店と比べれば「いい出汁してます!」って感じ。名古屋駅ホームのきしめんの汁を10とするなら13くらいはいってると思う。これは残せない汁だね。

 麺は非常に柔い。でも柔いけど最後の歯応えがシコッとしてる良質の麺。これも後を引く麺だった。麺長は非常に長い。ズルっているといつまでたっても終わりがない。歯で嚙みちぎりたいのを我慢するのが苦しかったほどだ。でもうまかったぞえ。

うまし汁とうまし麺 後はネギとかつお節だけで十分!うどんの原点であ~る!!

 そしてドンカツはパクってみると最初は甘すぎ~って感じだったが食べ進んでいくといい感じになってきた。ここのカツ丼はご飯の上に卵にとじられたカツのみ。他のものは一切入ってない。ネギとか玉ネギとか水菜なんて一切入ってない。でもシンプルで煩わしくないのでこれはこれでいいのカモ。最後のごはん粒一つまでペロった。

甘くてクドいけどうまい奴!カツ量みっしり!

 セットには漬物が付いてくる。たくあんと昆布の佃煮だ。このたくあんは自家製とみた。塩辛かったがお手製感満点だった。これは点数孝志!

この色合いからスーパー物を想像していたが自家製の様だった 褒めすぎカモ

 うどんチュルって、かつパクって、たくあんポリったらもうなんにも不満なかった。うまかったです。また来ます!今度は天丼喰います!!と宣言したいくらいだった。

 こゆきがテーブル席に座ったばかりに待ち客が出ると悪いのでソッコ~で麺と飯をブッコみ店を後にした。駐車場は満車だった。

 

リンク先なし。まあ瀬戸市うどん屋で検索すればいくらでも出てくるかと。。。